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…ああ、怖いよ。
頭で分かってても、その罪を背負っていかなきゃならないと分かっていても。
実際それはやらなきゃならないんだ。
でも怖いものは怖い!
既にその責を背負ってるから、尚更怖いんだ!
全て受け止められるほど、僕は強くない…!
[ずきりと頭が痛む。両手で頭を押さえて、その痛みを押さえ込む。過去の記憶が頭の中で展開された]
─────っ!!
パトラッシューーーーーーー!!!
[響いた音にハッと顔を上げ、頭の痛みも忘れて。
叫んだ]
ああああああああああああああああっ!!!
嫌だ!! パトラッシュ!!!
[聞こえたのは音だけ。撃たれたのか、無事なのか。それすら分からず。居ても立っても居られず、その場から自警団が居る場所へと駆けてその人ごみを掻き分けようと]
…なんか不思議な人。
居たといわれれば、あーって思うのに…いつのまにか思考から消えてる。
なんっつーか…まるで、隠れてるとか潜んでるとか…そんな風に思っちまう。
…気のせい、だよな?
[その弾を撃った自警団員は、まだ年若い男で。
自分が弾を撃ったのが信じられないというように呆けていた。
「馬鹿野郎、他に当たったらどうするっ!」
叱責する他の団員の声が、洞穴に響く。]
[そんなどうでもよい音ばかりが耳に入って。
肝心の、大切な人の声が聞き取れない。
耳鳴りが煩い。]
うん……あんまり、馴染みがないから、かなあ。
話した感じは、いいひと、なんだけど……。
隠れてる、かぁ。
今は、こんな状況だから、そういう気持ちになりやすいのかもしれない……ね。
ディーノ……
[なんとか、言葉を紡ぐ。]
ごめ……一緒に、いてやりたかっ、んだけど……
[目蓋が重い。腹部が重い。熱い。]
ごめんな……。
嫌だ! パトラッシュ!!
[仕留めたことで自警団は必要以上に阻んだりはせず。どうにか掻き分けパトラッシュの下へ]
パトラッシュ!
嫌だ! 一人にしないで!!
一緒に居てくれるって…言ったじゃないか…!
[後半は声がくぐもってきて。涙が流れ、ぽつりぽつりと地面を濡らす]
[銃弾が、運よく跳弾せずに、柱へと突き刺さった。
もし、跳弾していれば、下手したら命は無かったかもしれない]
・・・。
[ジロリと、撃った本人を睨み、そして、つかつかと歩み寄ってその銃を奪い取り、弾を抜き取った]
・・・バカに銃は扱わせないで。
無駄に死人が増えすぎるから。
[と、言って、年配らしき男性へと銃と弾を預ける]
[そして、床に倒れて血を流しているパトラッシュを見つめ、そして、次にそれにすがりついて泣いているディーノを軽く見つめ]
・・・。
[何かを言おうと思ったが、結局何も言わずに]
・・・行きましょう。
もう、ここに用は無いでしょうから。
[と、自警団を促して、外へと出て行った]
(・・・人狼でもなんでも、友を失ったというなら、少しは一人にしてあげるわ)
[まだ息がある、止めをさせ。そんな声が周りから聞こえた。近付こうとする自警団員に気付くとパトラッシュを庇うようにして]
近付かないで!
パトラッシュには、誰も触れさせない。
[来ないで!としゃがんだ状態で彼らを睨み上げる。そんな折にシャロンから引き上げの号がかかって、取り囲んでいた自警団員も引き上げていく]
……ぱとらっしゅぅ……。
[傍に座り込み、悲痛な面持ちでパトラッシュに触れる。その体温はどんどんと下がっていって]
いやだよぉ…ひとりはやだぁ…。
[ぼろぼろと涙を零す]
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