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[ぶつかる事もなく
踊る足取りで、人なみを掻い潜るゲーム]
…そっか。そうだよね。
あたしは焔石になってもいいけど。
お二人は、
戻れるといいのだ。
[小さく小さく呟いて]
[えりりん。その響きに、密かに目を輝かせてもいた]
ベアトリーチェは――
生きて、したいと思うことはないのか?
[視線を下に落として、問いを投げた。
遠いざわめき。触れない雑踏。
世界から置き去りにされたような、不思議な感覚]
そういう部分も、ないとは言わない、けどな。
[実際の所は、達観どころか諦観の域に達している部分もなくはないのだが、それは沈めて]
実際、師父……先代は、そうだったし。
……ダメだよ、それは。
[焔石になってもいい、という少女の言葉に、掠めたのは困ったような表情]
君も、空に行きたいんだろ?
なら、戻らなきゃ。
[近かったものの遠い世界の片隅。
ここに囚われるべきではない、というのは、自身に近しき地であるためか]
[ジリジリと後退し、駆け出すリディ。そして、それとほぼ同時に走り出すミハエル。]
ちょ……待ちやがれ!!
[そう叫ぶと、自身も2人の後を追い掛ける。]
……何処まで知っているのかは、知らんが。
行く末は同じでも、
それまでの道のりはそれぞれ、異なるだろ。
[幾ら手を尽くせど、薬師も、寿命には抗えない。
それでも長く繋ぎ止めようとするのは、義務感からだけではない。
それと彼らが同じとは思わなかったが、眉根を寄せる]
怖い…か。
[それとは違うかもしれないが、外へ。という思いについては己も思うところを抱きつつ
リディが遠ざかり、駆けて行くのを見て]
エルザ。無事か?
[リディを追って駆け出す足音を聞きながらも、己はまずエルザの元に駆け寄って屈みこんでみて]
道のりは違う……か。
確かに、同じ定めは負っていても。
生まれは、皆違い、通る道は違う……違ってた。
[過去の『絵師』の記憶を垣間見れば、それは明らかな事。
皆、それぞれ、違う思いを持って、『絵筆』を取り、『絵』を描き続けていた]
[男の体力にも、運動神経にもかなうわけはないので、
彼らが来るよりも先に、走り出す。
人の間をすりぬけて、
不思議そうな、驚いたような友達を抜けて、
向かう先は――あきらめたはずの、あきらめきれなかった海。]
――ユリアン!
[後ろから追ってくる同志の前で、水の中に足を進める。]
戻ったほうが良いよ!
早く、戻ったほうが。
[ぱしゃりと水が跳ねる]
[走る走る。人を掻き分け走る。
篭り気味ゆえ体力は少し落ちているが、それでも距離は縮まる。
それに、目的地に当てはついている。]
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