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─ 議事堂内・喫煙所 ─
そこが一等問題よね。
実際に見ても、なんも兆候ってないのん?
倒れた直後にはもう分かったみたいだったじゃない。
[茶のカップを傾けて顔を半分隠すようにしつつ。軽く問いを投げながら、珈琲を取り出す掃除屋の挙動を見つめていた]
ま、その万全にしとくのも。
他の子らは大変そうだけど。
[口元に浮かんだ形が見えて、フッと息を吐き出した]
─ 議事堂内・休憩室 ─
……ん…
[ふ、と。
いつのまにか閉じていた自分の瞼を開けて、何度か瞬き。
転寝していたことに気付いた。
どれくらい寝ていたのかは解らないけれど、またあの時間に近付いたことだけは解る。]
……準備、しなくちゃ。
[銃をホルターから取り出して、使用済のエネルギーパックを外す。
手つきのぎこちなさは変わらないけれど、最初に比べれば慣れた手順で新しいパックをセットした。]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
……ぱっと見てわかる兆候あるよーなら、こんな騒ぎになる前に全部掃除されてるってぇの。
[投げられた問い>>67に、肩を竦める。
挙動にブレはない──が、左の義手の動きがどこかぎこちないのは十分に見て取れるレベル]
あー……裏通りで何度かやりあった連中は、倒れた後に偽装がとけたり、機械パーツが見えたり、ってあったからな。
ホント、殺ってみねーとなんとも言えんのよ、こればっかりは。
[過去の遭遇を思い返して、ため息ひとつ]
そりゃまあ、なぁ……一般人にゃ、今の状況は厳しいだろ。
オレだって、ここまでハデな事態は久し振りだしな。
─ 議事堂内・休憩室 ─
[誰を狙うかは、もう決めてある。]
あの、人。
[機械の腕を持つ男の人の姿を脳裏に浮かべて、呟く。
撃った時、悲痛な叫びをあげたパトラッシュより、彼の方が異質に思えたから。
カレンとエリカは、無意識に疑うのを避けていた。
小さな子供と、見知った相手。
そのどちらにも、銃を向けることはできなくて。]
……
[躊躇いは、ある。
胸の内にある重りに唇を結んだまま、時間が来るまで手の内にある銃を見つめていた。**]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
そーよねー。
[左手の動きが少し怪しいのを記憶に留めつつ、最後まで残っていたお茶を飲み干した。
口から離したカップを覗き込み、左手で額を軽く擦る。
父親にはそこにもう一つの目があった。自分は頭骸骨に孔を残しただけで、器官として形成されなかったけれど。
念動力はそうそう使わないようにしているが、裏の仕事関係で絡むような時には非常手段も取ったことがあるかもしれない]
ああ。内骨格も晒されれば判別できるか。
ケイジさんは、火星の一般的な人とも違ってたけどまあ、そんなんは無かったからか。
……そか。
[ゆるく首を振る]
私だって久しぶりだわ。
こんな日常嫌だから、今の会社頼ったんに。
─ 議事堂内・喫煙所 ─
そんでも、嘆いてたからて何も変わらんね。
[空のカップも清掃箱に投げ込む。
目測が微妙にずれたか、縁に当たってから中へと落ちていった]
あの犬は一般人に含めるん?
まあ、飼い主亡くした時の様子といい、戦闘犬にも見えんけど。
─ 議事堂内・喫煙所 ─
[額を擦る様子>>71にほんの僅か、首を傾ぐが突っ込みはいれず。
こちらはまだ残っている珈琲をのんびりと啜る]
ん、そーゆー事。
……面倒っちゃあねぇけどな。
[見分けの話はそう言って結んだ。
過去話もそうだが、ここに関しての繰言は、言い出したらきりがない]
んあ、わんころ?
……どーなんだかねぇ……オレも、突っ込んだ事は知らんから。
ただまあ、軍用のあれそれとは関わりなさそうだし、そういう意味では一般人……ってか、一般犬、って言っていいんじゃね?
ま、ただのわんころじゃあなさそうだが。
少なくとも、見た目どおりのアタマはしてねーっぽいし。
やっぱ、考えてどうこうなるもんでないねえ。
なのにやらなきゃならんとは。
作戦行動よりもある意味しんどいわ。
[盛大な溜息を零し、端末を引き出してチラリと時間を確認する]
─ 中央議事堂 廊下 ─
[休憩室から出た犬は廊下を彷徨い歩く。
どちらに行けば最初に居た場所へ辿り着けるかくらいは分かっていたが、内部構造には明るくない。
しばらくうろうろしていると、廊下の片隅に案内板があることに気付いた。
その前に立ち鼻先を動かして現在地やどこに何があるのかを把握する。
とは言え部屋の名前からは食料があるかまでは分からず]
… きゅーん
[耳と尻尾を垂れさせる結果となった]
[がばっ。
それから目が覚めたのはどれほど経った頃だろうか。
よくよく目を凝らしてみると、さほど時間は経っていないようで。
慄くような人、震える子供、平静そうな奴、それから振り返ると
青いペンキに包まれた、人。]
………ぁ。
あれ、俺、 か?
[ぐったりと、糸の切れた人形みたいに動かない。
まるで滝みたいに上から下へと流れていた青い色はもう止まっていただろうか。]
[そうか、死んだのか。
何故だかすとんと納得した。
とはいえ死んだ事そのものは納得したけど、死んだ事、経緯とか理由とか、そういうのは釈然としなかった。]
そっかー…死んだかー…
あーあ、そっかー……そっか……
[死んでる人間の方が多いのだ。
物語の主人公なら、生き残れもしたかもしれないが、
自分はその他大勢の一人だったのだろう。
後悔や苦渋を緩和させようと、
そっかー、と暫くの間ぶつぶつと何度も繰り返していた。]
─ 中央議事堂 廊下 ─
[外に出ようか、そんなことも考える。
街の中にある店や家に戻れば何かしら食べるものはあるはずだ。
しかしそれを遮ったのは、定刻を告げる機械音声>>2:#2]
… わふん
[無情な放送に犬は溜息のような鳴き声を零す。
仕方無しに放送に従い、集合場所へと向かうことにした。
集合場所についた頃には少女も共に居たことだろう]
─ 議事堂内・廊下 ─
(落ち着いてる。やっぱ、まだこことやりあうんは難しいわ)
[歩きながら思考を巡らせる]
(最悪、自分以外全部倒さなならん可能性もあるし)
[なら、最大限に身を護りながら、脅威を減らすには]
(あの白もふ、またカレンって子を庇おうとするかしらん)
[ならば最初からそちらを狙う気で、少女に銃を向ければ。
急所も狙いやすくなるかもしれない]
─ 中央議事堂 ─
[集合場所にてお座り状態になると、左前足の収納スペースから小型レーザー銃を一本銜えて取り出す。
一度床に置いて銜え直し、銃口が正面を向くようにした]
……… くふん
[気を取り直すように零される鳴き声。
傍らの少女は未だ戸惑いに囚われているのだろうか。
不安そうならば軽く擦り寄る仕草をしたことだろう]
……あ…、時間、なんだ。
[静寂を破った機械音声に、顔を上げ、立ち上がる。
ケイジの手から離れた手は、どこか寂しい。
もう片方の手には、いまだ慣れない銃の重み。
食事を取っていないのに空腹は感じない。
転寝しかしていない体は、休息できているのかどうか。
どこか、ふわりとした足取りで部屋を出ていった。]
─ 中央議事堂 ─
[集合場所にたどり着くと、壁の一角にもたれかかる。
左の手には、黒の愛銃]
…………。
[狙う所は、二択から一択まで狭まっている。
確信などはない。
全員に可能性がありうる状況下で、それを得るのは難しい通り越している]
(……この状況で、逆にボロ出す方が珍しいだろーしなぁ)
[ならば、と。
逆の発想から、『当たり前』の反応をしている所を狙うのもありか、と。
思考がたどり着いたのは、そこだった]
─ 中央議事堂 ─
[パトラッシュとカレンの姿が見えて、微かに目を伏せた。
声をかけることはしない、出来ない。
時が来るまでは、手の震えを抑えるように強く握って。
定刻。
支給されてから初めて、確りとした殺意をもって銃を向けた。]
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