情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ぞぶりと身体から引き出される爪。同時に腕を絡め取っていた糸も解かれ、身体は地面へ落下。
辛うじて四つ足での着地をするものの、腹の刺し傷が悲鳴を上げ、その場で膝を突く。]
はっ、火事場のクソ力っちゅうやつか。
ほんま、憎たらしいわ。
[痛覚をシャットし鋭い目で軽言を洩らすも、動きは取れそうにない。]
[何かに呼応するかの如く。
彼女は、動いた。
片隅の床に隠された扉を開いて、飛び降りる。
閃く布。
着地は軽い。
刀は、彼女の一部だった。
着地した姿勢から止まる事なく、
膝のばねを利用して地を蹴り、少女と青年の間に割り入る。
キュ、と擦れる音。
緩くウェーブのかかった髪が、波打つように広がった。
鞘に収められたままの刃を、左から横薙ぎに振るう。
されど距離は足りず、注意を逸らすための威嚇にしか成らず。]
[一歩、遅れるように地上へ降りる。
強引に起動した糸がばらり、と周囲に落ちた。
背の銀翼が──重い]
はっ……何せ、こちとら、化け物なんでねっ……。
生きるためにゃあ、何でもできる……って事に、しときな……。
[こちらも膝をついた姿勢で、息を切らしつつ、言い放つ。
左腕と右足からは、先ほどの跳弾で受けた傷が紅を零しているものの。
前を見据える蒼は、*力を失ってはおらず*]
[ジッとアーベルを睨んでいたが、フッと哂うと]
……ほんま、気にくわへん。さっさと死んでまえばいいんや。
[そう言って大の字に横たわる。刺された腹を押さえて止血しつつ]
あー。肝機能75%ダウン。膵臓片っぽ潰れた。出血量1リットル少々。体力残り30%。まあ活動は無理やな。
[冷静に分析。まあ、死にはしないだろうと計算終了。]
[別人のようなナターリエに困惑しながら、
それでも常に願うのは近しい人の未来。
舞い散る紅に目などくれず、銀を追う。
やがて、彼女が倒れ彼が残れば握り締めていた手をそっと解く。
体温が移った点滴スタンドがからり、と床に見捨てられた]
――痛そ、う。
[届かない翼が無意識にモニターへと伸ばされる。
そう、何も届かないけれど。
それでも、想う事は無力ではないから。
届き得ぬ想いを保つ事、それは我を我と保つ事だから]
充電エネルギー……!
いやっ!!
[突然の闖入者、そしつ攻撃。
確かに、闖入者の意図どうり、その攻撃は威嚇になったが
それは、少女の咄嗟の判断を奪い、制御力を奪う。
…それは、力の暴走となり。]
[球体は悲鳴を上げた少女を守るため、光線を闖入者に向け放つ。
それぞれから放たれた光線は、総てフリジットに向かう。
出力に耐えられず、半壊球体と
エーリッヒの刃に食い込む球体が爆発。
爆風で、少女はおともだちを抱えたまま、
後方に転げて倒れ伏す。]
[一つの結末を見届けた後、
安堵からか少女の意識はふつりと沈んだ。
背に負う翼は彼女の回復を示すように、
翌朝には少しばかり質量を*取り戻しているだろう*]
そういう風に言われるヤツほど、中々死なないのが世の習い、ってね……。
[返す言葉は、あくまで憎まれ口。
決着に気づいたか、『回収』にやって来るスタッフたちの気配を感じつつ、一つ、息を吐いて]
……『お守り』のお陰……かな……。
[ごくごく小さな声で、ぽつり、*呟いた*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新