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─集会場・個室→広間─
[そこに響いた無機質な声。
知らず表情を硬くしながらも、レッグへと視線を向けて]
…時間、ね。
行きましょう。
[ちらり、アヤメとノブに視線を走らせ、彼女は、彼は、どんな思いで銃を握っていたのかしら、とそんなことを脳裏に過ぎらせて部屋を後にした。]
─集会場・広間─
ズューネの最後の事は、一応は知っています、よ。
だから、あまり心を傾けるなと、父上にも注意されていました。
……最終的には、辛くなるのだから、と。
[言われた時は、その意を完全に理解できなかった言葉。
今なら理解できる気がした。
勿論、それを喜ぶ事はできない、けれど]
……エリカ。
[優しげに、告げられる言葉。
重い息を吐いて、名を呼んだ]
私は……何を、望んでいると。
思います、か?
そして、何を厭っていると。
[視線を外すエリカに向けて、投げかけるのは、小さな問い]
―集会所・個室―
しっかりなんてしてないよ。
ただ、そうでも考えないと立ってられなくて。
そうすると怒るだろう顔が浮かんじまうだけ。
[過去を思い出す事で縦に切れていた虹彩を覗き込まれる。
何度か瞬き、普段と同じような瞳になるとそう答えた]
なら今日は。
同じ人を狙うことになりそうかな。
[そして時間が迫ってきて]
ああ、補充もしていこう。
[その生きる意志を確認すると、頷き返して広間へと戻った]
[広間に集まる人々の様子を眺めながら無情に響くのはここ何回も聞いている機械音声]
これだけはいつまでも変わらずか…。
義務果たせとはいいようだな。
[吐き捨てるようにそうつぶやいて]
いっそ殺しあえとでも言えばいいのだがな。
―集会場・広間―
おむかえがくるとか、きいたけどなぁ。
ちがうのかな。
[何度かの背伸びの後に、また首を捻る。
無機質な放送が流れ、生きた人が再び集い始めても、そちら側にはまるで関心を向けない]
─集会場・個室→広間─
…そうね。
きっと怒られちゃうわね。
[恐らく、自分も怒られるだろうなと思いながら、彼の兄の顔を浮かべ。
同じ人を、という言葉には覚悟を決めていてもやはり表情が強張った。
広間に入る前に銃のエネルギーパックを交換して、何時でも撃てる準備をしてから広間へと戻った。]
─集会場・広間─
………ぼっちゃまはお優しい方ですから…。
誰かを殺してまで生きたいと思うよりは、いっそ死んでしまいたいとお思いになられているのではありませんか?
[主に視線は合わせないまま応える。]
ジョエルさんが言った問いかけにも、
自分の為に誰かが死なれて喜べないとおっしゃていたように覚えています。
厭うものは………
[それに応えようとした所で、二人が入ってくるのが見えた。]
…ぼっちゃまが厭うものは。
私の様な者かもしれませんね……
[それには少し自重するような笑みが浮かび。]
―集会場・広間―
[レッグとナターシャが広間に入った瞬間―――二人の首を見えない何かが締め上げ始める。
両足は地面から浮き、宙吊りのような格好になって上へ上へと上がっていき。
その様子を、冷ややかに見つめていた。]
[食事の暇はなかったな、なんて、弾を装填しながらも思った。
ガチャリと戻す音でそれも散っていったが]
―集会場・広間―
[カツ、と足音を立てて広間の中へと入る。
こちらを見ているメイドに向けるのは、ただ真剣な表情だった。
殺意というよりは、これで終わらせるのだという意志を持って]
─集会場・広間─
きゃ…っ!?
…ん…くっ…!!!
[広間に入った途端、息苦しさを感じ身体が浮かび上がって。
何が起きたかわからないままパニックを起こしかけるが、エリカの冷ややかな表情が目に入り、冷静さが戻った。]
…っや、ぱり…あ、なた…なの、ね…?
―集会場・広間―
[片手には銃を既に下げて。
だがそれを持ち上げるよりずっと早く、不可視の力に囚われる]
そ、くる…か…!
……ぅ…グッ!
[喉が絞め上げられ、息が詰まった。顔が苦悶に歪む。
それでも銃は手離さず、痺れそうになるのを必死で握っていた]
─集会場・広間─
……近いけれど、違いますよ。
死が私に降りかかるのであれば、それを厭いはしませんが、自分からそれを望みはしませんから。
……大体、それが望みなら、とっくに自害していますよ。
自分のために、他者が犠牲になるのを厭うのも、確かです。
……けれど、今、ここで望むのは……。
[言いかけた言葉は、現れた二人の姿に遮られる。
正確には、二人の身に起きた異変によって、なのだが]
……っ!
エリカっ!
[とっさ、名を呼ぶ。
考えていた事、理性は認識していた事。
しかし、感情は一時、そこに追いつかず]
─集会場・広間─
………少なくとも、私にはあなた方がサイキッカーでないことは解ってました。
[自らが何物であるか、口にする代わりに、吊るした二人にはそう告げた。
二人が手に武器を持っているのは見えたが、それを落とす事は特にしなかった。
そうして視線は二人から外れ、名を呼んだ主のほうへと向き直る。
その瞳から冷たさは消えていたが、どこかぼんやりとしたような一つの眼差しで主を見て。]
………ぼっちゃまの望みは、何ですか?
[答えの続きを尋ねた。]
─集会場・広間─
[吊るされた二人に、ちら、と視線を向ける。
瞳に宿る焦燥と──僅かな揺らぎに、二人は気づくか]
……私の、望みは。
[ゆっくりと振り返る、エリカ。
向けられる、どこかぼんやりとした眼差しを静かに見返し]
……これ以上。
私のために、あなたが罪を重ねない事、ですよ……!
[静かな宣、それに重なるように。
自動拳銃の安全装置が外れる音が響いた]
[広間の様子をただ静かに眺める]
何人死ぬかな。
――全員、死ねば良いのによ。
[同僚が為す行動を見詰めながら、無感動に*呟いた*]
─集会場・広間─
え、りか…さ…っく……ふ…!
だ、め…!
[緩やかに締める力が強くなるのを感じながらも、エリカとマイルズの遣り取りを聞き。
マイルズの答えと、行動に。
堪え切れなくなった涙が零れた。]
─集会場・広間─
…りゃ、おま…が…!
[首にかかる力は徐々に強くなり。
声も出せなくなってきた。頭が痛い]
……ッ。
[唇を噛み切った。口の端から細く紅糸が顎へと伝ってゆく。
まだその武器も、意識も手放してはいない。
小さな音が響くのを耳が拾う]
[空中でもがく後輩と司書。
それを見上げて、僅かに口は開いたが]
……ふーん。
[そう呟いたきり、また目を逸らす。
生者と別の声が聞こえて――僅かに首は傾げたが]
─集会場・広間─
[主に銃を向けられて、静かに微笑みを向ける。]
………それが一番の近道です。
私にも、そんなことは解っていました。
[ぱさりと眼帯をとると、赤と薄茶のオッドアイが、主を見据えた。]
でも私はズューネだから。
自らの死すら、選べない。
[告げながらも、二人への力は緩む事はない。]
貴方は私の証だから。
貴方が居なければ私は在れないから。
…私の命は貴方のものです。
どうぞ貴方がお決めになって下さい、私の未来を。
―――――――――Mein Ehemann.
[深く、深く、一礼した。]
─集会場・広間─
[告げられる言葉と、笑み。
何かを振り払うように、強く頭を振る。
乱れた露草色の下から響くのは、赤紫の左目。
向けられる異眸を、色の異なる異眸が受け止める]
……あなたの命が、私の物である、というならば。
[望みのために。
この場で取りうる道は。
ひとつ、しか、ない]
私は、私の望みのために。
……それを、断ちます。
[向けられる一礼。
返すのは、銃口]
……それが……私の、選択、です。
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