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― 宿一階 ―
そうだよね、もっと丁寧に作ったらきっと。
一緒に覚えよう。
[少女>>117よりも単純に、ただただ未来を信じた。
信じることで引き寄せたいと思っていたのかもしれない]
ベアを守ってくれますように。
[ありがとうと言われて緊張しながらも笑みを浮かべた。
小さなナイフがお守りになってくれるように祈って、行商人>>118と薬師の方を見た]
[淡い光がエリザベータへと変化する>>+101のを見ると、手は止めぬままに虚ろな瞳を軽く見開いた。
自分が手にかけた相手。
何か言われるかとも思ったけれど、彼女の口から紡がれたのは、曲に合わせたハミングだった]
………────。
[その様子に瞳を細め、口許に笑みを浮かべる。
音と声が織り成すハーモニー。
美しき音色と化したそれを絶やさぬよう、僕はリュートを弾き続けた]
[そんな風にちょっとした演奏会を続けて、僕はようやくあることに気付いた。
音楽だけは、誰かに言われたのではなく僕自身が望んで行っていたのだと言うことを。
切欠は父からの勧め、けれどやりたいと言ったのは僕自身。
今となっては詮無き事なのかも知れないけれど。
僕が生きていた理由は、そこにあったのかも、しれない]
[寝ると言ったのはただのその場逃れの為の言葉、実際にはねたわけでは無いので会話は聞こえていた]
……
[静かに、ただ聞こえる声を、音を感じる。
ゲルダが触れる感触を感じる。
すでに死んだ自分に肉体は無く、今感じているものはきっと心に触れるものなのだろうかと]
『ねぇ、ゲルダ』
[クロエも傍からいなくなった後、言葉にせず触れあう場所から、心を通じさせるように。
それは伝えることができたかどうか]
[最初に訪れたのは生きて欲しいと願った年少組の所。
銀ナイフをフォルカーがベアトリーチェへと渡してるのを見。
『彼女』へ―そして、ライヒへと伝えたくてももう伝わらない。
そして、『彼女』がいる部屋へと向かい、レーネさん達の様子を気の済むまで伺って。
それからリートさんとライヒの所へ向かって行った。]
─ 宿・二階 個室 ─
[こういう時は、友人と呼べる存在が鬱陶しい。そんな表情が表に出た。
見える態度に>>119眉潜めながら、零れた言葉に返る静かな声。
それを見る前から、どっちに終わらせるべきか、狭間に立つ身は揺れていたのだが。
改めて突きつけられて、はっ、と息をついた。]
そレ、は
それが出来てれバ、苦労は…
[ねぇ、とは声に出なかった。
ぐらつく思考は、迷いが生むだけのものではない。
狼の声を聞き続けたせいか、半端な覚醒は進んでいる。
今の自分は人だろうか、そんな思いも過ぎり。]
[友人の言いたい事はわかる。
わかるが、譲りきれる所でもない。]
……そレでも、死ぬょりやマしだ。
[口にした後で、エリザベータを失ったオトフリートに言うべきではない言葉だったと思い至って、後悔するような物が顔を過ぎり。
肩を叩かれ扉が開いても、片手で顔を覆い深く眉を寄せたまま、動けずにいた。]
― 宿一階 ―
[行商人>>123と薬師の間には緊張感があった。
少女と一緒に手にしたばかりのナイフを強く握る]
イレーネさんは、リーゼさんを疑っているの?
[行商人は少女を殺したくないと言った。
ならばそれを信じて動こうかと、一歩踏み出した]
[曲を奏でるのが楽しい。
久しく感じていなかった感覚。
歌い手>>+108と目が合えば、こちらも楽しげに笑みを浮かべた。
エリザベータの歌は聴いたことが無かったけれど、美しい声をしていると思う。
僕の演奏では物足りないかも知れないけれど、共に音を奏でるのはとても楽しかった]
[しばらく続いた演奏会も、曲が終わりに近付いて来て。
緩やかな伸びのある音を最後に、リュートの音は止まった。
一度瞳を閉じ、一拍の呼吸の後に瞼を開く。
虚ろな瞳は変わらずだったけれど、表情は楽しげな色を示していた]
……お付き合い感謝します、歌姫。
[彼女が元々歌を歌っていたことは知らない。
けれど敬意を込めて、その呼び名を呼んだ]
─ 宿・二階→一階 ─
……確かに、そうだよ、な。
[苦労は、と途切れた言葉>>122にぽつり、と呟くが、ライヒアルトからは見えなかったか。
調子の悪そうな様子に眉を寄せるものの、これ以上言葉を重ねても、と何も言わなかった。
ただ死ぬよりは、という言葉>>124と、その後に見せた表情には、へにゃ、と眉が落ちたが。
結局、何度目かのため息を落としただけで、その場を離れ、階下へと向かう]
フォルを守ってくれますように。
[少女はナイフでなく彼の持つブローチに祈る。
願いは届くだろうか。
届いて欲しいと思いながらささやかな声を紡ぐ]
『今度生まれ変わるときは、幸せにするよ』
[やや間を空けてから、告白に近いその思いをそっと伝える。
小さく、はかなく、それでいて強い思い。
何もかもが絵空事で、夢にも近い思いを]
― 宿一階 ―
僕も。疑ってるんだ。リーゼさん。
[行商人>>126の近くまで進む。
近くにいた方が確実に視えると思った。
手にした銀は急所にでも刺せなければ役に立たないだろうけれど]
だから。確めさせて。
[体の影になっていたナイフを、胸の前で構えた]
─ 宿・二階 ─
[オトフリートの様子>>127は、逸らした視界では殆ど見れず。
ただ気配が遠ざかって行くのを感じていた。
抱えていた思考の一端を暴かれたせいなのか、何をしたわけでもないのに息苦しい。
浅い息を繰り返した。]
[ふいに顔を上げたのはどのくらい経ってからだろうか。]
(……リーゼロッテ?)
[彼女は、そう呼ばれることを好んでいた。
だから嫌な予感を覚えたその時も、その名で呼びかけたのだが。
返事は、なんと返ってきたか。
それとも、もう遅かったのか。]
父に教わった曲です。
曲のタイトルも、どんな謂れのある曲なのかも覚えていませんが。
[リュートを膝の上に置きながら、エリザベータの言葉>>+114に柔らかく笑みながら答えた。
僕に怯える様子の無い彼女にやや違和を感じはしたものの、興味は紡がれる声の方へと向いて]
…喉を傷めているとリズから聞いていましたが…。
楽器に負けぬ美しい声ですね。
アーベルは、私を幸せにしてくれた。
だから、気に病むことはない。
でも。
生まれ変わっても、アーベルと一緒が良いな。
今度は私が、アーベルを幸せにしたい。
………ライヒ。
[触れたいのに触れられない。
言葉を伝えたいのに伝わらない。
寂しいと、哀しいと思う理由が分からない。
女は起因する感情の名を知らない。]
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