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[蒼き風が駆け抜けた夜。
月の零す涙が、地に煌めきをもたらす。
卓上に並べられた取り取りの石が、淡い輝きを抱いていた]
……ねえ、お婆。
[老婆は、変わらなかった。
僕が帰って来ても、行く前と、何も変わらなかった]
僕は、僕に生まれて来なけりゃよかった。
母さんが欲しいのもお婆が欲しいのも、女の子だった。
違ったから、村から引き離されて町に住んで、
それでも、失ってばかりで何も手に入らなかった。
[彼女の目には、何が、視えているのだろう。
彼女の耳には、何が、聴こえているのだろう]
戻って来てからも、同じだ。
失うどころじゃ、ない。
僕は、奪っちゃいけないものを、奪った。
[自分の手を見る。
赤が焼きついている。今も、消えない]
だから、
要らないんだと、思ってたよ。
ううん、
今でも思ってる――かな。
[わらった]
それでも、僕は。
生きるよ。
生きたいよ。
失っても、苦しくても、死ぬまで、
生きる。
僕は、僕として。
[視ることは出来なくて、細工すら出来なくなって、お婆は、僕を要らないというのかもしれない。その不安が、ずっとあった。
お婆はお爺がいなくなってから、世界を閉ざしてしまったから]
だから、お婆。
僕を――
ユリアン=ラックスを、みてよ。
[ぼやけた視界。
はっきりとは、捉えられないけれど。
*瞼の奥の、老婆の瞳を見つめた*]
さて、ではこちらもご挨拶をば。
今回は幻夢08年最初の村へのご参加、真にありがとうございます。
不慣れな赤組の起動で色々とご迷惑・ご心配おかけしましたが、最後までお付き合いいただけて、心より感謝しております!
一緒に赤で頑張ってくれたブリス、先行して動いてくれたクレメンス、そして、幼馴染二人と、イレーネはほんとにありがとう。
企画としても管理としてもまだまだ不慣れではありますが、本年も色々と頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、お疲れ様でした!
[すでに足は雪の上についていなかった。それは自分がこの世界の住人ではなくなったと意味する事。だけれどこれで良かったとも思う。少なくとも自分の後に死人はでなかったのだから。
ゆっくりと浮かび上がっていく体を捻り、最後に見えたのは妹の泣いている姿。
ありがとう――。
一緒にいて楽しかったよ――。
そう呟いて、ミハエルは*何処かへ消えていった*]
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