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[胸元を、奪われる前は剣の仮姿が触れていた場所を押さえる]
だ…メ……
[それはまるで幻肢痛。伝わってくるのは、剣の怒り、悲しみ]
ヤメテ…!
[こちらの声は届かない。
それを願う影竜の心を理解できるはずもない。
けれど、違うと、それは何かが違うと、そう感じる。
だから強く願う。祈る]
けん、って。
くびかざりと、ノーラみたいな、わっか。
…そのふたつだって、リーチェ、知ってる。
[機竜の様子に困惑を滲ませながら、しかし投げられた問いには真直ぐに言葉を返す。
教えてもらったとは謂わぬ。それは闇竜殿と交わした約束を破る事に成るが故に。
尤も私はその事を知らぬ。首飾りが存在すとは初耳で在った。]
…ユルがこわれちゃったの、――けんのせい、なの?
でも、だって。
あぶなくないって、 きいたから。
[わたしちゃった。と。
機竜殿の言葉は拾えども逆にその事実を認知してか最後の言の葉は音に成らぬ。]
―東殿/回廊―
[眠る流水と膝を突く氷破を部屋に残し、青年は砂の翼を追う]
――…眠れ!
[赤紫の瞳の命令に、生まれ出る夢を渡り、大地の老竜の元へと]
そう。
泣くというのは、どういう気分だろう。
< 鎖が取られる間際、音に目を瞑った。
それから少し背伸びをして、生命の竜に手を伸ばす。
撫でるに及ぶかまでは分からないが、どちらにせよ、場に似つかわしくはない行為ではあった。
曖昧な微笑をつくり、そっと離れる >
……神斬剣に会いたい。
< 言った刹那、視線を転じる。影がざわめいた >
どうなる…って、
マジで予測つかねぇっての。
あんだけの力溜め込んだ結晶がコアなんだし、
壊れる事で解き放たれたら…そりゃぁもうえらい事になるに決まってる!
あぶないんだ、剣は、とても…
[すでに言葉はうわごとのように]
だから…渡して、俺に…持っているなら。
[手に入れたいとも、敢えて触れたいとも思わない剣ではあれど、すでにそれによって朽ちようとしている身ならば、却って安全かと口にする]
えらい事って……。
持ってたヤツが吹っ飛ぶ……どころじゃすまねーよな。
竜都……っつか。
ヘタすりゃ、竜郷まで吹っ飛ぶ……とか?
[伝え聞いてきた剣の話を聞いた限り、それは十分に考えられる。
そして、多数の世界と関わりを持ち、均衡を保つ世界の一つであるこの地が消えたなら]
ちょ、まっ……シャレになんねぇ……。
――――――――!
[酷く頭痛がした。
直前に触れていた、ノーラの起こした影響か。
剣が暴れるように、叫ぶように。
高い高い音をあげて。
周囲を舞う琥珀の粒子が、ゆらりゆらりと数を増やす。
痛みを和らげようと、怒りを抑えようと。
押さえ込もうと、鎖を潰す勢いで手は握り締められたが。
それは、ノーラが頭を撫でることによって、ふぃと和らいだ。
はっとするように、ノーラの微笑を見下ろす。
視線は、すでに別な方向に転じられていた。]
―部屋―
[次に目を開いたとき、疲労感はだいぶ消えていた。
今は何時なのか。]
――… わたしは
[ゆるりと身を起こし、窓から外を見る。]
[何が起きているのか、わかりはしなかった**]
[鎖はそのまま、服の裏側に入れる。
すぐさま、約束の場所へと運ぶ事も考えたが、暫し足は止めたまま。]
…自分が解らない、って奴は、他人を頼ってみるのも悪かねぇぜ?
お前さんにゃ、翠樹の嬢ちゃんも居たろう。
他人から与えられる心は、自分を作る物の材料になる。
今の迷ってるあんたも、あんたらしいと思うんだけどね。
[何より自分を写さない口調は、それを物語っているようで。]
…会いたいなら、会いにいけばいいさ。
会えるところにいるんなら、尚の事な。
……。
[まだ、少しだけ意識はあった。
だけど、それで知ることが出来るのはごく僅か]
[―――ぱき……ぱき]
[体にまだ少し根付いていた氷の根っこが、部屋一面に溢れた氷の力により活性化して、動けないナターリエの体に広がっていく]
……あー。
本気でやばいかも。
[声は声になってない。
かすれた声すら出ず、ただそれは思うばかりか]
……だから、氷は苦手なのよ。
[左半身を覆う刻印がぼんやりと光る。
視線は水鏡に。映るそれではなく、その繋がりを辿るように、焦点の合わない瞳で見つめる]
世界が崩れる…。
揺らし攪拌し混沌となして極を遠ざけようとするもの。
[呟きは確りとして、それでいてどこか淡い声]
だーかーら。
…マジで洒落にならねぇ代物だから、わざわざ二つに分けた上で厳重に管理してたんだろが…。
むしろ、そういうもんを管理するために竜って存在が生まれたってくらいアレな代物だったりするわけだし…。
[どーすんだ、と頭抱えるくらいしか、結局出来ない訳で。]
…、ない、の。
わたしてって、やくそくしてたから。
[二振りが揃えば確かに危険なのだと、幼子は闇竜殿から聞き及んでいた。
しかし闇竜殿は試して見なければ判らないのだと云っていた為に、
事が深刻なのだと――仔は深く理解出来ていなかったが実状。
しかし、どうか。眼の前の機竜殿を危険に晒したはその剣だという。
はて闇竜殿は知らなかったのやも知れぬと幼子はそう思う。
――真実は判らねども。]
……、…ラに、
[名を告げるは、約束を違える事になるやも知れぬ。
もしかすればそれ所では無い、…責められもするかも知れぬが。]
…ノーラに、わたした。
―東殿/回廊―
[大地の老竜へと手を伸ばし、赤の残る手で腕輪を奪おうと引く]
『剣』をこの手に――…
[そうして、剣の加護を失くし結界の中へと送り込もうと――…]
そんなモン、非常事態だからって、外出すなよなぁ……。
[情けない声を上げつつ、視線を向けるのは、三階方面]
どうすんだよ、マジで……揺れる揺れない、願い叶う叶わない以前に、先がぜんっぜんなくなるじゃん、ソレ……。
[言いはできても、手出しはできず。
周囲を巡る風がざわついた]
─東殿・回廊─
[知らずのうちにかち合っていた赤紫の瞳。滑り込む呪を乗せた言葉。破られる氷の封。
対たる剣の歪みし共鳴で揺らぎかけていた力が、解放される]
ぬあ…!
[抑えられていた二種の力─主に精神の力─が大きく蠢き出す。剣の力を抑えようと、その力を均そうと。それはまるで剣自体が暴れるような感覚]
落ち着くんじゃ、神斬剣…!
力を抑え──……。
[左手首を右手で掴む。強制力を働かせようとして、その力は止まる]
─ 抑 え ら れ な い ─
[意識深くに刻まれた言葉]
─抑えられぬ─
─いや、抑えてみせる─
─無理なのか…─
─抑えなければならぬのだ─
[意識の錯綜。視線は腕輪へと向かい、傍に現れたアーベルには向かって居ない。
相反する意識が錯綜する中、腕輪の力は未だ抑えられずに蠢きまわる]
[─抑えられる?抑えられぬ?─]
[腕輪を握り込んだまま、一瞬意識が飛ぶ。
己がすべきは一体何なりや──]
[ふと、感じたのは、対なる属の大きな乱れ。
はっとしたよに、水鏡を見やる]
……爺ちゃんっ!
[映る姿に上がるのは、危機感を孕んだ声]
……与えられる。
写すしか出来ないと、思っていた。
< 手は右の頬に、邪魔な髪を逸らす。
其処には人を模した肌も、刻まれた刻印すらもなく、ただ薄い闇が広がり、眼の在るべき部分には仄かな光が浮かぶ >
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