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[言霊を発していた為に、混沌と流水のカケラへ気付くのが遅れた。剣は手から弾き飛ばされ、下へと転がる]
――っ、邪魔をするな!
[弾かれた際に負った傷は深いが痛みの無い今、関係が無い。青年は傷を負わせたものに目もくれず剣を拾い、それを逆手に構えた]
剣よ、怒るのなら代償を持って行くがいい。
そして代わりに、その力を――…
[滑らせるのは胸の中央やや左、心の臓のある位置。
怒り従わぬ剣であっても、罰するを躊躇う事はなく青年の胸へ
―――そして、その真裏にある背の刻印を、破壊する]
[ 言霊の力は残り、腕は未だ剣へと伸ばされる。
抑え込む力により、二度目の反発は少ない。
されど触れた腕に流れ込む拒絶の意志は、本来の影の持ち主――心竜であり、水竜であり、氷竜であり、樹竜でもあろう――にまで伝播する ]
“偽りでは真には成れぬ。其は竜王に非ず”
[ 其は誰の科白か ]
[ミリィの動きに合わせ身体に力を入れる。彼女が前へと飛び出すのを確認してから、反転するようにして後方へと移動。直後、伸ばされてきた雲の手に対し、右手を一閃した。瞬間、握っていた棒は二つの亀裂が入り、三つの棍へと変じ。うねりに似た動きをするそれは、雲の腕に絡むように回され。相手の一拍の間を作り出す]
岩縛陣!
[絡め取った雲の腕に岩石が纏わりつく。棍を離しても岩石は雲の身体目掛けて徐々に浸食していき。その重量により雲の動きも若干鈍る。侵食の速度がいつもより遅いのは、結界内故か]
ノーラ、おうさまに、なりたかったの?
……ノーラは、ノーラになりたいんじゃ、なかったの?
[仔には謎掛けにしか聞えぬ筈だった言葉。
しかして、幼子とは言え言の葉の真髄までは判らぬとも、
その言の響をそのまま受け取る能力には優れていたのか。
傍らに寄る氷竜殿へと一度視線を向け。
すぐさま、その小さき視線は巨大なる影へと注がれる。]
ノーラが、おうさまになったら、やだよ…っ!
欲する者の手にあれば良いものでもありません。
私は預かりし者としての責も負わねばなりません。
[言いながらも兆す疑問。何故自分だったのか。
小さく頭を振って振り払う]
それに。少しでも早く鎮めなければ。
災いの剣となってしまう。
[首飾りとなった聖魔剣を見据える。その姿は仮初のもの。
本来の姿は、剣。
変じたのは契約に従ってのこと。
スッと息を吸い込んだ]
…焔よ。
[活力を溜めることの出来ぬ体では、使える力はあと僅か。
それでも放った灯火はゆるりと飛び、剣を止めようとするものを援護すべく、激しく燃え盛った。*]
Bahamutが娘たるAnneliesが子、一時の契約結びしElsabethaの名において。
聖魔剣よ、二振りの一となりて、鎮まれ――!
―中庭―
[反応が遅れた――水竜が弾いた剣は、回収することも出来ず]
……こうなったら……!
[翠樹の仔の前に飛び出し、アーベルを見据えた――所で。言葉が、響いた]
……、今の、声は……?
[力いっぱい振りかぶり、岩石の化け物へと肩当を叩き込む。
出来た亀裂に、もうひとつの肩当てを更に叩き込み…――]
……sparking!!!
[叫び、髪を逆立てて雷撃を落とし込む。
内から雷が弾け、溜まり、石はピシピシと小さな亀裂を走らせ、亀裂から光が漏れる。]
…っは!
[最後に力を籠めれば、粉々に砕け散る。
砕けた破片が頬を、肩を、額を掠めて赤が散るも、ザムエルの方のは飛ばないよう避けず立ち。
空中を、パリパリと青白い光が渡った。]
……やれ、参った。
そこまでの意思か。
[少しは、周りの混沌のカケラを消滅させたが、絶対的量には到底届かない。
そうこうしている間に、アーベルは、せっかく弾き飛ばした剣を楽にもう一度拾い、その胸へと突き刺す。
自分の命すら辞さないその意思は驚嘆に値するのだが……
段々と、怒りが沸いてきた]
……そこまでして、自分の願いを叶えたいか。
自分自身で、どうしようともせず、もっと、強力な力頼みか!!
自分の命を絶つほどの覚悟があるのに、自分では出来ぬと諦めておるのか!!
[本性に変わった青年から剣は抜け落ち、怒りと反発を弱めエレオノーレ――偽りの【影竜王】の手を受け入れた。
触れられた剣がその手に何を伝えるのかを青年が知る事は無い。
竜都に赤い雨が舞い、昼か夜かわからぬ光の中、青い虹がかかる]
/*
あ、ええと、ごめんなさい。
そこで 投げられても こまるというか。
ええと。
エルザさんが取れるか取れないかの描写をしてくれるとありがたいです。
とりたいというのはわかるんですが、剣がどうやって具現化するのかとかまったくわからないので。
[怒りの言葉を吐き出した後に、頭に飛び込んでくる言葉に、ナターリエが顔をしかめた]
“偽りでは真には成れぬ。其は竜王に非ず”
知っているわ!!
「偽者」が「本物」になんてなれないことなんて!!
だが、それがどうした!!
「偽者」には「本物」には作れない輝きを作ることが出来るのだ!
それは、誰にも叶えさせない!
私が、私自身の道を、私の手で、足で作り出すのだ!
/*
あう、ごめんなさい!
強引に奪っていいかどうかでこちらも躊躇いました。
方向としては二石以外の形が崩れて再結成のつもりでしたけれど。
とりあえず進めます。
―地下室―
[その時に現れたクレメンスに、このたびばかりは捕まらない。
引いて、叫ぶ。]
アーベル殿は!?
わたしよりも、そちらに。
あの方は、無茶をなさいますから――!
わたしは、ここなら大丈夫ですから!!
[動き鈍りしも尚、こちらへと向かってくる雲。鎖で繋がれた三節の棍を繰り、反対の腕を絡め取り、縛をかけ。両足、胴、首にも同様に岩の縛をかけて行く。途中、岩縛の重さを逆に利用し揮われた一撃を左肩に受けた]
ぐっ……。
[みしりと骨が軋む音。技が徒となったか、少なくとも骨には罅が入ったようだった]
…ええい、歳は取りたくないもんじゃの。
[それでも、全ての縛をかけられた雲は、その重さに地に伏せることとなる。三節を棒に戻し、岩石化した部分に突きつけ、力を込める。たちまち、雲は岩石へと包まれ、その動きを止めるに至った]
……って!
[消えた姿に舌打ち一つ。
それでも]
……考える前に突っ走るのはオレのやり方だし、だから、走るのは勝手なんだよ!
だけど!
それしかないとか、それじゃなきゃダメとか……。
ああもう、なんでごちゃごちゃ小難しく考えるんだよ、どいつもこいつも!
願いなんて、口に出して言わなきゃ……。
思うだけじゃ、絶対叶わねぇだろうにっ!
[苛立ちをこめて吐き捨てつつ、風を集め、走る。
エルザは地下、と言っていたか。
とにかく、気配を感じる方へと]
< 落とされた影が取るは、幼児のよく知る者の姿 >
……リーチェ?
< 動きを止めた影の竜の傍らで、黒の瞳が仔竜を映した >
どんなに「不可能」と言われても!
どんなに「徒労」と言われても!
私は絶対に諦めやしない!
全ての常識なんて―――「クソ食らえ」!!
…っ、
ノーラ、
[幼子の名を呼ぶ声。仔は一度だけ――今度こそ驚愕に眼を見開き。
しかし弾かれるようにして、その傍へと駆ける。
たしと小さく芝生を叩く足は、僅かに緑を茂らせて。]
[首飾りは二つの石を残して姿を散じる。
同時に二石は浮き上がり、二者の間に留まりて]
[石の周囲に集まるのは光る水。
それは縦に伸び、一際眩い光を放った後、そこに浮かんでいたのは、宝飾の施された鞘に納まった片手持ちの長剣]
[伸ばした左手が鞘に触れる。
途端に流れ込んでくる怒りと痛みに耐えながら、握る]
―中庭―
[目の前で起こっていることを、しばし呆然と見つめていた。
赤い雨。青い虹。そして、碧い虹に似た、竜の姿――。
徐々に、氷破の竜の表情は、悲痛な表情となっていき]
……そこまでの、願い……。
[空を見上げるように、竜の姿を仰ぎ見る。
小さき頃の、仔の面影はそこには見当たらなかった]
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