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[ディル導師の奮闘にすら気づかず、気づいていれば何をおいても駆け出していたのだろうが、
ヴィターはその様子を見ながらこれは重症だなと思っていた]
「まぁ、しゃーないやん、ルールはルールや。
命落とすわけでもあらへんし、あんま落ち込んでると心配かけてまうで」
[珍しくまっとうな慰め方をしてから]
「あれなら、今からちゅーしてきて伝えてきたらええねん」
[やっぱり残念な言葉はついてきた、自分は首をふるふると横に振り]
わかってますよ、自分の身から出たことですしね…
[ため息をつきながら立ち上がり、最後に付け加えられていた言葉は無視していた]
了承どーもサンキュ。
そんじゃ、時間出来るの期待してるわ。
なぁヴァイス、先輩とやる時こないだ練習してた技使ってみてもいっか?
[ユリアンが頷くのを見て、にっと嬉しそうに笑って。
学科どころか学年も違う相手なので手合わせできる機会はないと思ってた為に余計嬉しいらしいです。
そんなわけでマンドラ捕獲数が少ないのも気にせずうきうきと話しかけてくる少年を見て、白猫また呆れ顔に。]
[完全に凍りついた異界植物。その傍に寄り、根元を確かめる]
………………。
「”ディル、これは……”」
……広い範囲で……大地が弱っている……。
…後で適切な処置が必要だ…。
[手袋のまま地面の土を浚うように触れる。土はいつもよりも乾燥が進み、痩せているように見えた]
ん、まあ、祭りの間はわりとヒマしてるし。
このイベント終わってからなら、いつでもいーぜ?
あ、でも、そっちの校舎行くのはカンベンなー。
[>>159 嬉しそうなリディにつられるように笑う、ものの。
そのために第一別館に行くのは、ちょっと怖いようです。
雷撃もだけど、陽光学科の騎士連中にも、ちょっと睨まれているフシはあるので]
「”して、これは如何する?”」
……折角だ…研究材料になってもらおう……。
…詳細を調べて…疾風と時空…念のため影輝もだな……危険性を伝えておく必要がある…。
[そう言って、取り出すのは参加者に渡したカプセルケースよりは大きなもの。ぱかりと開くと、凍った異界植物は根こそぎその中へと収められる。それを終えてから、今度は薬袋を取り出し、手袋を脱いで打撃を受けた部分へと塗り込み始めた]
《眩ませ、銀狐》
[詠唱と共に立ち込める煙。
煙は流れてマンドラゴラの群れに向かい、その視界を塞ぐ。
難点はそれで何匹足止めされてるのか、こっちからも見えないってことなんだけど]
そいっ!
[ご主人はカプセルを投げつけた。
煙が晴れたあと、中身を確認してみたら、中にはカプセルの限界ぎりぎりの6匹]
[明かされる驚愕の事実(>>160)には、まだ気付かず。]
さぁて、あと一個だけれど。うーん、どうしようかなぁ
[顎に指をあて、ふむりと考えていたが]
むむ、いい手が思いつかない。ってことで、はい
「……え? 私がやるんですか」
にっこり
「……はぁ。わかりましたよ」
[そう呟くと、ノキアはポワンと水の珠を生み出し、その中にカプセルを放り込む。
水珠はふわふわと飛んでいき]
そっか、オッケー。
イベント終わった後の楽しみが増えたなぁ。
へ?
あぁ、まぁ良いけど…うち以外に道場かなんかあったっけ?
[白猫、もう何言ってもムダねとばかりに呆れたまま肩に落ち着いて。
第一別館に来るのはちょっとー、的なことを聞くと、頷きを返したものの、手合わせ出来る=暴れられる場所が思いつかず。]
お、さっきのしゃぎゃってたヤツ、収まったのかな。
[いつの間にか姿の見えなくなっていた異界植物に、ぽつり、と呟く。
それが残したものについては、未だ気づかず。
地精の気力がダウンしている事は、読み取ろうとしていない事もあって、やっぱり気づいていなかった]
んー、道場のアテはないけど。
第二別館の実習室も、それなりに広いから、手合わせくらいはできるぜ?
[>>166 リディには、にぃ、と笑ってこう返す。
魔導錬金法や影輝学科の符術実践に耐えうるように、広めに作った部屋もあるんです]
おぉ、なかなかやるじゃんノキア
「まあ、当然の結果です」
[エーリッヒの肩の上で、ノキアは満足げに頷いた。]
てことで、ひのふのみー……うん、いい感じ♪
[このあとに訪れるであろう説教タイムなど知らず、彼も満足げに頷いているのであった。]
エーリッヒが…すみません、ご迷惑をおかけしてしまいまして。
私の目が至らぬばかりに…
[ディルスタンに申し訳なさそうに頭を下げてから、
薬を塗る様子に]
怪我まで、させてしまいまして…
治療、いたしましょうか…?
[治療の申し出は責任感からだけではなかったが、そう尋ねながらディルスタンを見上げた。
ヴィターの方はというと、いい雰囲気のチャンスやないのと事態をとりあえずは静観する方向。
ちらちらとオーヴァンの姿を探してあたりを見回したりもしていた]
[探し物(?)のオーヴァンはというと。]
『甘酸っぱいなぁ…』
[なんて、ディルスタンとイレーネの会話をニヤニヤしながら見てた。]
よっしゃ!
[網事件を除けば、初めての大量ゲットにガッツポーズするご主人。
一回思いっきり走ったのがいい気分転換になったのかも。
お陰で耳としっぽは出たままだけれど]
よ、なに話してんの?
[機嫌よさげに、近いところでしゃべってた2人>>166>>169のところへ。
片方のヒトは初対面かな]
あっと、そうだ泥罠の方はどうなったのかな。
[はじめの方に仕掛けた罠のある場所に近づこうと…したのだが。
ものの見事に何処に仕掛けたか忘れていた。]
どこだっけかな…こっちの方だと思ったんだけど。
[方向音痴も手伝って、暫く歩いて探し回った。
きょろきょろしてると、なにやら凍った植物が目に入る。
さっきしゃぎしゃぎ言ってたそれには、他の人の騒動やらマンドラゴラの声に紛れて気づいてなかった。]
あ、本当だ。
マンドラゴラといいさっきのヤツといい、ここの畑のもんは活きが良いなぁ。
─って、マジで!?
へー、第二別館は行ったことないから知らなかったなぁ。
んじゃそこでー。
[さっきまでしゃぎゃってたのは厳密にはこの畑のものじゃないんですが。
ユリアンの言葉に、いつのまにか静かになってたことに気付いて辺りを見回し。
精霊の声を聞く術は持ってないため大地の弱り具合とかは解りません残念。
それよりもユリアンから続いて聞けた言葉の方に一本釣りよろしく興味がひかれまくり。]
「なんやそこにおったんか、こりゃ最初で最後のチャンスかもしれんな」
[オーヴァンの姿に気づくと二匹並んでそう耳打ちしていた]
・・・エーリッヒくんもおしまいかな。
[最後らしいカプセルが使い終えた様子を覗き見る。
それからベアトリーチェに向き直って、]
参加させてくれてありがとう。
なかなか面白かったよ。
それでは、少々用事があるので失礼するとしよう。
[二人に三つ編み絡みの指先を振り、向かうのは男前くん方面。]
お、よぉ、フォルカー。
捕獲の方は、どーだった?
[>>174 声をかけられ、そちらを振り返る。
耳と尻尾が出てる様子に、またか、と思うものの、まずは結果を問いかけて]
ん、いや、このイベント終わったら、手合わせしよーか、って話。
[それから、聞かれた事に答えておいた。
耳尻尾については、あえて突っ込まないでいるらしい]
お?
ユリアン先輩の…友達?
何、って、あぁ。
いや、このイベント終わったら手合わせしてもらうっつー話を。
[とか話してたらなんか耳と尻尾の生えてるヤツに声をかけられ、きょとん。
どうやらユリアンの知り合いだか友人だかっぽいので頭を下げて。
何話してる、と言われれば嬉しそうな表情は隠しもせずに応えます。
その後でまだ名前言ってなかったと慌てて自己紹介。]
あ、ボクはリディ。
雷撃の1年です。
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