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そうかい?
[胸を押さえる様子には、ばつが悪そうにそれ以上攻める言葉はなく]
しろ…?
[首をかしげた、言葉の意味がわからなかったから]
─…嘘。
ゲルダだって、痛いくせに。
[自分も、人から気遣われれば大丈夫だと何度も言った。
平気だと、嘘をついた。
でも、今は。
幼馴染が無理して笑うのは、みたくなくて。
両手を胸にあて耐える彼女の髪を撫でながら、彼女の問いに頷いた。]
…うん、視たよ。
あの、赤髪の男の人も。
二人とも、人間だった。
人狼じゃなかった。
ん。大丈夫。なんでもないよ。
何かを得るには、何か対価を払わなくてはならないと云うだけだから。
[さも占いの代償であるかのように取り繕いながら、肩を掴み貌を覗こうとする妻に言葉を向ける。
と、安心させようと、微笑んだ唇の端から、咳こんでもないのに、つっと紅が顎へと滴った。]
否定して欲しかったのか?
[目を眇めクツと咽喉を鳴らした]
――…良い職人になれただろうに。
最初で最後とは勿体ねぇな。
[自身を暴いた瑠璃細工が音を奏でている。
アーベルを見詰める深緑は常の色ながら
微かに警戒の色を漂わせる。
それは守るべきものがあったからかもしれず]
逃れるため、ってのも否定しねぇ。
でも、それだけじゃねぇさ。
人間の心臓が、如何しても必要になったのさ。
[これまで漆黒の狩りは常に村の外で行われてきた。
事を荒立てるのは不本意であったが――]
―宿屋・食堂―
別に幼馴染同士が男会話するのに、なんでそんな話すんだろなっていうのと、
わざわざこんなときに口にすることでもないのにな。
しかも二回目だったからよ。
[もっとも一回目は3人でいたときのことだが、ミハエルの様子には普通にそう返して]
こんなときにだれだれが疑わしいなんて、疑えって言ってるようなもんだ。
よくある扇動パターンってやつだな。
[それは自分が悪さとかするときにも使ったような手法]
まぁ、こう言ってる私も同じことしてることになんだろうけどな。
[席を立ち]
空気悪くしちまったな、散歩でも行ってくる
それは……そうなのかもしれない。
でも、でもねゼル。
私は対価を払わなくても、得た物が沢山……
[対価など払わなくても、自分に惜しむことの無い愛情をくれた人がいると。
そう伝えようとして、
唇から垂れた赤い血に、目を見開いた。]
―――ゼル、っ…!
[零れた血に、ふっと何か悟ったように、顔から血の気が引いていった。]
ん、いや。
前に視た人狼は、しばらくとぼけてたから、そーくるんじゃないかと思ってさ。
[さらりと返したのは、以前にもこの状況にいた事をうかがわせる言葉]
……職人になって、ここに押し込められるのも。
親父から引き継いだ、この血に踊らされるのも。
……真っ平ゴメンだったんでね。
[勿体無い、との評に対するのは、ずっと抱えていた本音。
警戒を帯びて向けられる深緑。
蒼が、微かに細まった]
……人間の、心臓?
なんだそりゃ……呪術薬でも、作るつもりか?
─宿屋・食堂─
こんな時だからの言葉なのだろう。
君こそ現状を理解出来ていないのではないか。
僕達は何のためにここに集められた?
何をするべきだ?
ゼルギウスはすべき事をし、それについてを口にしただけだろう。
[2回目と言う言葉は分からなかったため、そのまま捨て置く。
続く言葉はやはり何故そう考えるのかが分からず、首を傾げた。
ミハエルは未だ、アーベルも見極める力を持ち得る事を知らない]
そうだな、同じことをしているようだ。
折角ゼルギウスが人の証明を教えてくれたのに、そんなことを言う君が分からない。
[こう言葉を続けて、席を立つのを見上げた]
[叫ぶ妻の声に何事かと紅を見開いたところで、ゼルギウスは自分の口から血が滴っていることに気がついた。]
嗚呼……―――
[ばれちゃったか、と悪戯が見つかった子どものような貌をして]
私には、時間がなかったものだから、ね。
べッティさんに、悪い気を起させたならごめん。
[一先ず先に、去ろうとするべッティに、ライヒアルトが白だと今告げた理由を述べた。]
お前さん相手じゃ時間の問題だしなぁ。
[幼馴染の彼でなければ反応は違ったかもしれない。
一番対峙したくない相手だった。
知らず、襲う候補からも外していた相手]
――…そ、っか。
お前さんと俺は正反対だな。
[呪術薬、という言葉に思わずふきだす]
は、ははっ、そりゃおもしれぇや。
んなもん、作んねーよ。
――…そりゃ、あれだ。
お前さんたちのところでいう、食事、だな。
[誰の為の糧か、其処までは言わず]
─宿屋・食堂─
ゼルギウス!?
[イレーネの叫びにも似た声にようやくゼルギウスの異変に気付いた]
そんなにも悪かったのか…!
水を持って来た方が良いか?
[対応出来そうなライヒアルトは今ここには居らず。
対処法も知らぬために出来ることをしようと]
―宿屋・食堂―
安い疑いあいなんて事件解決になんの役にもたたねぇよ。
[ミハエルの言葉にそう、そちらを見て、
宿屋を出る前のこと]
そういえばまだ聞いてなかったなミハエル。
カルメンをなんで人狼だって思ったんだ?
[そう問いかける言葉]
ミハエルも覚悟るみたいだからな、聞かせてもらうぞ?
信じる信用することもわかったはずだからな。
[それは以前に追いかけた後の言葉、ゼルギウスが見えるものだという話も自分は聞かされたこともないことで]
人の証明何の話だ?
…嘘じゃないよ
[胸の痛みは、今も訴え掛けてくる。
怪我はしてないから手首の怪我を見せて。
悲しい顔も、痛ましく笑うのもしたくはなくて、
結局は俯いてしまう。]
…そっか
そうであって、欲しかったのだよ
[誰も疑いたくは無かったけれど。
誰も狼だと想いたくなかったけれど。
死んでしまった人達の事を想い、そう口にする。
頭をなでられれば、有難うと感謝して。]
僕、着替えてくるね
クロエも下に行こ?
[そう言い伝えて、部屋へと戻り、着替えを済ませて廊下に出た。]
……ま、そうかもな。
俺だって、お前相手にいつまでも自分の事、隠せるとは思えなかったし。
[だからこそ、ユリアンに決意を告げた時、全力勝負の例えを使った。
知っているから。
反する立場にいた場合は、文字通りの全力を必要とする、と]
……正反対。そーだな。どこまでも、そうなってる。
[ぽつり、呟く。
ふき出す様子には、ちょっとむっとしたものの]
食事、ねぇ……ま、大抵はそういう事らしいけど。
……で?
ここまで話したって事は、穏便に俺を帰す気は、ないって事でいいわけ?
[ミハエルとベッティの会話は、半分も耳に入っていない。
だからどちらがどうと口にすることも出来ずに。]
ゼル、血。どうして………
[動揺して途切れ途切れに紡げば、ばれた、という子供のような声が返ってくる。]
ばれたって……いつから、なの?
今初めて吐いた、なんてものじゃないんでしょう…!?
なんで、どうして………
[どうして黙っていたのか、どうして血を吐くのか。
手を握って、どうしてと、何度も繰り返す。]
お前さんが口を噤んで呉れるなら……
[蒼を見据える深緑が金色へと変わる]
――…穏便にいけるんだが、なぁ。
けど、正反対のお前さんは……
そんな気にゃならねぇんだろ……?
[距離を保ったまま、幼馴染の返答を待つ]
― →宿屋/食堂 ―
[クロエは一緒に来て呉れたか如何か。
断られれば其れまでで階下へ向かった。]
…あれ?
[先程まで居た姿が見えず、きょろきょろと視線を彷徨わせ。
ベッティの姿も見えぬゆえに娘は頸を傾いだ。]
…皆何処いっちゃんだんだろ
[お外?と訊ねてみようか。]
[改めての説明に]
ああ、つまりゼルギウスはそれができるってことか。
[ライヒアルトを人狼じゃないと知ってるというのは、つまり彼が自分で知ったということ、
アーベルから聞いたのではなかったのだと]
んーー、こっちも悪かったな。
[ひらりと手を振って]
ライヒアルト達、探してくる。
[そう告げて宿屋を後にしようとした]
―食堂―
ご め ん ね
[今朝、音にしなかった言葉を、今は音にする。
悪戯を見つかった、子どものような貌で。]
ん。くれると、ありがたい、かな。
[ミハエルの言葉に返す間にも、唇の端から命の雫は滴って。
それはまるで、砂時計の砂のように、僅かな生の残り火をぽたりぽたりと下へと落とす。
そうこう謂っている間に、先にべッティが水を差し出してくれる。
けれど、それに口をつけようとしないのは、呑むのももう億劫なのか。]
病死でも、1日1人のそれに数えて貰えるのかなぁ。
数えて貰えるなら、その間、ちゃんと皆、考えてね。
それか、人狼のご飯になるのでも、いいのだけれど……―――
[微笑を浮かべながら、そんなことを謂った。]
…ゲルダ。
私は、痛いよ。
皆が視えないものが視得るのに、犠牲を止めることも出来ないことも。
あの男の人が最初に犠牲になったって知ったとき、ゲルダじゃなくて良かったって思ったことも。
棘みたいに、刺さってるよ。
それでも私は、大丈夫だって、嘘、ついてた。
心配、かけたくなかったから。
[俯く彼女に、淡々と言の葉を紡いで。]
だけど…ゲルダには、やっぱり。
嘘、つきたくないよ。
[着替えに行くといわれれば、頷いて。
彼女が離れている間に立ち上がって、蒼鷹と共にゲルダが戻ってくるのを待った。]
[金色に変わる、深緑。
蒼が、伏した]
……例えばの、話。
ここで、俺が何も言わずにいたとしても。
……お前の口振りからして、また、誰かを……殺す事になるんだよな?
[問う声は、静かなもの]
そうだってんなら。
それが、あの場所にいる誰かになるなら。
……止めてぇ、よ、俺は。
[ゆっくりと上がり、金色を見据える蒼には静かな色。
懐の銀の短剣には、未だ手をかけず]
― 宿屋/食堂 ―
ゼルギウスさん!?
[視界に入る吐血の紅に眼を丸くして。
おたおたとしてみるが辺りにライヒアルトの姿は見えず。]
…ど、どうしよう…
――――…ぁ、僕探してくるよ
走るのは得意なのだよ?
─ →宿屋・食堂─
…?
ねぇ、何か…
[ゲルダと共に食堂へと降りて。
何だか騒然としている様子に、どうしたのだろうと思いゲルダに問いかける。
誰か声をかけてくるものはあったかどうか。]
[ごめんねと謂ったのは妻に対して。
問われる言葉には、
相変わらず悪戯が見つかった子のように微笑むだけで。
そっと、握られる手を握り返した。]
─宿屋・食堂─
[ベッティが宿屋を出た後、ゲルダとクロエが降りて来て。
ゼルギウスを見たゲルダがライヒアルトを探して来ると言うと]
待って、探しに行くなら僕も行く。
[一人では行かせられないと、そう申し出る]
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