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あ。はい、判りました。
エレノアさんの詳細が入ったら、すぐにお知らせします。
……えと、もしそちらでも、何か判ったら、教えてもらって良いですか。
[ハーヴェイの言葉にこくりと頷いて、同じように問い返す。
ラッセルの様子に、僅かに眉を寄せて]
…あの、無理は、しないで下さいね?
もし体調が悪ければ、診ますし。
[大丈夫ですか、と青ざめた顔を軽く覗き込んで]
[ラッセルの青ざめた顔を覗き込みながら]
大丈夫?
疲れてるなら無理しないほうがいいわ。
えぇと…ちょっとよくわからなくなってきたわ。
整理させて?
今、エレノア奥様が具合が悪いのね?
そして、コーネリアスさんが、魔術師だ、と。
アーヴァインさんがいなくなってて、それはコーネリアスさんのせいってコーネリアスさんは言うのね…?
あってる?
[くるりと周りを見渡して、首をかしげながら聞いてみた。]
うん、・・・有難う。
[包みを受け取るも、今は開こうとはせず。他の遣り取りを聞きながら、下唇を噛む。
本当に疲れているだけか、それとも――]
多分、それであってるよ、レベッカさん。
……本当、突拍子もなさすぎるけど。
でもラッセルさんの方が心配だけど。
体調悪いなら、ホットミルクでも飲む?
っていうか休もう。どっか、座って休まないと、たおれそうに見えるよ
……完全にいなくなってる……とは、思えんけどね。
[リックの疑問に答えるためか、独り言なのか、ぽつりと呟いた後]
ああ、そうしてくれると助かるよ。
……俺の方でも何かわかったら、知らせるから。
[ニーナの言葉に頷いて、返す。
黒猫は、唇を噛むラッセルを、やや首を傾げつつじぃ、と見つめて]
身体だけでもいるならいるで、どこかわかんないかなぁ?
まあ、探せばいいのかもしれないけど。
ここ……サーカスにきてるのが最後の目撃証言なんだから、この中にいるのかなぁ。
……。
あー、もう本当。
こんなわかんないのなんて、常日頃から一つでいいんだよ。
カガクテキコンキョがないようなのなんて。
ん、本当に。
大丈夫、だから。
[案ずるように鳴く黒猫にも、次々と掛けられる声にも、あくまでそう告げる。]
はい。
大体、そんな感じかと。
[レベッカの言葉には一つ頷いた。]
なんだか…難しいわね…
夢のある話だけど…
同じ夢のある話なら、もっと幸せなほうがいいわ。
[独り言のように、下を向いてつぶやいた。]
[沈んだ様子のレベッカに、申し訳なさそうな視線を向ける]
すみません。私の考えが足りなくて。
とにかく…もう占いをするつもりはありませんから。
[ニーナに、もう一度きっぱりと告げる]
占いで、魂が、全く消えてしまうかどうかは、判りませんけど。
…もし、ブランさんの所為じゃない場合は──
多分、魂も、身体も。
[…ここに居るでしょうね。と。続く言葉は飲み込んだ。
…言っていいのか判らない。
もし、このサーカス団があの時とは違ったら、不安を煽るだけだし。
何より、自分の話は──占いの事よりも、突拍子無い。
ハーヴェイの言葉には、ほ、と小さく吐息を零した後
お願いします、と頭を下げて。]
あ、ごめんなさい。
コーネリアスさんも、悪気があってどうこうしてるわけじゃないものね。
[コーネリアスの視線に、ぶんぶんと頭を振った]
エレノア奥様の不調も、そのせいなのかしら?
[皆が魔術師の話や、
青年の挙動に注目している間、
いつの間にやら少女は
サーカスの広場に来てていたようで。
今日のリーフレットを手にして、
辺りをきょろきょろと見回して、
周囲の施設を興味深げに眺め。]
[天幕から、ショーの開催を告げる呼び込みの声が響き渡る]
あ!しまった!
すみません、仕事に戻ります。
話しの続きはまた!
[慌てて踵を返しかけ]
あ、レベッカさん、これどうぞ。お店に飾ってください。
[手にしていた白い造花の花束を、レベッカに押し付けるようにして、天幕の方へと走っていった。]
……。えっと、…はい。
もう、誰も占わないんなら、いいんです。
[きっぱりと告げる様子に、少しだけ眉を寄せて。
困らせてごめんなさい。と頭を下げた。
仕事へと戻ろうとする銀髪の青年に、ひらりと手を上げて見送り]
お仕事、がんばって。
はァ。まったく意味がわからないのが増えたばっかり。
身体だけあるかもとか、わっけわかんないし。
……本当、わけわかんないし。
やっぱり、ね
[頭を下げるニーナに、こちらこそ、と返しつつ。
呼び込みの声に、天幕へと走るコーネリアスを見送って]
……話自体には……あんまり疑う要素はなかったが……しかし。
[何か、引っかかるような気がしてならない、というのが、正直な感想で。
ごくごく小さく呟いたその言葉は、誰かの耳に届くだろうか]
・・・・あ、はい。
また。
[何か思惑に耽っていたか、銀髪の青年への反応は遅れる。背中に小さく声は掛けたが、聞こえたか否かは分からない。]
[押し付けられるように渡された白い花束を、驚いた目で受け取りながら]
え、あ、あぁ、ありがとう。
お仕事がんばって、無理なさらないでね?
[揺れる銀髪を見送った]
[落ち着きなく辺りをうろついていたけれど、
ショーの開催を告げる声に顔がそちらに向く。
お金を払うのなら見て行きたいから、
なんて頭の中で言い訳をしながら。
何があるのだっけとリーフレットを見て、
そちらへと歩み出す。]
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