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おや。
目覚めの一杯には丁度いいかと思いますが?
ほらー、おめめぱっちり。
[レッグのシャウトに対するもいい笑顔だ]
[シャロンの次回のお願いに猫が尻尾をパタパタ揺らしている]
[レッグの叫びににクスクスと微笑み]
騒いで居るのは君じゃないか。
[エドガーの言葉に]
ふぅん・・・まぁ確かに。
少なくとも今の僕にははっきり言って打つ手はないなぁ。
[ディーノに対して]
そもそも私は誰も疑ってなどいない。
あくまで仮に、だが、この中に組織に対する一般的意味での「裏切り」…、例えばボスや同僚幹部の殺害か。を企む者が居たとしても、私はそれを糾弾するつもりはない。
早い話が、裏切り者だろうが違おうが少し待て、いずれまた自由にしてやる、そういう話だ。
[周囲の笑いどころか、後ろに控えているナナエにも笑われて頬を少し染めながら]
でもよー?
いくら持久戦とはいえさ、ボスがいつまでも俺等を解放しなければどうすんだよ?
ここに集めて閉じ込めた時点で、こういっちゃなんだが、ボスも本気なんじゃねーの?
……ボスの考えている裏切り者の粛清を、さ。
[嗚呼、辛いのは矢張り狙って遣ったのか、と云う目でジョエルを見た。
其の儘、凄い主人だねと白猫を見る。
彼女のすらりとした尻尾が、揺れているのに、再びふわり、花の様に笑った。]
[エドガーの答えに、んー、と言いつつ眉をひそめて]
でもさあ、白羊宮の御方?
それで何とかなるなら、そも、召集自体が無用なワケでさ。
……ついでに。
あなたもここにいる、という時点で、それだけの力を発揮できるとは思い難い……かな?
[最後の言葉を綴る刹那、碧の瞳は冷たい色彩を織り成して]
……いえ、誰も笑っていませんよ?
[明らかに嘘だと判る言葉だが、
取り繕う様子も見せずに、くすくすと口許に手を当て。]
…エドガー殿は、面白いことをおっしゃりますね。
裏の中心とも言えるこの場所で、随分と甘いとも思われる。
…この組織を束ねるあの方の言葉に意見し、従わない。
その時点で命令違反であり、組織に対する裏切りだと考えます。
[少なくとも僕はですが。と言葉を紡いで]
貴方のその自信に溢れる言動が、
裏切りでないと言えるのか…僕には不思議でなりませんが。
[再びディーノを見やり]
ま、この組織ではプライベートに口出しされる事はそうそうないのだろうけど。
私が子供の頃は保護者がいたからなぁ……そういう苦労してないのよね。
[そうして、エドガーの言葉に小さく眉を顰め]
理解…してもらえるのかしらね?
むしろ、そんなことをすれば……粛清の対象になりそうな気がしないでもないわ。
[エドガーの自由にしてやる、との自信に満ちた発言に]
・・・でも持久戦となれば不利なのは僕等の方だよ?
何せ閉鎖されているんだ。キッチンにある食料だって無限じゃあない。いくら僕等でも、飢えてしまえば死んでしまうよ。
そうだな、天秤。だが私とてただ手をこまねくつもりはない。
部下達がボスを説得する材料を集めている。私を信じろ。
…信じられないかも知れないが、しかし我々がこの円卓の上で猜疑と不信のみを基に行動しても、ロクな事にはならないぞ。
[最後は全員に言い含めるように]
皆の言う通りさネェ。
第一、何を持ってしてあの人を説得するというんだい。
手持ちの札では説得できそうに無いと言っておいて。
[ゆるりと視線をエドガーに向ける]
そもあの人を説得する前に。
アタシらを納得させるだけのものを見せてご覧よ、白羊の。
ただ机上論を弄するだけじゃここにいる連中は動かないさね。
それは誰よりもアンタが知っているだろうに。
[レッグの言葉に浮かびかけていた笑みを消して]
…だろうな。いくら俺らが幹部で居なくなったらジュウダイなソンシツだってもしょせんコマの1つにすぎねぇんだし。
[アヤメの方を振り返る瞬間には、エドガーへと向けた碧の冷たさは和らいで]
いやあ、そう思うんだけど、いるんだよねぇ、知りたがりは。
[困ったコトにね、と言いつつくすり、と笑い]
保護者かあ。
オレにとっては、ソレ美味しい? って感じだねぇ。
[エドガーの言葉にふぅんと目を細めたまま]
甘いねぇ。裏切りを裏切りと見ない。私らは兎も角としても、ボスの命を狙うのすら許容するとは、ほんと爺ちゃんは寛容だねぇ
[皮肉を込めて言い放つ]
兎も角、お前の云いたい事は分かった、牡羊の。
だがお前が何と云おうと、お前も僕らと同じ立場なのだと云う事を忘れるな。
若し、裏切りが在るのだとすれば、お前も其の容疑を受ける1つ星で在るに違いはない。
嗚呼、確かに……
[オーフェンの言葉に、ちらと室内のメイドたちを見]
確かに食料も、問題だな。
其してボスが僕ら全員を兇したいと思って居るならば――此処に僕らを閉じ込め、水を断つということも考えられるか。
嬉しくない事だ。――本当に面倒だな。
[エドガーの全員に向けられたであろう言葉に対し]
貴方を信じるかどうかは兎も角として・・・
それぐらいの事は皆分かっているだろうさ。
それでも打つ手が無いから、僕はこうしてジョエルの淹れてくれた紅茶を啜っているんだ。
[言って、紅茶を一口。続いてフレンチトーストを口へ運ぶ]
『やれ、何と会話の方向性の定まらない』
[シャロンがこちらに向けた視線に微笑んでから]
…どうも、白羊卿の仰ることは事態に対して矛盾しているような気がしますね。
それとも、今回の騒動を丸くおさめて何かしらの利益を得ようとなさりたいのか、と思わず疑ってしまいます。
確かに貴方が首座ではあられるけれど、今回の主殿との連絡役は貴方ではなくて織姫殿、ですよね?
それなのに一切の交渉等をご自分だけでなさろうとされるのは…。
──今回をいいタイミングとばかりに我々を手駒になさるおつもりとしか思えません。
[失礼かもしれませんが。
そう注釈だけつけて伝える]
全く…そんなに殺し合いがしたいのか?君達は。私を信用しないなら、残る選択肢はそれだけだなんだぞ?
…このような言い方をするとあおられたと感じるウォーマニアクス(戦争狂)が居るから困るのだが。
とにかく今暫く、大人しくしていてくれ。私の要望はそれだけだ。
他に名案があるなら聞こう。誰かあるかね?
ったく…今更な事言っててもなんも解決しねぇだろ?大体みんなで出るってだけならクローディアぶっ殺すなりなんなりしてカード奪えばイイだけじゃねぇか。
[さらりと反逆と取られかねない事を言ってみせる。これだから旧世代は…などと言う呟きもついてたかもしれない]
君が私よりも巧くこの場から情報収集・交渉の手筈を整えられるなら、任せるさ。
…あとこれはついでだが、この場に置いての私には諸君に命令するような権限は無い。
だから私は要望するだけだ。聞かなければ誰もが不愉快な事態になるような、当たり前の要望をしているつもりだ。
…
[溜息が零れた。紅の眼差しが隣席の男を捕らえ]
誰が如何したら其う云って居る様に見えるのか、僕には其れの方が判らない。
面倒事は厭だと幾度も云って居るだろう?
静かにして居る事は厭では無いが、お前を信用しないと云う事が如何して其れに繋がるのか。
お前は信用されて居ようが無かろうが、自分で好きな様に動けば良いだろう?
僕も、恐らく他の星も、好きな様に動く。
其れで何が悪い。
誰かを信用しきる事など出来る物か。
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