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[と思えば、Uターンして戻って来るリディに瞬く。
手の中に残される白い石。
それを見た後、再び顔を上げた時には既にその姿は遠かった。
代わりに道の先にいるヨハナに気付き、頭を下げる。
貰った石はポケットの中に]
うみゃみゃみゃ!
[わしゃわしゃと撫でられて、頭が揺れる]
なーでーるーにゃ〜〜〜!
[ぶるぶると頭を振る。もう話も聞いてるのか怪しい]
おや、ちょうどいい。
ユリアンにつけたところを見てもらうかい?
[後ろを付いてきてるはずの薄茶猫を振り返るが、既に姿が無い。
どこに行ったか目で探しているとリディの礼が耳に届く]
どういたしましてサァ。
[とっくに離れた背に声を掛けたが届いたかどうか。
そして首をユリアンに戻すと、その方向に飼い猫の姿を見つけて目を瞬かせた]
おや、近づいていくなんて珍しいねェ。
人の仕掛けた罠で捕まるようなものに、守護妖精様が封じられたんだとしたら、泣けちゃいますよぉ。
[冗談めかした口調で言いつつ。
一応、経過の方は気にしているらしい]
危ない、と言っても、村の皆を危険晒さないように先陣を切るのが役目、とか。
そう、返されますからねぇ……。
[妙に、しみじみと言った]
それなら、自衛団さんの詰め所に戻っていらっしゃるかしら?
[さて、当の薄茶猫はと言えば、礼とかそんな殊勝な事を考えている訳がなく。単にきれいな白い石に気を惹かれただけだった。
石の首輪は気に入ってるし、硝子の鈴も首もとのふさふさした毛並みのおかげで普通の動きにはうるさく無いから一応許容しているが、鈴を付けられたと脳内で結び付いたら猫パンチの一発は確実である。
屈み込んだユリアンの正面を避け、伸び上がってポケットの方に前足を伸ばしてしきりに気にした様子を見せる]
[ティルの抗議は聞いちゃいない。わしゃわしゃ、続行]
それは、確かに。
[ミリアムの指摘には深々と頷いた。
後半には更に深く、頷くことになるのだが]
……そろそろ歳考えろ、って話だよなあ。
戻ってるんなら、いいんだけど、ねえ。
なにやってるんだい、ツィムト。
他所様のものをとっちゃいけないと言ってるだろゥ?
[主に他所の食卓から狩ってはいけないという意味だが、婆は制止の声を一応投げた]
[わしゃわしゃしてるのを特に止めないのは、多分、傍目にはほのぼのしているから]
でも、見方を変えると。
そんな大事ができるものがいるって可能性があるわけで、それもそれで大変……なのですよねぇ。
[呟く口調には、危機感はない。
口調には]
本当に。御師匠様も、心配されてるのですよねぇ。
戻ってなかった場合は……妖精の環、見に行ってるのかしら。
……様子、見に行った方が良いような気が……。
[正面は避けられたものの、やたらと纏わりつく猫に首を向け。
そちら側のポケットに入っているものと言えば、首輪の代金と先程貰った白い石。
少し考えてポケットに手を入れ、石を掌の上に。
…今のところあげるつもりはないが]
んんん、今のリディちゃんよりもっとずっと前かな。
たぶんね。
ずっとずっと、旅してきたから、どれくらいだかわからないや。
[リディにそんなことを言ったあとで、雑貨屋に向かった。]
[ちゃんと薬を渡した。]
えと、ミリィちゃん後で来るって。
ん、心配なんじゃないかな。なんか色々変だし?
ほら、がけ崩れといいねえ。
あ、そうそう、明日はきのこのシチューなんだけど、今日はどうしよう。
ね、ね。誰か作ってほしそうな人いなかった?
おばちゃんには好評だったし、そういう人増えないかな。
ここで受け付けてもいい?
……ケチー
……それも、確かに。
そりゃ大変だ。
この村、そういったトラブルには弱そうだし。
[今までは守護妖精に護られてきたわけだから、と顰めっ面。
それでも、青年の口調もまた、比較的軽いものではあったが]
行っておくか?
森の……騒ぎ方っていうのかな、それが変わっているのも気になるんだよな。
[本来であれば、この森には居ないはずの、見えぬものの気配が強まっていると気付くものは、さて、いるのか]
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