情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そうですか。 なかなか良くできたお答えですが、残念ながら違います。
よろしいですか?
その宗教が生まれた当時、それは何処の馬の骨ともしれない者が唱えているだけの新興宗教に過ぎなかった。 それが今のようになるにはどうしたらよいか?
[しばし間を置き、相手が待ちきれないギリギリのタイミングで口を開く]
そう……、現世利益ですよ。
この宗教を信仰するとこんなに役に立ちますよというアピールです。
ただ教えが優れているだけでは大衆は見向きもしません。
何かに縋りたいと言っても、既にそこには昔からの別の心境があったのですから、新興宗教に縋ることもない筈です。
教えが優れている以上に、日々の生活に役に立つ、或いは何らかの脅威に対抗できる手段を提供してくれる。 そういうものが必要……そうは思いませんか。
その為に、治水を行ったり市場を開き雇用を創出したりという手段を取った宗教は枚挙にいとまがありません。
どうでしょうか、歴史を振り返ると心当たりはありますでしょう?
[ザムエルは頷き]
「情けは人の為ならず」です。 ですが、慈善事業は構わないのです。
それは人々の生活に恵みを多少なりとももたらすのに役に立つのですから。
慈善事業ならばね。
では、あの口では綺麗なことを言うヤツラが取った手段とは何であったか。
[いつの間にか、その老人のまなざしに引き込まれるようにして、自然に軽く身を乗り出していた。
ただ、その目をじっと見て、彼が言葉をつむぐのを待つ。]
[ザムエルは自分が俄に信じられない事を述べようとしているのを自覚して、少々自嘲気味に話を続ける。]
私の調べたところによると、自分たちの手で危機を演出し、自分たちの手で解決するという手段だったのです。
自作自演の茶番劇。 それが人狼騒ぎの本質なのですよ。
[そう言って、傍らの鞄からフィールドノートを取り出し、卓上へと置いた。
ページを来ると、石版の写しらしき図形が記されている]
壁|・)o〇(*業務連絡*
次回コミット:1/2 00:00:00を予定。
会話の進行状況によっては、延長も考慮します)
これは、あの宗教が発祥してから第二の聖地となった場所の地下教会にあったものです。
白い森と呼ばれ、その当時守りの加護を与えるための最高の場所だとされておりました。
ですが、実際にはそここそが人狼発祥の地であったわけです。
[図を指し示し]
こちらに、祈祷する僧侶、片方には闇の太陽、その間には獣の頭を持つ人間が描かれています。
こちらの文字は、「我らの力を示す為、我らに仇為す存在を手に入れる為、、汝らと契約を結ぶ」 そう言う意味です。
他にも史料はあるのですが、これが一番はっきりしたものでしょう。
…自作、自演…?
[一瞬理解できず、ただその言葉を口の中で繰り返した。]
…ちょっと待て、そりゃどういう…。
[ヤツらに人々を襲わせ、それを退治して恩を売る。
そうすれば、何も知らぬ人々は、救われたと思い込む…。
…そのために…??
ぐるぐるとまとまりきらない思考と感情。
目の前に置かれたノートに、その視線を移す。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新