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[かろうじて、ユリアンに受け止められ]
[手から離れたランプがかしゃんと音を立てて落ちた]
[右腕から流れる緋色が、床を濡らす]
[改めて気づいた少女に状態に、これは女手がいるな、と思いつつ。
エルザになら頼めるだろうか、と思案を巡らせる。
……軽い現実逃避が入っているのは、やや、否めないかも知れないが]
……こわれない?
ああ……俺は、こわれないから。
だから、大丈夫。
[静かに、微笑んで。ここは冷えるから、と移動を促す]
[人がぞくぞく帰ってきて、そして機械犬が喜びのあまりはしゃぎ回っている姿を見て少女は知らぬうちに安堵のため息を吐いた]
ああ、バージョンアップしたんだ。今日から「N903i」だ。
[タックルされているハインリヒに笑いながら答える少女だが、真顔になり外から来た人に問う]
外で何かあったのか?……って、イレーネさん!
[突如倒れたイレーネに少女は反射的に立ち上がる]
[まだ狼の声はする]
[ふる、と頭を横に幾度か振って]
[緊張したまま]
[荷物を取る][イレーネが落としていった荷物を]
まったく……
[声はかすかに]
…どうした?
[機械犬を抱き上げたまま振り向く。
エーリッヒにしがみついているブリジット、そして怪我をしている様子のイレーネ。]
[半ば滑り込むようにしてイレーネを受け止めて]
[元々の熱の所為なのか、傷が熱を持ったのか。
酷く、体が熱いように感じられた]
[床に投げ出された右腕から赤が広がって]
なん…っ
誰か!止血!!
[咄嗟に思いついたのはそれくらい]
[倒れたイレーネに近付こうとして、エーリッヒとブリジットに気付く]
…どうしたの、2人とも…
[ブリジットの服が濡れているのに気づき慌てて]
それでは風邪を引いてしまうわ。
…着替えはあるのかしら?
[とりあえず体を温めた方が?と思案しながら]
[緊張が解けた身体は、やけに重く。上手く動かせない]
………あ、……ごめん………?
[かろうじて出たのは、そんな言葉]
[オトフリートから借りた上着に、爪痕。後で叱られるかなと、暢気に思った]
(何をやってるのだか、あの男は)
やはり……なのか。
[闇の中よりオトフリートの動きを見守り、囁く。
肝心の場所は本人の心の中でしか聞こえない]
っとに、もう……。
[イレーネの様子に、ため息一つ。
でも、今はそちらに向かうことはできない、と思った。
ブリジットをほっといてそちらに行ったら、恐らく怒るだろう……と思えるし。
などと考えていたところに、エルザに呼びかけられ]
ん、ああ。
着替え、あるならいいんだけど……。
……なんにしても、俺じゃちょっと、手、出せないから。
頼んでも、いいかな?
[救急箱の位置ならもはや熟知している]
[少女は慌てて救急箱を持ってイレーネの元に駆け付けると、上着をはぎ取り手当てをする]
……とりあえず応急処置だけでも。
念のため医者に見せたほうがいいと思うが……。
[自衛団が許してくれるのか?それが疑問]
[抱き留めた体が身動いで、声が聞こえた]
謝らなくていいから。
…どうしたんだ、それ?
[傷を見ると下手に動かすのも拙いだろうかと考えて。
床に座り込んだままで問いかける]
…エルザ…着替え……
[頭を左右に]
[荷物も持たずに来たのだから]
[エーリッヒから少し離れ、隙間が出来る]
[エルザは怖くない]
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