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[>>68 返された視線に、瞬き一つ。
とはいえ、無理強いする気はなく、のんびりと待ちの体勢。
駆け戻ってきた白もふが肩に乗ると、入れ代わるよに黒もふが下へと降りる]
……ホムラ?
ん……わかった、任せる。
[小さく呟いて、何処かへと送り出し。
湖面を見やりつつ、物思う体で佇んだ**]
[ローザから挨拶されると、クロウはそちらを向いて。]
『…使い魔のクロウだ。
ミリィともども、よろしく頼む。ローザ。』
[そう言って、かぁ、と一鳴きした。]
さて、そろそろ行くか?
……誰か一緒に来るか?
[振り向いて声をかけてみたが、誘いに乗った者はいたのかどうか。
どちらにせよハインリヒは胸元のシチにご機嫌をうかがった。]
『……丘陵が、いいわ……。』
[シチの声に一つ頷くと、丘陵へと*向かう*]
―→丘陵エリア―
ええと、ベアトリーチェちゃんと、カルメンと、ゲルダ…かな。
うん、こっちも宜しくね。
[流石にハインリヒの胸中>>60は気づかないが
ローザだよと名乗りながら、それぞれに笑顔のまま手を振った。
カルメンが近づいて>>63流水の事を名乗るとわぁと少し驚いて。]
そっか、じゃ後輩さんだね。私も少し前は流水だったからー。
飛鷹もよろしくねー。
[話だけは〜のぶぶんはそっかーとにこにこしたまま聞いていた。
周りの風評を殆ど気にしないので、奇行学科の事やらは流石に知らないうえに、自分の評価は尚の事知らないままなので、どんな話なんだろうと少し思ったがそれもすぐに気にしなくなる。礼儀正しく挨拶してきた鷹にも、同等ににこりと挨拶して。]
あれー?
ごめんごめん、今度は覚えたよー。
[おもいっきりすっぽ抜けてたらしい。
訂正>>68に小首を傾げた後、笑顔で謝罪しながら今度はと言うがさてどうだか。
試験受けに来た理由は何となく見えるかもしれない。
そんな事もあり、前者3人+1匹の名前も把握しているかどうかかなり危うかった。]
[>>70揺れる尻尾にこっくりと頷いて、小さく手を振った。
深呼吸深呼吸。すっすっはー]
私も、回収の方にします。
[ヴィリーが戦うならさっきの符を使う所も見られるだろうか。
少しだけ期待しながら、まずは湖畔に沿って*歩き出した*]
[挨拶してたり話したりしてる内に、気がつけば各々移動を始めていて。
ありゃ、と間抜けた声をあげ肩の鴉に視線をやった。]
出遅れたっぽい?
『……わかってるなら、行動に移せ。』
はーい。
でもあんま遠くは行きたくないなー。
[などと言いつつ、どうしようかとそろそろ真面目に*考え始めた。*]
おもへそうって思うんだば、やってみればえがっぺ。
やりて人がやりゃええのぁそん通りだべし。
[ミリィ>>74の言葉に笑顔で返す。どんな戦いになるか観てみたいと言われると]
『見世物では無いぞ。
何より、回収作業もあるのに観ている暇なぞあるのか?』
[リーが口を開くより先にティティエンから突っ込みが入った]
観てんだば観ででいんでねの?
『馬鹿者。
今回は試験だけでなく講師殿の仕事の補佐も含まれているのだぞ。
仮に貴様が講師殿に挑むのであれば、他の者は迅速に欠片の回収を行うべきだ』
んだべがー。
そんあど頑張りゃいんでねの?
『時間は有限なのだぞ!
ぼんやり眺めている暇があるのであれば、回収に精を出すべきである!
全くお前は昔からそう言うところが(以下略』
[ミリィにも飛び火しかねない説教がしばらく続き*そうだ*]
よろしくぅ〜、ローザ先輩♪
[手にしたカードをふりふりと、ローザの様子に噂通りねとは心の中でだけ。
これで試験参加者全員との挨拶は済んだかなと一応周りを見回したり]
[ユリアンの遠い目に>>73もどこ吹く風の体で笑顔のまま。]
それがお仕事だったし、楽しいよー。
ああ、ライン川の帆船沈めてた頃が懐かしいなぁ…。
[どこか懐かしいような、うっとりしたような顔で、元居た世界に思いを馳せて。
それでもすぐに、昔々からは戻ってくる。]
あんまり覚えてないなら、どっかに書いておけばいいのに。
最初の文字だけでも書いておくと意外と忘れないよー。
[とは物忘れが酷い子の弁。
本人は精霊語を忘れる事がないので、その辺りは気にしていないのだが。
多少元気になったらしいユリアンにえへーと笑って、移動する人らは見送った。自分は得意エリアから動くつもりはないらしい。]
それじゃ、湖に落ちた分回収しようかなぁー。行って来まーす。
[そう言うが早いが、湖に飛び込むとすぐに人魚の姿へと変わり――服は自動的に消えた――水精に語りかけ、落し物を探し始めた**]
とと。
[と、湖に飛び込む前にちょっと止まって戻ってきてから。]
あそーだ。ユリアン不安なら一緒に回収するー?
水の中だったら、サポートできるしー。
[尋ねた返事はどうだったか。
可でも不可でも一度は手を引っ張って湖につれて行こうとするのだが、湖に飛び込むとユリアンが大変眼のやり場に困る結果になるので果たしてどうなる事やら**]
[ローザが名を繰り返したなら頷きで返して、それぞれの名乗りは耳に留めておく。
ハインリヒの声>>77とシチの希望地を聞き留めて]
私もそちらに向かおうと思っていた。
共に行っても良いか。
[申し出たのは何の気まぐれか、首を傾げ*尋ねた*]
―→隔離結界―
[思い思いに欠片を探しにいく様子を見送り。
ゲルダがハインリヒと行くらしいことを確認すると]
それじゃあ、私は先にちょっと別のところにいってくるわね〜♪
[ゲルダにそう伝えて、他に人がいたならその人たちにも聞こえただろうか。
カードを手に、隔離結界内に*飛んでいった*]
―回想・結界内・湖畔―
[聞き覚えのある川の名に思わず足をとめて振り返り、目を細めてローザ>>84を見た。]
『……わたし、そのこわいかお、嫌い……』
[シチが囁いたのを聞き取ると、そちらを向いてにこりと笑う。]
いや、なんか聞いたことある単語が聞こえたもんでな。
すまんすまん。
[そんなやり取りをしていると、ゲルダが同行を申し出て来た。>>86
首を傾げる彼に愛想良く頷く。]
ひとりは心細いと思ってたとこだったからな。
ありがたいよ。
[そう言って、ゲルダと共に目的地へと向かうことにした。]
―回想・了―
―丘陵エリア―
『あなた、おとこのひと……よね?わたしのこと……気持ち悪く、ない?……棒でつっついたり、しない?』
[道中、ハインリヒの肩の上に這い出てきたシチが、ゲルダに話しかけていた。]
『あなたは、こわくない人……?』
[先ほど話しかけてもらえたことで、気を許し始めているのだろう。こんなに他人に口を訊いているのは珍しいことだと思うから、ハインリヒの口元も思わず緩んだ。]
できれば仲良くしてやってくれ。
そいつ、まだまだ小ちゃいし、人見知りするからなあ。
[シチは人間の年齢に換算すると十に及ぶかどうかだろうか。訪ねられれば答えるが、そうでなければ自分から言いはしないだろう。
ロリコンおじさんという渾名もできる限り回避したいところだからだ。……相手はヘビだが。]
さて、がんばるとしますか。
[うーん、と背伸びをして空を仰ぐ。シチはまだゲルダと話したそうにしているだろうか。
布袋を漁って使いそうな石を選別していると、白蛇が勝手に紅い石をくわえ、ゲルダに渡そうとしていた。]
おいおい。……いいけどな。
受け取ってくれ、そいつの好意だ。
[シチが渡そうとしたのはスピネルだ。
ゲルダがもし遠慮するようなそぶりを見せても、半ば強制的に渡そうとしたことだろう**]
たのしかったのなら、まあいいのか……?
[笑顔のローザ>>84に首を傾げつつ、なんとなく流した]
うむ、それも考えたんだけど、書いたものを持ち歩くのを忘れるから意味がないという。
まあこういう試験が多かったらそのうち覚えるだろうし。
[なんとかなると軽く応え。
他の人たちがそれぞれ移動するのを見送り]
[湖へと向かうローザを見送って如何しようかと考えたところでもどってきた>>85のをみて軽く瞬き]
うーん、どうしようかな、一緒に……
[悩んでいる間に手を引っ張られてそのまま人魚に変化したローザに水の中に引っ張り込まれた]
うあっ! ちょ、ローザっ
[相変わらず服を着ない姿にあわてて視線を外らしつつも、水に濡れたことにあきらめたようにため息をついた]
まあ……回収するのにローザのほうを見る必要はあんまないし、一緒に探すか。
[他のとこにいくのも面倒なので、水精霊にたのんで水中で呼吸が出来る術を行使する。
それから水の中にもぐって欠片を探しに良くのだった**]
―回想・湖に潜る前―
[ハインリヒの使い魔の声は、遠くに思い馳せていたローレライには届かなかった。
主の声>>88には辛うじて気付いて、謝罪にはきょとんと不思議そうにしながら見つめ返したが、そのうち移動するのはのほんと見送った。]
ん〜…
同じとこにいた人ー、だったり…。
まさかねー。
[あははと考えを打ち消すように笑って、それから>>91忘れっぽい〜などと人の事は全く言えない事を口にした後、湖へとユリアンを捕まえて飛び込み――]
―湖面エリア・湖内―
[息出来てるかなとハーフエルフを見ると、ちゃんと精霊に頼めているようなのでにっこりと笑顔。
そのままユリアンの姿が見える範囲を探して回る。]
ねーねー、変な石落ちて来なかったー?
それか、凶暴そーな生き物ー
[一人で探すのにはすぐ飽きて、湖に住む水精に声をかければ答えはすぐに返ってきた。]
へ?後ろ後ろ―?
そっか、後ろね、ありがとー。
ユリアン、後ろだってー
[と、とっても暢気に振り返った先、後方から勢いよく巨大なワニと水蛇のような生き物が突進してきた。]
わー…けっこう大きい?
[あまり見ない水の生き物に、珍しさも相まってぱちぱちと瞬いた。
この状況下でも調子はさっぱり変わらない。
一匹がユリアンの方へ向かうのを見ると、あっと小さな声を上げて。]
ねー足止めお願いー。
[咄嗟に湖の精霊らに頼むと、二匹のクリーチャーの周囲に揺らめきが発生し、動きが鈍くなる。
その隙に水蛇の尾に、ワニの足に、水底から生えていた水藻が絡み付いた。]
捕まえたー。
あとは藻が切れちゃう前にやっつけるだけだねー。
あ、そんなにもたないかもだから、頑張ってね〜。
[そうユリアンににっこり微笑んで、どちらか一匹は当然のように任せたのだった**]
─湖畔─
[延々続くティティエンの説教。聞いてるのか聞いて無いのか分からない態でリーは周囲を見回した]
ティ、周り見でみ。
『リー貴様ちゃんと話を……なに?』
[気付けば他の参加者は各々移動した後となっていて閑散としている]
時間無駄さしちゃあのぁおれだぢだんでね?
『ぬぅ……』
[『吾輩としたことが…』と唸るティティエン。リーに突っ込まれてぐうの音も出ないようだ]
ほしだら、おれぁセンセさ挑ませでもらっがな。
こったらだ機会、そうそうねべぉん。
『貴様がそうしたいならそうするが良い。
事実、良い機会ではある』
[ライヒアルトに挑むことには反対せず、むしろ推奨するような言葉を紡ぐティティエン。それを受けて、リーはライヒアルトへと視線を向けた]
─結界内・湖畔─
[魔力複写したカードを一枚片手に、何やら眉根を寄せて佇んでいたのだが。
ふと、感じた視線に天鵞絨をそちらへと移ろわせる]
……お。
話、まとまったのか?
[軽い口調で問いながら、持っていたカードはポケットへ。
天穹に浮かぶ、幾重にも交差した輪。
その中心に佇む、宝珠を抱えた女性の姿を描いた図案のそれは、『運命』のカード]
で……その様子だと。やる気、と取っていいんかね?
[短い問い。口の端に微かに上る笑みに、漆黒が処置ナシ、と言わんばかりに尾を揺らした]
―結界内・湖畔―
分かった。
[別のところに行くというカルメン>>87に頷いた。
何処へとは問うことなく、消えるのを見送ってから]
ありがたい。
では行くとしよう。
[ハインリヒ>>86から快諾が得られた為、予定通り丘陵エリアへ向かうことになった]
―湖畔エリア→草原エリア―
[水音に湖面の方を見ると、ローザやユリアンが飛び込んでゆくところだった。
水中戦となったらやっぱり不利かなと、湖畔から離れることにした]
Aussehen für eine reagierende Sache.
[適当に歩いていると風がそよそよと草を揺らすエリアに出た。
途中で一切クリーチャーと当たらなかったのは運が良いのか悪いのか。回収しなくちゃいけないのだからよくわからない。
杖を両手に構えると、目を閉じて基本通りの集中と詠唱をする]
─湖畔─
おぅや。やっぺ。
先輩で宮廷占星術師長だ人ど腕試しでぎっごどぁ、そうそうねぉん。
『今しかない機会なのであれば、見送る理由もないのである』
[問う声>>98ににかりと笑う。ティティエンからも肯定の言葉が紡がれた]
─湖畔─
ま、確かになぁ。
ヒラの頃ならともかく、今はそうそう暴れるわけにもいかんし。
……こんな時でもなきゃ、手合わせする機会がないのは確かかね。
『……公的には、な』
[>>101 ヴィリーとティティエン、双方の言葉に楽しげに笑みながらの一言に、漆黒がぼそりと突っ込んだ。
それに、うるせ、と短く返して]
よし、んじゃ、ツキネは離れてろ。
[肩の真白を下ろし、ケースから出したカードの角です、と指先に紅い線を引く]
……こちらの準備は万端。
いつでも、仕掛けてくるといい。
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