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あは、それ、なんて口説き文句?
[からかうように言いつつも、速度は緩めない。
盾と刃が触れる衝撃の後、手応えが軽くなる。
崩せた、と思ったその次の瞬間]
……って!
[盾の影から現れた槍の柄は読みきれず。
とっさに防御の体勢をとるものの、元々防御は得意ではなく、振り切られた柄の勢いに飛ばされる]
あいたぁ……。
あー、もう。コレ、絶対痣になってるじゃないのよぉ。
[どうにか受身を取り、体勢を整えながら。
口をつくのは、どこか場違いな悪態]
けんか…殺し合いじゃなくて、けんかかぁ。
[女性が一歩引くのを見て獲物を構え直す]
っ、っと!
[跳躍してくるのに合わせてこちらも下がる。が、広げられたそれに間合いを読みきれず、左腿から体を庇った腕にかけての衣が切れる]
この…っ!
[僅かに言葉を吐いて。体勢を立て直すのも惜しんで、腕を振り上げて空いているだろう女性の右側を、薙ぐように切り付ける]
はっ。なら誘われてくれっかい?
ま、やりあってるときに他のやつ考えられるのは俺は嫌いなんでな
[しっかりと感じた手応えに余裕を生むことなく。弾き飛ばした先にいる相手を見据えつつ、大盾を傾け。フランから見て正面ではなく横向きにして、そこに槍を合わせる
盾を弓のように。槍を矢のように見えるだろうか
そして相手の腹部に狙いを定めて槍を放すと同時に槍は事実矢の如く。放たれる]
照射時間1.2秒。150秒の冷却モードに入ります
[バシュウという音とともに体の各所から排熱。
強力な攻撃には相応の反動があるのか、動きが明らかに鈍っている。
そして、時間を稼ぐためかリディアとの距離を離そうとする。]
命のやり取りをしないなら、喧嘩みたいなもんでしょ。
[微妙な手応えに、足りなかったかな、なんて思いつつ。腕を振り上げた隙を突いた一撃には少し気付くのが遅れた]
ぉあ、まずっ…!
[咄嗟に後ろへ跳ねるも、完全には間に合わず。道士服が裂け、僅かに朱が散った]
あーあー、これ結構気に入ってたのになぁ。
別の着てくれば良かった。
[対峙中にも関わらず、裂けた右脇腹の服を引っ張り残念そうに呟いた]
ま、勝負中の浮気はナシよね、ってコトで。
[軽く言いつつ、相手の様子を伺う。
槍と盾の組み合わせ。
何が来るか、と身構えていたら]
……ちょ、ソレ、どーゆー仕組みよっ!
[思わず突っ込み入れつつ。
さすがに、槍の直撃はくらえない、と地を蹴り跳躍する]
ブリッツ、行って!
[ジャンプの最高点で右腕を上へと振り上げ、勢いをつけて振り下ろす。
金色の刃は高速で回転しつつ、男の首筋を狙って飛んだ]
/*
オーフェン>最初はそんなもんでいいんだよーっと、何度もやれば精神的な余裕も生まれるしな
ナターシャ>今回は間違えなかったっ。(訂正したやつ)まあ意識することを忘れる呑気ものでもあるんだ…中身は
フラン>うむ。あ、そだな。なら二発言連続ででもして判定いきまっす
……逃げる、っすか……?
[冷却モードとかいう言葉が聞こえた気がする。
距離を離そうとするシャロンに追い縋ろうとするも、こちらも怪我の痛みの所為か、動きは幾分鈍い]
へへっ……。機械でも疲れたりするんすね……びっくりしたっすよ……
[ぱりん、かしゃん。踏んでもいないのに鳴るガラスの音。
それがガラスのひとりでに砕ける音だと、果たしてシャロンは気付いただろうか]
機械の強さは、痛いほど良くわかったっす。
でも、人間にはない弱点だって、機械にはあるっすよ――
[きし、きしきし。ガラスの擦れ合う微かな音。
少女の周囲には、砂と化したガラスが渦を巻いていた。
そしてそれは、意志を持った嵐の如く、シャロン目掛けて殺到する]
ちょっと、大げさなけんかだけど、ね?
服は…お互い様じゃない?
[感じたのは僅かな手応え。散った緋色にそれでもどこか悔しそうな表情を浮かべる]
おねえさんもけっこう身が軽いんだね。
それ、とっても重いのに。
[表情は一瞬で嬉しそうなそれに変わる。玩具を見つけた子供のような、あるいは獲物を見つけた獣のような]
そういうのって、おもしろいよね。
ね?もっと楽しもうよ。
[獲物を口元に、口付けるように。柄の蒼玉が鮮やかに光った]
まだ、これからだよ…っ
[言うなり踏み込んで。今度は女性の左上から斜めに切りつけようと]
そりゃこんなご時勢だしなぁ
[突っ込みに大した答えがそんな理由なのはさておき。跳躍したフランを目で追って、もう一度またどっかからか出した十字槍を構えて照準を合わせようとして]
っつーかその鳥も結構な仕組みじゃねえかよっ
[盾を弓のように構えていたため飛来する金色の刃は防げず、その軌道からそれるように体を…体だけでは足りず首ごと反らして、ざっくりと切られる痛みに目を細める
指を軽く這わせると結構血も流れてる]
地味にいてぇなぁ
まいっか。っと…さて、固さだけじゃないのも見せとくか
[盾と槍を消す。と同時に現れるのは。銀色の固さと鋭さを同時に宿す矛盾を帯びた大剣。
高速で振るうことで炎を帯びる大剣を血が無様に流れる傷口に軽く当てて無理矢理傷口を焼きとめて]
さーて、見事決まれば拍手ご喝采っ。っと
[軽い口調で言いつつも、狙いをフランに定め、構える。そして斬りあげ払い。その動きを徐々に加速させながらもフランめがけて押し切らんと突き進む]
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