人狼物語 ─幻夢─


42 水面に映る月の翳

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刺繍工 ゲルダ

どうなん、でしょうね。
先の事は――… わかりません。

[移動するダーヴィッドを追いかけることはなく]

ただ、わかるのは。
起こったことは、変わらないってことくらい。
失われたものは、還らないってこと。
先生は、死んじゃったってこと。

[ようやっと認めたように口にする。
床を見つめて。
泣くことは特技だけれど。
今、しずくが眼から零れることはない**]

(81) 2009/07/10(Fri) 02:53:30

刺繍工 ゲルダ、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 02:58:29

浴場管理人の娘 ロミ

―広間―

[カルメンが小さく呟いた言葉は聞こえたのかどうか]

クロさん…

[ロミルダだって悲しくないわけじゃないけれど、やっぱり涙は出ない。
自ら確認した者が生きていたことへの安堵が、根底にあったのかも知れない]

(82) 2009/07/10(Fri) 08:40:21

浴場管理人の娘 ロミ、ロミルダに責任感なんてものがあったかは分からない。

2009/07/10(Fri) 08:41:54

浴場管理人の娘 ロミ

[泣き疲れたカルメンを連れて行くユリアンと入れ違いのように、部屋の中に入る。
ハインリヒが出て行く背中をじっと見て。
残った2人の間で交わされる言葉を離れた場所で聞く]

…ぅ。

[ゲルダの鋭い言葉には、やはりびくりとして視線を揺らし]


できることをやって、…終わらせる。

[ダーヴィッドの言葉を、どこかぼんやりと繰り返した]

(83) 2009/07/10(Fri) 08:42:08

浴場管理人の娘 ロミ

[しばらく経ってから、とぼとぼと椅子の下へ。
ゲルダはまだそこにいただろうか。
深い青色の紙を選び出して、作るのは海鳥のような形。
いつものようにスケッチブックに挟めた]

ふぁ。

[それから欠伸と、眠たげに目をこすって、2Fの部屋へ。
だから深い青の変化を見るのは、*もっと後のこと*]

(84) 2009/07/10(Fri) 08:44:45

浴場管理人の娘 ロミ、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 08:48:49

盲人 カルメン

─二階・個室─

[ユリアンによって部屋に運ばれたカルメンは深い深い眠りの中]

『カル』

[葦笛の音色は眠り深いカルメンの耳に届き、呼び起される大切な人との記憶。
その想い出に映像は無かったけれど、声は沢山聞こえて来て。
良くしてもらった、撫でられる感覚をも思い出す。
大切な想い出、傍に居てくれるのが嬉しかった]

(85) 2009/07/10(Fri) 10:41:37

盲人 カルメン

[けれど]


『カル…ごめん……』


[最期に聞こえた声は自分に対する謝罪の言葉。
それが何を意味していたのか、彼女が何を思って口にしたのかは分からなかったけれど]

(86) 2009/07/10(Fri) 10:41:44

盲人 カルメン


[姿が視えるようになったことと引き換えに。
今まで傍にあった声と温もりは失われた]
 

(87) 2009/07/10(Fri) 10:42:18

盲人 カルメン

[視えるのに触れられない、触れられないのに視える。
矛盾は均衡を保っていた精神の天秤を大きく揺らし]


[その均衡を崩す]


[今までその矛盾を知らぬが故に保たれていた均衡。
それが崩れ、後に残ったのは残酷な事実]

(88) 2009/07/10(Fri) 10:42:33

盲人 カルメン

<ああ、ちゃんと闇の者を探さなかったから…>

[想い出の声と入れ替わるようにして囁かれる言葉]

<ちゃんと闇の者を探さないと、もっと失ってしまうよ?>

[懐かしき声でありながら、嘲笑も含んだ声色]

<こんなことになったのは、全て闇の者──人狼が居るから。
さぁカルメン、お前はこの事態を終わらせなければならない>

[壊れた天秤を歪に直していく言葉]

<探せ、人狼を。
探して──せ>

[無防備となっていたカルメンの心に、その言葉は深く*刻み込まれた*]

(89) 2009/07/10(Fri) 10:42:51

盲人 カルメン、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 10:44:50

職人見習い ユリアン

─2階・カルメンの部屋─

[その場で眠るつもりはなかったのだけれど。
色々な事が起きたせいか、いつの間にか転寝に沈んでいた。

その眠りの中で、夢を見る。

父の事を知りたくないか、と問いかけてきた見知らぬ人。
揺れる聖印。
連れて行かれた先で向けられたのは、悪魔の子ではないか、という疑惑。
父親が全く知れぬが故に。そして、母が父について決して語らぬが故に、芽生えたもの。
確かめる、と称してなされた事。幾つかは痛みも伴って。
それらの後、彼らが向けたのは。

『神の力を授かりし子』という、真逆の言葉。

母の許に無事に帰され。
自分に謝りながら泣き崩れる母の姿を見た時。
『陸』の神など決して信じまい、と。
幼い心に決意を固めて、そして……]

(90) 2009/07/10(Fri) 11:05:22

職人見習い ユリアン

……い゛、って゛っ!

[過去を彷徨う眠りを破ったのは、三度目の激痛。
衝撃が身体を震わせて、座っていた椅子からずり落ちそうになるのは、何とか堪えた]

「……ユーリィ!?」

……大声、上げんな……。

[慌てたような声を上げる鸚鵡を低くおし止め、立ち上がる]

……さすがに、こうも続くと……無関係、なんて呑気には構えてらんねぇよなぁ……。

[一度目の時は自衛団長が。
二度目の時はエーリッヒが。
それぞれ、命を失っていた。
と、なれば、また、誰かが、と。認めたくないものの、意識はそちらへと向かう]

(91) 2009/07/10(Fri) 11:06:45

職人見習い ユリアン

……ロートスは、ここにいろ……いいな。

[低い声で告げると、廊下へ出て周囲を見回す。
相変わらず、どこが誰の部屋かは把握していないけれど。
他と違うその部屋には、すぐに気づけた。
微かに、扉の開いた部屋。

しばし、ためらった後、そちらへと向かい。
そ、と、扉を開いて、中を覗き込み──]

……っ!

(92) 2009/07/10(Fri) 11:08:59

職人見習い ユリアン





[目に入ったのは、床に開いた大輪の真紅]
 
 
 
 

(93) 2009/07/10(Fri) 11:09:27

職人見習い ユリアン

……ちょ、これっ……。

[その真紅が、何によって作られているかは、問うまでもなく、わかる。
そして、その源──花弁の中央に倒れた、ローザがどうなっているのかも。

傷ついて見える箇所は、そう多くない。
首筋と、他にもあるかどうか。
特に酷く欠落しているのは、肩の辺り。
そこに、何か刻まれたものがあったとしても、今は紅の内に囚われてはっきりとは見えず。

いずれにしろ、その身に刻まれた傷痕は──人の手で成し得るとは、思い難いもの]

(94) 2009/07/10(Fri) 11:11:15

職人見習い ユリアン

……なん……で。

[口をつく、呟き。
とはいえ、理由などはわからない。
ただ、わかるのは。
自分が──『阻めなかった』という事実、それだけ]

なんで、なんだよ……っ!

[責め立てるような痛みに、がくり、と膝を突きながら、呻くような声を上げる。
何に対してのものなのかは、自分でも定かではないままに]

(95) 2009/07/10(Fri) 11:12:24

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 11:18:58

行商人 ダーヴィッド

[預かった赤子の面倒を見るために、睡眠と覚醒を繰り返す。
新たに一度、強い鉄の香りが拡がって、その更に暫く後に聞こえる足音。
赤子を抱いたまま、忍び足で部屋に近付き、拾う声は、ユリアンのもの]

(96) 2009/07/10(Fri) 11:30:49

職人見習い ユリアン、苛む痛みにとらわれ、忍び足で近づく気配には気づけずに。

2009/07/10(Fri) 11:35:56

行商人 ダーヴィッド

[口の端を上げる。
服の内側にしまっていたナイフで人差し指の先を切り、流れる血で自身の口許を汚す]

…まだ、痛むのか。
ユーリ。

[膝を付くさまを見下ろしながら、開いていた扉を閉める]

(97) 2009/07/10(Fri) 11:43:23

職人見習い ユリアン

[かけられる声に、数度、瞬く]

ダーヴ……?
うん……なんか、日毎に、悪化してるかも……って。

[答えつつ、上げた視線。
捉えたのは、不自然な紅の痕。

それが意図的になされたものなどとは、思いもよらず、瞬きの後、大きく蒼を見開いた]

(98) 2009/07/10(Fri) 11:48:58

行商人 ダーヴィッド

悪化かぁ…。
ま、それも仕方ないといや、仕方ないか。
全然この現状、打破出来てないしなー。

[間延びした声で、何事もないかのように笑いかける]

どーした?
そんな変なものでも見たよーな顔して。

(99) 2009/07/10(Fri) 12:06:22

行商人 ダーヴィッド

あれ?
ロートス、居ないのな。

[扉を背に立ったまま、世間話のように首を傾げる。
ローザについては、まるで一つも語らぬまま]

(100) 2009/07/10(Fri) 12:09:10

行商人 ダーヴィッド、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 12:11:14

職人見習い ユリアン

[間延びした声。
いつもと、変わらないような。
けれど、すぐ近くに亡骸がある状況では、それはどこか異常に思えた]

どーした、って。
お前、なんで、そんなに、落ち着いてん、だよっ。

[困惑と動揺。
違う、と、もしかして、がぐるぐると回る、回る]

……ロートス、は。
カルメンの、とこ。
ひとりに、しとくの、心配だから。

(101) 2009/07/10(Fri) 12:13:46

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2009/07/10(Fri) 12:14:57

行商人 ダーヴィッド

そりゃ、あらかた想像ついてたら、今更驚けない、と言うか。

[誰か、までは知らなかったけれど。
それすら知っていた、とも取れる物言い]

…ふゥん。
オオカミさんかもしれない相手のとこに相棒置いてくるなんて。
よっぽど、カーラちゃんのこと、お気に入りなんだねぇ。

[紅に汚れた口の端が、僅かに上がる]

…妬けるなぁ。

(102) 2009/07/10(Fri) 12:22:00

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生存者 (4)

ユリアン
188回 残2655pt
カルメン
199回 残2826pt
ダーヴィッド
90回 残6329pt
ゼルギウス
79回 残6036pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残9000pt
エーリッヒ(3d)
26回 残8248pt
ローザ(4d)
111回 残5274pt
ロミ(5d)
117回 残5622pt

処刑者 (4)

ブリジット(3d)
33回 残7585pt
クロエ(4d)
110回 残4863pt
ハインリヒ(5d)
71回 残6672pt
ゲルダ(6d)
57回 残7033pt

突然死者 (0)

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