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そのうえで、こうして慕い集まってくるものがいるというのは、トリス導師の人徳なのだと思います。
[少し真剣な表情になって]
私もいつかは、皆さんにとっていい意味で忘れられないように、そうありたいと思います。
トリス導師からは多くのことを学ばせていただきまし、今もまだ、学ぶことは多くありますしね。
「イレーネちゃんがほんまに目指したい先は、そっちやないんちゃう?」
[余計な茶々は聞こえない振りをした]
『…お前、箱の外で素振りすんなよ。』
うるさいなー。
[ぷーい、と思い切り照れ隠ししながら{5}匹のふわふわを見る。
増えたら押し付けたり預かって貰ったりしよう、とか思ってる。]
よろしくお願いしますね、オイゲン。
[紹介されたオイゲンにも笑顔で、ヴィターの方はじーっと蛇を見ながら]
「よろしゅうな、あんさんのそのポジションええな。
なぁ、イレーネちゃん…」
しませんよ、絶対に。
[こちらを見て何かを言いかけたヴィターには即答をしておいた、何を言いたいのか想像はすぐについたから]
─祭り会場内─
ユリアン……でいいかな?こっちもよろしくー。
[歳はそんなに変わらないように見えたが、この世界、見た目と年齢は実に当てにならない。それでも雰囲気含めて気安い感じも受けたので、敬称はとくに付けなかった。]
うん、どうぞどうぞ。
買ったはいいんだけど、うっかり炭酸だったんだよね。
[勿論炭酸が飲めないわけではないが、実にもっともらしい理由にしておいた。]
あ、炭酸駄目だったら、別の人にあげちゃって。うん。
[とりあえず返してもらうと困るので、そう言ってそこはかとなく念押しもしておいた。
ちらと別な方向を見ると、騒動の方は、祭りの執行部だろうか鎮圧班らしき人達によって鎮静化しつつあった。
なんかちょっと荒っぽい止め方だったのか、回復魔法が使われる気配がちらりと。
祭りのちょっとした騒動は、こんな感じで速やかに処理されているようだった。]
─祭り会場内─
ああ、呼びやすいよーに、てきとーにしていいよ。
さすがにちゃん付けとかされるとアレだけど。
[>>97 軽い口調でこう返し。うっかり炭酸、というのは特に疑う事もなく、そーか、と頷いた。
騒動の方は、祭りならこんなもんだろ、という認識があるから、特に気にした様子もなく]
ところで……その杖からして、古代語系学科なん?
[ふと、気になった事を何の気なしに問いかけた]
いえ、やるからにはやはり、しっかりと。
[そう真剣にディルスタンに答えながら、首をかしげて]
それとも、ディル導師にご迷惑だったでしょうか…?
[ヴィターはにやにやと、ヒュレスト同様に胸中の呟き]
(「これはどっちの勝負の行方も見物やなー」)
─中庭・『世界樹の仔』傍─
おう、しっかり目ぇ開いて見とけよ!
[ご主人はヒュレストさん>>93に向かってガッツポーズ。
ボクなんかは『ご褒美』がなんなのか気になるんだけど、ご主人はそうでもないらしい。
そもそも知らずに申請書提出してたしね。
イレーネちゃんとヴィターさん>>96にこっちこそよろしく、って言いたかったけど、ボクは喋れないのでもっかい頭を下げた。
ヴィターさんはボクを羨ましがった後、何か言おうとして断られてた。何だったのかな。
一つだけ判るのは、その時のヴィターさんの表情がちょっと残念だったってことだ]
『それにしても、狙い済ましたように赤、青、黄、緑、ピンクを掬ったもんだな。』
[まるで戦隊物のようである。
黒がいればなお良しだとオーヴァンは思うが。]
…これ、導師達に見せに行ったらなんか言いそうよね。
『むしろ、言ってほしいって言ってるようなもんだろ。』
ですよねー。
[そう言いながらその辺をぶらぶら見学中。]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
ふふふ、そうですか?
でもトリス導師のこと尊敬しているのは嘘じゃないですよ。
[ヒュレストの突っ込みに笑みをこぼしながら、照れるトリスタンへの言葉は他意のない純粋なもの]
はい、もちろんほかの方からも。
[頷いて答え]
「イレーネちゃんはその固いのやわらかくできるよう、見習ったらええんちゃう?
ゆるーいt…」
それに、私ではトリス導師のようになれませんし。
私は私なりの方向で目指していきますので。
[失礼なことを言おうとしたヴィターの言葉をさえぎるように、言葉を続けた]
8人目、生命学科3年 アーベル がやってきました。
―会場内・救護施設―
うん、気持ちはわかるけどね。
これも実習の一環であるローテーションと、君の自業自得の賜物なのだから、
[前開きの白衣の人物が脱脂綿を挟んだピンセットを構え、お祭り騒ぎでうっかり怪我をした即席患者の腕をつかむ。]
諦 め た ま え 。
─祭り会場内─
あはは、流石にちゃんはねー。
小さい子なら男の子相手でも言うけど。
[いわないいわないと、こっちも笑みながら。
それより内心、ジュース受け取ってくれた事にほっとしたのは内緒だ。
疑問の声に、腰の後ろのほうにつくったホルターに入れてある杖に、視線が行ってるのが見て取れて。こっくり頷いた。]
そうだよ、今は月闇で、ディルスタン先生んとこ。
前は火炎だったけど。そっちは?
[使い魔・竜を連れていないから古代・次元系とかじゃないのかな?
判別認識はその程度だった。]
[ディルスタン自身の口から紡がれた言葉に、
おそらく本日一番の嬉しさと恥ずかしさの入り混じった笑顔、ほほをわずかに赤らめた様子で]
はい、よろしくお願いします、ディル導師。
ディル導師にそう言ってもらえると…、本当に、嬉しいですから。
[とても満たされた様子で、久しぶりに聞くディルスタンの声は小さくとも、自分の心にはしっかりと聞こえていた]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
[ガッツポーズをするフォルカー>>100に、ヒュレストは『期待しとるでー!』と笑いかける。イレーネの言葉>>103を聞くと、トリスタンはヒュレストに対し勝ち誇ったような笑みを向けた]
「きちんと尊敬されてるぞ。見直したか」
『それが調子乗っとるっちゅーねん。
ほんま頭緩いやっちゃな』
[ヴィターが言いかけた言葉はヒュレストがしっかり言葉にした。言われたところで気にしないのがトリスタンなのだが]
「人には個性があるからな。
誰かの真似をしたとしても、その人特有のものは出て来る。
他を見習いつつ、自分らしい方法でやって行くのが一番だよ」
『自分らしい方法で突き進んだ結果がコレやけどな』
[そう言ってヒュレストは尻尾でトリスタンを示していた]
なかなか良く効いてるようだね。
素晴らしい。
それでは最後に傷をふさいで―――はい、おしまい。
[明らかに最後の治癒魔法だけで事は足りたはずの元患者を見送り、本日の救護者リストに行った治療などを書き込む。
ちょうど入れ替わりに現れた次の担当の生徒に引継ぎを二言三言交わすと、白衣を翻し立ち上がった。]
楽しい時間は短いものだね。
次のお楽しみまで祭りの方を冷やかしてくるとするよ。
ああ、救護係はおしまいだよ。
そうではなくてイベントの方で少々ね。
[首を傾げる生徒に短く返し、後ろ手にひらひら指を揺らし歩き出す。]
─祭り会場内─
さっすがに、18にもなってちゃん付けはされたくねーからなっ。
[>>105 けらり、と笑う口調は軽い]
あー、やっぱり。
杖とか持ってるのって、大抵そっちだからな。
俺は、機鋼。トリスタン導師に世話んなってる。
流水から、って言うと、なんか驚かれるんだけど、そーゆーモンなんかなぁ。
[言いながら、がじ、と後ろ頭を軽く掻く。
仕種に合わせてジャケットが軽く捲れ、魔銃のグリップがちら、と覗いた]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
[ヒュレストさんの反応>>107に、ご主人は満足したように頷いた]
よっし。
そんじゃオレ、時間まで祭り見てくる!
[その場のみんなに手を振って、来た時と同じようにその場を走り出す。
その直前に珍しいと言われるディル導師の声>>102が聞こえたような気がして、ボクは首を伸ばして振り返ったけれど、あっという間に遠くなってわからなくなった]
[わかりやすいほどわかりやすい、そしてそれが伝わってないという状況が二匹の異界龍にはおかしくてしかたがないらしい。
ヴィターのほうも笑いをこらえながらトリスタンと目を見合わせてぷるぷると震えていた。
そうして、明るい様子でトリスタンに話かけていても、やはりそちらも気づいた様子はなく、なおさらヴィターのぷるぷるは増していった]
トリス導師とヒュレストさんも、仲がよろしいですよね。
[他者から見れば自分のほうもよくできたコンビと見られるらしいのだが、自分としてはまだその評価に納得いかないところも感じていたのだが]
まずは私にあった最上の道を探したいと思っています。
いつまでも、学ぶことがあることに変わりはありませんしね。
─中庭・『世界樹の仔』傍─
[一時間もたたないうちに、
祭り会場に舞い戻りそうな気もするが一度、中庭に戻ると]
ふわふわ掬いあったんでやってきましたよー。
[と導師達に見せる。
が、ヒュレスト(とヴィター)の様子にオーヴァンと共に首をかしげたりしているだろう**]
[指に細長い三つ編みを巻きつけてもて遊びながら出店を覗く。
参加申請書は既に提出済み。]
────────
【参加申請書】
■氏名:ベル・アーベル(Bell Abel)
■学科・学年:生命学科3年
■種族:人間 年齢19歳
■取得魔法:治癒魔法
■その他:先祖返りか何かの血のブレンドによる複合作用か筋肉量に見合わない怪力を持つ、自称・人間。性別・女性。
生物学的には色々間違っていないはずなのに誤解が多い。
「ベルってどう考えても女性名なのに不思議だね。」
不可抗力だよ、とは本人談。
治癒を学ぶ身でありながら、沁みて良く効く薬を作る事を目指している。オリジナルの治癒魔法も痛い。
治すには怪我と同等の痛みを与えるべきという主義ゆえ、単位のかからない実習以外で彼女の治療を受けるのはほぼ罰ゲーム。
─祭り会場内─
あはは。でもたまにいるよねー、いくつになってもちゃん付けしてくれる人。
おお、やっぱり同い年くらいだね。
[ここに落とされてから経った期間を数えたら、自分もそれくらいの歳になっているはずで。
同年代相手だと気も少し緩んで、笑みはこちらも自然軽くなる。]
だね。古代語じゃ最初は大抵コレだし。
[と、杖に少し触れてから。]
トリスタン先生って、ディルスタン先生の弟の先生のとこかぁ。
へー、元々精霊魔法だったんだ。ん?別におかしくないと思うけど…。
そういうの好きな精霊もいるよね?
ああでも機鋼って、最初から機鋼入るとか、古代とかから行く人が多いんだっけ?
[あまり関係ない進級の細かな事は知らないので、首を傾げつつこちらも言う。
ちらと、服の内側からグリップが見えると、目が瞬いた。]
それも魔導錬金法、で使うもの?銃だよね?
[あまり知らない学科について、興味深げに尋ねてみた。]
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