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何なんだいっ!?
[響いた絶叫と、僅か後に来た振動、そして爆音。
そちらに一瞬気を取られた。
逸れた意識を戻す前にスパイクは飛んで来て]
!!
[慌てて後方へ下がるが、その足先をスパイクの一本が掠めた。
白い靴の先、紅が滲み始めて]
悪かったネェ。
少々油断したようだよっ!
[染まらない方の足先で床を蹴る。
距離を取られては投擲武器を得意とする相手に対しては不利でしかない。
低い位置での跳躍、その距離を縮めようと]
──…ッ、な、
[衝撃と共に、会議場に降り立った白銀の獣に驚愕の声を上げる。
咄嗟に其方へと視線を向け。小さく息を呑むと
左小指をガリ、と強めに噛んで。
滴る深紅で、空をなぞる様に描く。
──瞬間、その場に現れるリングを左腕に構え]
―っ!!
[降ってきた『モノ』に目を取られる。傍らのドールと同じ色彩を持つヒトでないモノ―しかし先程の絶叫が『ソレ』が確かに見知った少女であると告げていた―]
カ…レン…なのか?
[着地の衝撃で生じたクレーターの中心でキョロキョロと辺りを窺う
向こうの方で遣り合っているミュウとジョエルを指差し]
……取リ込ミ中ー♪
[グリンと上体を捻り、カルロスを指差すと]
薬品くサーぃ。キらーぃ
[そして、最後にマイルズを指差すと]
おイしそゥー♪ 食ベてイーぃ? ちナミに、答エは聞いてナーぃ♪
[そう言って、グッと屈み込むと弾丸の様にマイルズに飛び掛った]
折角のダンスの途中に他所に気を取られてしまっていたので困りますよ、レディ?
[きゅ、と微かに眉根を寄せて残念そうに溜息一つ。
こちらへと飛び込んでくる相手に微かに微笑んで]
そうそう。
ワルツくらいは楽しく参りませんと────!
[く、ともう一つ微笑み。
そして軽く右の手を一振りすれば袖口から現われたのは明らかに食器にカテゴライズされるシルバーのテーブルナイフ。
それを逆手に持ち変えると、こちらから逆に相手の間合いに飛び込む。
但し、それは走りこむなどという生易しいものではなく正に瞬き程度のスピードで]
ダレが薬品臭いだとっ!
[カレンらしきモノの言葉に思わず突っ込み]
「まだ匂いが残ってるのでしょうか?一応シャワーは浴びていたはずですのに…」
[そしてその横で流石動物の遺伝子を持つだけはありますねとなにやら納得しているメイド]
取り込み中の場所に、突っ込まない処は誉めて差し上げますが。
──食べられるのは、…聊か遠慮したい処です、ね…ッ!
[此方へと向ってくる白銀の獣に、小さく舌打ちを零し。
辛うじて右へ飛ぶ様にして避ける。
握るグリップを反転させ、折り畳んだ刃のロックを外し
相手の身体が通り過ぎざまに薙ぎ払いの一閃を繰り出し]
ッハ、ならば夢中にさせてごらんよ!
[向かう先、右手に銀の煌きが見えた。
急制動をかけ、その柔軟性を最大限に利用して背を撓らせる。
直後、触れ合うかと思うほどの近距離に達するジョエルが繰り出すナイフをリボンで受け流し]
積極的だネェッ!
ならば……
[リボンを持たぬ手を床に突き、一気に体勢を元に戻す。
その背後へと回り込もうとしながら]
もっと情熱的に行こうかい……!
[己の髪を纏めている布を解いた]
[薙ぎ払いの一撃を腕で受け止める。その腕は鋼のように硬く、刃の進行を止める
交差しゆっくり振り向くと]
ダって、二対一なンて面白クないモん。アリアが一デも二でモ、ねー♪
そレに、アリアおなカ空イてるのー。ペコペコなのー
もう我慢デきないのー♪
[そう言うと、再び飛び掛る。今度は先程よりも早いスピードだ]
申し訳ありませんが、私には既に心に決めた方がおりますので。
貴方に夢中になられても困るのですよ。
[髪の結わきを解いたかと思えばそれはぐんと伸びてこちらを捕らえようとし、ワンテンポ遅れたが為にその髪は自分を捕らえ強く締め上げる。
みしり、と骨が軽く軋む音に僅かに息が詰まり僅かに顔は歪む。
けれど、数拍おいて。男は──微笑んだ]
やれ…髪は女性の武器と言いますがこんなに夢中になられたのでは、ね。
折角ですからこちらも手のうちを少しだけ明かしましょうか。
光栄に思ってくださいね?これで使うの、まだ三度目なんですから。
[一度目は両親の前で、彼等を巻き添えにして。
二度目は宝瓶の座主の前で誓いをたてた時に。
──男は、すっと小さく息を吸い込むと声を発する]
──【其の刃、蒼天貫け】。
[たったその一言、それだけで変化が起きた。
床に突き刺さったスパイクは刃となり、双魚と処女の合間を渡る髪の一点目掛けて、それ自体が【髪を断ち切る】という明確な意思を持ったかのように動く──]
[腕から伝わる硬い手応え、僅かに眉を寄せる。
振り向き様に、チラリとリングへ視線を寄越せば、
僅かに欠けた刃を見て取れ、小さく溜息を零す。
見た目からして、ただの獣では無いとは判っていたが]
──、見事に相性が悪いですね。
[元々、対人間用の技術だ。
自らにも随分な負担が掛かる為に、使いたくは無いのだが。]
……そうですか、食は全ての生物に平等に与えられた
第一の欲求ですからね。
[其れはさぞかし大変でしょう。
獣の言葉に、右腕裏に潜ませていたナイフを掌へと滑り落とし。
飛び掛ってくる相手を、今度は避けようとせず姿勢を低く構える。
素早く相手の懐へと潜り込もうと]
[伸びた髪は一気にジョエルを締め上げる。
その動きを止めたことで僅か息をつく。
手の中に戻したリボンを繰ろうとして]
何…
[その微笑には勿論警戒を覚えた。
だが髪を解けば即座に目の前の男は動くだろう。
そして、響いた声の質に顔色を変える]
――ッァッ!
[直後、スパイクが髪を一気に「断ち切」った。
別段髪そのものに神経が通っている訳ではない。
しかし残り少ない力を割いていた場所を断ち切られれば、力に乱れが生じるのは避けられず。
拘束していた力が一瞬、完全に緩んだ]
[するり、とそれはまるで雪がとけるかのように解かれるだろうか。
は、と息を吐き出したかと思えばその腕はそのままの流れで左の手を大きく振るう。
そこから繰り出されたワイヤーは彼女を捕らえようと]
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