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[一度途切れた歌は暫くして再び流れ出す。
聞いたこともないけれど、鎮魂歌というものはこんな歌なのだろうかと勝手に考えた]
ああ…
…迎えに行こうか。
[スコップを掘り起こした土に突き立てる。
集会場の玄関側へ歩き、雪に横たわる彼らの元へ]
[エーリッヒとアーベルの会話が、耳の奥に響く]
[ふら、とその場から立ち去って。部屋へと。
中に入り、扉を閉め、窓辺へと向かう。
オトフリートとユリアンが、埋葬しようとしている姿が見えた]
うん、狼に。
[彼はエーリッヒの言葉に鸚鵡返しに頷くと、ベッドまで引っ張るように連れていく]
休んで。歩けない程弱っていたんじゃ、何も出来ないよ?
[逃げることも、と言いかけてやめた]
―→集会場前―
[ハインリヒが嘆いている]
[そこへ声をかける]
寒いところでは、可哀想です
[埋めてあげましょう、と声をかけて]
[きこえる歌に、祈る]
[冥福を]
[引っ張られるように連れて行かれたベッドに腰を下ろして、また、右の肩を掴む。今は、そこに疼きはなくて]
ああ……まあ、大人しくしとく。うるさいのがいるからな。
……何もできない、か。
[ため息混じりに呟いて]
……俺は、大丈夫。だから、ペルレ、頼む。
[足元に近づいてきた仔猫を抱き上げ、そっと撫でてやる。先ほど消えた表情が、今は戻っているようだった]
揺らめく 焔 消えゆく 命
[呟き。暫くそれを眺めていたが、その場から離れて。
寝台に腰掛けて、そのまま、後ろ向きに倒れ。仰向けに寝そべる]
………雪は、全てを・……消して、くれる……と……
[熱に浮かされた身体に、冷たい雪は快いだろうなと思ったけれど、流石に触れに行く事は出来ずに。
毛布を掻き寄せ、そのまま目を閉じる]
―集会場外・玄関側―
[オトフリートがハインリヒに声をかけている。
自分には上手い言葉が思いつかなくて]
[そっと、一人の自衛団員の横に膝をつく]
…遅くなったな。
ちょっと痛いかもだけど…我慢してくれよ…?
[見開かれていた目蓋を閉じさせ、抱き上げる。
魂のない体は酷く重かったけれど、一人で何とか運べそうだった]
[ハインリヒの様子を見て、]
[他の隊員に手をあわせる]
[その体をかかえる]
[つめたくて][かたくて][おもい]
[運べる]
[固まった、飛んだ血を、指で拭って]
[*運んでゆくだろう*]
全然大丈夫には見えない!
[そこだけ、びしりと言い放って、彼は白い仔猫を抱き上げる]
さ、ペルレ、ご飯に行こう。この自覚の無い誰かさんみたいに、動けなくなるまで無理したりしちゃダメだからねー?
[部屋を出ると階下の厨房に向かい、少し暖めたミルクにパンを浸して、仔猫に与える。ぼんやりと仔猫を見つめるその耳にも、エルザの鎮魂歌が*届いている*]
……言ってくれるぜ。
『自分』を引き止めてられるんだから、かなり、『大丈夫』なんだぜ?
[行ってしまったアーベルには届かないのは承知の上で、ため息混じりに呟く。直後に、右肩の蒼の花が疼いた]
くっ……。
[低く呻いて、倒れるようにベッドに横になる]
……俺は、同じ事を繰り返さなきゃならないのか?
それが、あの時、俺だけが生き残った意味なのか?
……教えてくれ……ルーツィア……。
[かすれた声で呟いて、*目を閉じ*]
[オトフリートと共に、幾度か往復を繰り返す。
ハインリヒの様子に自衛団長を運ぶのは躊躇えて]
[それでも団員全員を寝かせ終えれば、彼を運ばないわけにもいかず]
…もう、休ませてやろうぜ?
[かけた声にハインリヒがどう返したかはわからなかったけれど、殊更慎重に団長の遺体に手を伸ばす。
抱き上げたその時、噛み切られた首筋で固まりきらなかった血液が、すでに赤く染まりつつある上着に散る。
破られた腹部からも落ちて、赤い雪を更に染めた]
―→集会場外・裏手―
[穴の中、団長を一番上に寝かせて。
赤く染まってしまった上着を脱ぎ、彼にかける。
その上に土を乗せて、覆って。
盛り上がった土の前、オトフリートと共に手を合わせた]
―→集会場内・居間―
[後は俺がやるからと無理矢理にオトフリートを椅子に座らせ、階段を登る。
彫り終えていた一本の木を手に取ると居間を経てもう一度集会場の裏手へ]
[盛り上がる土の、頭の方。
スコップで穴を掘り、木を立てて土を戻し踏み固める]
[再度、手を合わせて]
…おやすみ。
[一言を残して集会場に戻る。
黒い雲から舞い降りた白が、木に彫られたリコリスの花弁に引っ掛り、*溶けた*]
壁|・)o〇(*処刑描写の件*
プロでもちょっと話題になりましたが、基本的には『自衛団に連行→処刑』の流れでOKでしょうか?
流れと状況に応じて、細かく変えて行く感じで。
襲撃発見描写はまとめの方に提示されてから、それに応じて行なう方向で。
墓下に関しては2日目の内に簡単な指針を作成しておきます(団長の呻きで))
壁|・)o〇(あ、言葉不足が(汗)
『自衛団に連行→処刑』→『「生き残った・他の部隊の」自衛団に連行→処刑』です。
失礼いたしました)
…悪ぃ、だいぶ落ち着いた。
ホントなら俺が片付けてやんなきゃなんねぇのにな…。
[オトフリートとユリアンに労いの言葉をかけて、既に定位置になりつつあるソファーへ。]
[ユリアンにいわれて先に居間にやってきて]
[しばらくの間][考え込んでいたが]
[ハインリヒの声にはっとして顔をあげて]
いえ
[大丈夫かと聞くのもどうかと思って、言いよどんで]
[ユリアンの飲み物をたずねる声に、]
[そういえば食事もとってなかったと思い出す][とらなければいくらなんでもまずいだろう]
あったまるもの、か…
[何にしようかと考えて、真っ先に浮かんだのはホットワインだったけれど。
それを作るのはアーベルのが上手いだろうなと]
[散々悩んでいたらオトフリートが淹れてくると]
…じゃ、頼むわ。
ついでに俺も何かよろしく。
[牛乳以外で、とぽつり]
ちょ…!
勘弁してくれ、それもキツイっ!
[暖炉から離れようと立ち上がりかけたところの声に慌てたように手を振って。
厨房に消えたオトフリートに、持ってくるものに牛乳が加わっていないことを天に祈った]
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