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[「仲間」が動いた。わたしは気配を感じて、椅子の上で身じろぎする。]
[「仲間」はライヒアルトの部屋に忍び込み、彼の首を真一文字に裂いて、死体を窓から捨てた。]
[…これで見極めるものたちはいなくなってしまった。今となっては、彼らがほんものであったのかどうかも分からない。]
[この村がこれからどうなるのか…。もう誰にも分からない。]
[戻った先は、子供の部屋。
理由は幾つかあれど、判然としない]
[窓辺に寄り、眼下の景色を映す。
幾つかの自衛団員の姿。
関わり合いにはなろうとしない。
先の、ウェンデルの姿に似ていた。
異なるのは、自身は渦中に在るということ]
…終わらせなければ、逃れられはしない。
[だから。だけれど。
胸を占める、『神への信仰』。
強固に保とうとすればする程、*奥底で何かが揺らいだ*]
―浴室―
[代わりの服は用意するから先に入っていてと、ゲルダに促されのろのろと服を脱ぎ籠に入れる。
懐にいれてあった木箱は、棚のほうに置いた。
服に手をかけ脱ごうとすると、ポケットの中に何か入っているのに気づく。
何だと思い手を入れると、そこから人狼と思われるものの毛玉が出てきた。]
持ってたままだったか…。
[毛玉を見る目は忌々しげで。
こんなもの要らないと、捨てようとしたが手を止めて。
暫し考えた後、木箱の横に取っておいた。]
[体についた血を落とし湯を浴びた。
その間も、考える事はこれからの事。
効果的な方法をただじっと考えていた。
外からゲルダの声が聞こえた。代わりの服を持ってきてくれたらしく。
湯から出て、乾いたタオルで身を隠す。
服を着る前、ゲルダが出て行こうとしたので呼び止めた。]
ありがとうゲルダ。
…なぁゲルダ。お願いがあるんだ。
[他に誰も居ない浴室で、ゲルダに内密に木箱を渡した。]
これを預かってて欲しい。
そしてもし…もしも”私に何かあったら”この木箱を割ってくれ。
[遺言めいた不吉な事に、ゲルダが何か言っただろうが。
万一の為だからと、苦笑し返した。
木箱が何かと尋ねられれば。]
…それは、うちの爺さんが教会から賜ったものだ。
変な箱だろう?箱なのに、蓋が無い。
だからそれを開ける為には、割るしかない。
中に何があるかは分からない…だが。
[閉じられたままの箱の中身。
その為祖父にも分からず、自分も知らないが。]
…私の勘が合ってれば。
人狼について、何か書いてあるかもしれない。
[教会から賜った、人狼を退け排す、銀の粒子の宿り箱。
ライヒアルトとウェンデルという教会関係者の関わり、知識。
憶測の域を出ないが。それらはどちらも密接な関係をもっているように思えた。]
だけど、今は駄目。今は割らないで。
お願い。
[木箱が割れれば、守り手の力が無くなるかもしれない。
祖父は明確にそうとは言わなかったが、それらしい事を示唆していたし、身から離す事はなかった。
絶対にと、念を押すようにゲルダに頼んで。**]
―自室―
[やること、言う言葉は見つかった。
それらを頭に叩き込んで、まずはゲルダの部屋を訪ねた。]
聞いて欲しい事があるんだ。
[そういい、次にマテウス、ウェンデル、エーリッヒの部屋も同じように。
ウェンデルはおらず、エーファの部屋に居た。エーリッヒは部屋に戻っただろうか。
渋る者らには、「人狼のことについてだから」と興味をひかせ。それでも、強制だけはしなかったが。
そしてライヒアルトは
死んでいた。]
……。
[ライヒアルトを安置したのは誰だったか。
終わった後、話はこれかと尋ねられて首をふった。
そして、人を連れ、ヨハナの部屋へと向かう。
扉を叩いて、返事を待った]
[いつの間にかうとうとしていたみたいだ。ドアをノックする音で、わたしは我にかえる。]
…待って下さい。
[ゼルギウスさんに断りを入れてから、ドアを開いた。]
…おはようございます。
[どうしても、目に警戒の色が出る。]
[今回ばかりは転寝もせず]
[薬師としての本分を全うすべくヨハナの容態を診続ける]
[そんな中、不意にノックの音が部屋に響き、視線をそちらに向けた]
[出ようとして、ベアトリーチェが先に動いた]
[そちらを任せ、椅子に座ったまま視線を扉へと向ける]
[扉の先に居た人物に、真紅が細まった]
おはよう。
[ベアトリーチェに見せる微かな笑み。
何を考えているのか読み取れないような、妙に穏やかな。]
話があるんだが、いいか?
[足元にふわと毛の感覚。猫はどこからやってきたのか、ここに居た。ライヒアルトの代わりぬ見届けようとでもいうのか。]
ライヒアルトが死んだよ。
これで真偽はともかく、見分けられるといった人は居なくなったわけだ。
……だから、隠してた事を話そうと思う。
私は守護者だ。
人狼の牙を退ける力を持つもの。
イウァンが死ぬ前日、獣の牙から奴を守った。
[事実を淡々と述べた。]
……って言っても信じないだろうから、証拠を見せるよ。
これは、先生殿の部屋に落ちてた毛玉だ。人狼かと思われるものの。
中には石が入ってる。
ゼルギウス、今からお前を守護してやる。
[そしてゼルギウスの額に意志を持ち触れた。印は彼につけ。
ポケットに入れていた毛玉の中に、石をいれたもの。それをゼルギウスに向かって投げた。
石が彼に当たる前に、大気に溶けた銀が集まり、壁を作りゼルギウスを守った。]
ちなみにただの石だとこうなる。
[普通の石をゼルギウスに投げると華麗に当たった。場所とかは気にしない。いい音とか気にしない。ちょっとした八つ当たり。
不可思議な現象は受け入れられたろうか。]
―回想・浴室―
服、持ってくるから、ナターリエは先に入ってて。
髪も身体もきちんと洗って。
それで、しっかり温まって。
[ナターリエが動き始めるのを見てから、一度部屋に戻り服を用意する]
…。
[誰も居ない一人の部屋。嘆くにも泣くにも最適の。
此処で崩れ落ちてはいけない。
その思いで身体を動かし、また浴室へ]
…お願い?
[二人きりの浴室。差し出されたのは一つの木箱]
――何か、あったらって。
ナターリエまで、あたしを、
[口調は何処か、悲しみを湛えて。
けれど、万一だからと苦笑され、言葉を飲み込む]
預かるのは、良いけど。
…割る必要が無いままで居てほしい。
[どこか縋るように、切望するように、口から零れる言葉]
[当然ながら、これは何かと翠玉の眼差しが問いかける]
蓋…、本当だ。
[掌の上。幾度か転がすも開けられる場所は見当たらない]
人狼に、ついて。
でも。今割るのは、拙いのね。
…分かった。
[何故、拙いのかは分からないけれど。
それでも、絶対にと念を押すナターリエに、こくりと頷いた]
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