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ティルはまた来てるのか。
良く続くな、お前も。
[以前の顔見知りを見つければ呆れ混じりで見たり]
ロミに、リディな。
あー、持ってこなかったな。後で出すよ。
ちと今は気合が足りない。
[皮手袋をつけた右手をヒラヒラと二人に向けて振る。
ロミが離れてゆくのはそのまま見送った]
[がっくり来ているらしいイヴァンの様子に、僅かに口の端を上げる。
水晶龍は、ゆらり、尾を振って黒曜龍に挨拶を返した]
ん、ああ。
間に合いそうになかったら、引きずっていくが、ちゃんと戻れよー。
[ロミにはこう声をかけながら見送って。
一つ、息を吐くと、右手をす、と天にかざす。
一拍間を置いて、そこに漆黒の書物が舞い降りた]
[忘れ物を取りに行くロミには、いってらっしゃーい、と手を振って]
あ、ちゃんとあるんだね。
気合いが足りないって、試験いつ始まるか分かんないのにー。
[だいじょぶ?とイヴァンに言いながらまた首を傾げた]
機鋼学科2年 カルメンが村を出て行きました。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
9人目、機鋼学科2年 カルメン がやってきました。
機鋼学科2年 カルメンが村を出て行きました。
面白い。
ですよ。
だから前にもきてる。
ですよ。
[リディの問いかけに、さらりと返して]
面白いから来てる。
ですよ。
[呆れ顔も意に介した様子なく。
イヴァンにもさらり、こう返した]
……そこのおまいら。
人を、なんだと思っている?
[何やら好き勝手語っている二人に向けて。
軽く、首を傾げながら問いかけてみた]
そっかー。
面白いならちょっと楽しみだな。
止められるくらいだからもっと酷い試験なんだと思ってた。
[実際は友人が言っていたことが正しいのかも知れないけれど。
楽しいと言う人が目の前に居るのだから、ほんの少しだけ試験に興味が沸いてきた。
首を傾げてながら問うてくるゼルギウスには、同じように首を傾げ返して]
まっくろいひと?
[きっぱりと言った]
ああ、そりゃそっちの方が正しい。
死んだ方がマシってのは死ねないから出てくる台詞だしな。
[ケラリと笑う]
ゼル導師だと思ってますが、何か。
[サラリと言った。
これがなければ疾風課程の途中で挫けていたのだろう]
「面白いのは確かねぇ」
[ティルの回答には黒曜龍が愉しそうに揺れた]
面白いだけじゃ済まないから問題なんだけどな…。
[溜息一つ]
[リディとイヴァン、そして黒曜龍の反応に。
きょと、とした様子で、首を傾げる。
反応の理由が、全くわかっていないようです]
……導師は導師。
ですよ?
[それから、素でこんな事を言っていたり]
[きっぱり、さらりと返してくる生徒たちの様子に、にっこり笑って]
そうか。
よぉく、わかってるな。
[妙に愉しげに言いながら、手にした『魔本』に力を凝らす]
……さて、それじゃ。
そろそろ、移動するぞ。
[導師はどんな人かと思っているか。
主人である機鋼の導師は「いろんな意味でチャーミング」と言われていたが。
チャーミングの意味を正しく理解できていなかったので、無言でいた。
まぁ狼なので誰も気にしないと思うが。]
[ふわり、ゆらり。
漆黒の『魔本』の周囲に光が灯る。
書は独りでにその口を開き、周囲に澄んだ碧の光をふわり、と散らし、そして──]
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