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─ 中庭 花壇 ─
[しばし、花を見つめて思案顔。
そんな様子が、遠目には憂える少女に見えてしまうのは当人的には非常に不本意な事だった。
そんな状況を打破しようと無茶をして、反動で寝込んだ事もあるのは、屋敷の者であれば周知の事なのだが]
うん。
この辺りなら、切花にしても良さそう。
[長めの沈黙を経て、口をついたのはこんな呟き。
何をしていたのかといえば、先にネリーに頼まれた事のための事前検分だった]
……さて、と。
風、冷たくなってきたし……本格的に冷える前に、戻るか。
[どの辺りが飾るのに向いているか、とか、その辺りを大体見定めた所でゆっくりと立ち上がり。
温かいお茶を貰おうか、と足を向けたのは、広間の方]
[それから幾ばくかの時が経ち]
まあ、こんなものか。
[栞を挟んだものも含めて、手元に残った数冊。
一番上からぱらぱらと捲り]
これが本命ということで、……あとはオマケ、でいいな。
[その中で一番古い本を選び、目印として栞を挟み直す。
本当に希少なものか如何かは傍目には分からないだろう。見る目に長けた者がいたなら別だが]
そろそろ出るか。
─ →広間 ─
[広間に戻ると、中の顔ぶれは入れ替わっていた。
眠るウェンディの姿には、あれ、という顔を一瞬覗かせるものの。
どうかしたのかな、と案ずるそのいろは、カップを傾けるケネスの姿に気づくと、眉が寄るのに飲まれてしまう]
……どーも。
[初見で女と間違われるのは、ある意味ではいつもの事……では、あるのだが。
気質的な部分で反りが合わないのか、養い親の客人には、今ひとつ友好的にはなりきれず。
だからと言って無視する事もできないわけで、向けた挨拶はそう称していいのか、というくらい素っ気無いものだった]
─ 広間 ─
[ケネスが見せた視線の移動>>181には、随分気にかけているのだな、と言う感想を抱く。
尤も、それを口に出すことは無いのだが]
[ネリーは何か告げてから厨房へと向かっただろうか。
その姿を見送った後、一度広間の中を見回す]
[本当に今日は来客が多い。
勿論、以前にもこのようなことはあったが、今日は1人メイドが早上がりする予定で。
残りの使用人でそのメイドの分の仕事を分担する必要があった]
グレンにも加わってもらいましょうか。
[主に屋敷の外で仕事をする使用人ではあるが、手が空くようなら手伝ってもらおうと。
探して声をかけておくことにした]
― 広間 ―
[うとうと。と眠っていて。
毛布をかけてもらっても、少しみじろいだりしたけれど、目を覚ましたりしなかった。
うとうと。
うとうとうと。
ぎゅうっとかけられた毛布を握りしめていて]
……んー。
[眉が寄る。それから目を開けて、瞬いて。
はた、と気付いて]
……! 寝ちゃった!
あ。
…!
[しかも室内に人がたくさんいたし、毛布がかけられている。
現状を理解して、かあっと真っ赤に顔を染めると、毛布に隠れた]
─ 広間 ─
ヒューバート様、今どこか御入用な所がお有りでしょうか?
もし無ければ、少し早くはありますが奥に向かおうかと思うのですが。
[ヒューバートからの労い>>179に礼を返してから、自分の出来る用が無ければ厨房に入る旨を伝える。
その返答を聞くと、はい、と目を伏せ頭を下げた。]
承りました。
グラスや器はどう致しましょう?
[厨房へ料理とワインの指示を出した執事に、食器も選別されるだろうかと思い返答を待った。]
─ 広間 ─
[執事の内心、知る由なく。
機嫌の推移に応じて目減りする冷静さは、からわれている、という事に考えを至らせない]
……だから、おじょーちゃん、じゃないって、何度言えばっ!
[この二ヶ月、何度同じやり取りをしたのやら。
愉しまれてる事にも気づかず、にやにやと笑うケネス>>191をぎ、と睨みつけつつ声を荒げるが。
直後に視界に軽く霞がかかり、きゅ、と眉が寄った。
ふわり、柔らかな紅茶の香りが差し出された>>190のは、その直後。
は、と、短い息がもれ、碧い瞳は執事の方へと移ろうが]
ああ……あり、がと、ヒューさん。
[視点はごく僅か、ずれていた]
─ →厨房 ─
[ヒューバートの返答を受けてから、厨房へと向かう。
ソフィーが広間に戻りウェンディが目を覚ました頃には既に広間を出た後のはずだ。
途中でどなたかにお会いしたなら、礼をして邪魔にならぬよう廊下の傍らに寄った。
話しかけられたなら、足を止めてその方と少し話をしてから場を離れることの失礼を謝ってから厨房へと向かっただろう。]
―→広間―
[本を手にしたまま、一度広間へと足を向けた。
中から人の声がするのを聞いて、扉の前で一度息を吐き、いつもの笑みを貼り付けて中へ。
使用人の少女は既に厨房へ向かった後か]
失礼します……おや。
お嬢さんはお休み中ですか。
[勿論この場合の“お嬢さん”はソファーで寝ている少女のことを指す。気を使うように少し声を潜めた。
それぞれに礼をした後で不精髭の男性>>191を見れば、何やら楽しげな様子に気付いて首を傾げるが、空気には気づかずに]
そちらの方は……確か、初めまして、ですよね?
[作り笑顔を崩さないまま、確認を込めて声を掛けた。
彼が長期滞在中であることも、叔父との間に何があるのかも勿論知らない]
―アーヴァインの部屋―
ごきげんよう、アーヴァイン。
また寄らせていただいたわ。
[親しげに近寄り挨拶を交わす]
いつものはヒューバートに渡したけど。
今年はこれが別にあるの。
[抱えてきた包みを開いてアーヴァインに差し出した]
あの人が最後に手懸けたものよ。
これだけは今年直接手渡したかったの。
それを楽しみにしていたから。
[睫を伏せて物思う]
―アーヴァインの部屋―
10年。最低でもここから、と言ってたわ。
開ける時期も飲み方も貴方におまかせ。
あの人もそう言ったでしょうから……。
[気遣う声に視線を上げると微笑みを取り戻した]
─ 厨房 ─
失礼致します。
ヒューバート様からメニューの指定がありました。
[厨房に入り手を洗うと、料理長にヒューバートの指示を伝える。
食器の指定があればそちらも併せて伝えてから、野菜の下ごしらえの手伝いに入った。]
― 広間 ―
いやァ……わかってても、つい、なァ……?
[にやにやと笑ってからかっていた。
ソフィー>>194が眉を寄せたのは不機嫌が最高潮になったからかと勘違いする。
目が悪いのかもしれないとは感じることがあっても、どれほどひどいのかまでは知らず。
そして気遣いを見せることもなかった。
ソフィーにお茶が出されれば、それ以上からかうことはせず。
ちょうど同じタイミングでハーヴェイ>>197から声をかけられたこともあったから、ハーヴェイへと視線を向け]
あァ……、はじめまして、だなァ。
俺はケネス、アーヴァインの客ってところだ。
[青年が浮かべる笑みにうさんくささを感じるが、普段どおりに軽くかえす]
―アーヴァインの部屋―
今年のは苦難を超えた葡萄ならではの味かしら。
白はいいのだけれど、赤がちょっとお転婆でね。
ヒューバートなら良い合わせ方で出してくれるでしょう。
わたくしも楽しみだわ。
[会話の最後は今年のワインの話で括られて、アーヴァインの部屋を後にした]
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