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―― 篝火近く ――
[ユーリーの今日を聞いた]
あぁ、なるほど。お疲れさん。
[少し真顔になって瓶を地に置く。ゆらっと指で弄んだ]
[彼の両親がどこにいるかはよく知っているし、今日の自分の予定がすぐ近くにあったことも思い出した]
いや、構わない。かさもそんなになかったし、俺は大して話もしていなかった。そもそも、俺の畑に埋まってたからなあ。
[それから、自分への呼びかけに間が開いたことに気がついて、手を膝にかけながら友人を見上げた]
……どうした?
ロランにイヴァンに、ユーリー?
ああ、やっぱり集まってるんだ…うん。
それじゃあ他にも来るかも知れないな。
[話が逸れて、ほっとした。
うんうんと頷いて、また話題が戻らないように、
さっさと動いてサラダや鍋をワゴンへと乗せていく。
ついでにエプロンを外すのは、ボクも忘れた。
正直それどころの話じゃない]
あ、これはボクが押すよ。
カチューシャ、ドア開けて支えてて。
[重い台を押すのを買って出るのは、いつもの通り。
自然とそんな風にして、ボクらは広場へと足を向けた]
[ロランの視線が此方に向く。
話の流れから何を求めるかは察せられた]
何本持ってけば足りるんだろうな。
[軽く肩を竦めて男は笑った。
イヴァンの労いにはゆると目を細める]
嗚呼、畑の方の被害は……、と。
実際見た方がはやいか。
今度寄らせてもらうよ。
[畑に埋まっていた旅人の姿はみていない。
伝え聞いたのみの男はそう言いおくも
見上げて尋ねるそれには何でもないと首を振るう]
さて、と、行ってくるか。
[一応の断りを入れて、男は広場から自宅へと足を運んだ]
[キリル>>219に可愛いといわれて嬉しそうに笑みを返した。
なにせ実の兄は「お前のかわいこぶりっ子はあざとい」などと言われるのだから、可愛いといわれるのは嬉しいものだ。
さくさく動くのに合わせて用意を終えて]
あ、ありがとー。
[重たいものを率先してくれるキリル>>222には何時も助けられている。
ドアを開けて、ワゴンを押したキリルが無事に通ったのを見届けた。
戸締りなんて意識することもなく、キリルと一緒に広場に向かう]
→ 広場 ―
あー、やっぱり、集まってるね。
[ミハイルや兄のマクシームや。
イライダやレイスの姿もあっただろうか。
どちらにせよ、その場に居るみんなに料理を振舞うのだった**]
[ユーリーが肩を竦めるのには、また表情和らげて
何もお返し出来ないけど、と、イヴァンに向けたのと
同じ言葉を小さく呟いた。
それでもやはり、遠慮は、しない。
行ってらっしゃい、と背を見送ってから
洋梨酒をひとくちまた呑み、ミハイルへと視線を向けた]
鹿、捌いた?
お疲れ様。
革、余ってたらなめすから、くれる?
[動物の革が余ったらなめして色々な道具に加工する。
ロランの、本当に僅かな出来る仕事のひとつ。
最近は大きな獣が取れないから暫くしていなかった]
―― 篝火傍 ――
[くい、と酒の残りを呷る。
時折ちらちらと気にしていた先、カチューシャの家の方で動きがあると、ぴんと背筋が伸びていく]
………………
[そわそわしだした。
色々な話が途中だった気がするが、目に見えて気もそぞろになっていく]
―― 篝火傍 ――
[道を来るワゴンの音が聞こえ、車椅子ごと振り返る。
近くのイヴァンの様子があからさまにおかしくなり、
思わず近くのミハイルへと、僅かに苦笑めいた表情を向けた]
…良い匂い。
[くる、と、今度こそ大きくお腹の虫が鳴き。
アルコールに少しばかり血色良くなった顔を俯けた]
[篝火の傍らに、探す姿はすぐに見つけた。
自然と口元が綻んでしまうのに、慌てて頬に手を当てた。
今は幼馴染たちも、この場にいるのだ]
みんな、お待たせ。
もう宴会始めちゃってた?
[敢えて名前は口にしなかった。
みんなと誤魔化して、食器を手にする。
カチューシャが手際良くスプーンやらを取り出している。
それを任せて、ボクは鍋に手をかけた]
リトヴィノフさんの鹿肉、料理してみたんだ。
ボクも今回は頑張ったよ。
…カチューシャのおかげだけどね。
[バレバレだろうから付け加えて、小さく舌を出す。
鍋の蓋を持ち上げると、肩肉のワイン煮がふわりと香った]
[家から少し離れた場所には家畜小屋がある。
牧人であった父から譲り受けたもので
本来なら妹へと継がせる心算だったが結局それはならなかった。
肉を口にしない男の栄養源といえば
自ら作ったチーズやとれたての卵などが主なものだった。
野菜に関しては無論幼馴染を頼りにしていたが]
――…赤と白、どっちが良いか聞きそびれたな。
[家の地下にある貯蔵庫で並ぶ葡萄酒の瓶を前に難しい顔]
あんな事があったばかりだ。
深酒はしないだろう。
[そう結論付けて赤と白を一本ずつ脇に抱える。
チーズも適当に見繕い摘みやすいよう切り分けて皿に並べて
男はそれらを手に篝火ともる広場へと戻ってゆく]
―― 広場 ――
[ワゴンの音が聞こえる。酒瓶を隅においやって、ぴょんと飛び上がった]
………お疲れ、キリル。カチューシャ。
すごく可愛い……じゃなかった。
いや違わない。とても可愛いんだけど、すごく良い匂いだ。
重くない? 手伝うよ。
[大きなストライドでキリルたちの方に向かう。
ゆるんだ表情になってしまうのは仕様なのでしょうがない]
[そういうものなのだろうか。>>213
イライダの笑い方は、昔僕を揶揄った時のそれに似ていた。だから今も多分そうなのだろう。]
なら、ハーブティーを。
[お茶と共に一口齧ったクッキーは、言葉の通り甘くない。
甘党だったはずの彼女の趣向は、街に居る間に変化したのか。もしくは別の理由があるのか。直接聞いてみたことはないけれど。
ただ僕自身としては、こちらの方が好みではある。]
嗚呼、そうだな。きっと喜ぶ。
恋人ができてから、急に女の子らしくなってきたものだから。
[互いに意識し合っているらしいのは傍目にも明らかだったのに、彼らが恋人となれたのはつい最近の話。
随分ともどかしかった時期を思い出して、また可笑しさが込み上げてくる。
表情に出ていたかは分からないが。]
そろそろ帰るよ。また。
戸締りには気をつけて。
[そう言って席を立つまで、他愛ない話を幾つか続けたけれど。
彼の話は、一度も口にはしなかった。]
[俯いていた所に皿が差し出され、顔を上げる。
幼馴染のふたり、笑顔で頷く様子に微かに眉を下げた]
…ん、ありがとう。
[椅子の脇に瓶を押しこみ、両手で受け取る。
暖かいうちに口に運ぶとそれはとても美味しくて。
アルコールで血色良くなった顔を、ほんの少し綻ばせた]
―― 広場 ――
[先ほどより人の増えた其処には
先ほどは無かった料理の匂いが漂っていた。
口には出来ぬがその匂いは食欲を刺激する]
へぇ、美味そうだ。
[キリルの傍にある鍋へと視線を向けた。
挙動不審にも見える幼馴染の姿には
思わず口許に手を宛がい俯いて肩のみを震わす。
それも少しの間で、次に顔を上げたときにはいつも通り。
ミハイルの方へと向き直り]
赤と白、どっちの気分かな?
[好きな方を彼に取らせる心算で
脇に抱えた二つの瓶を目で示した]
―― 篝火傍 ――
[鍋を任せてくれるまではうろうろそわそわと、キリルの傍にいた。きっぱりはっきり余所見はしていない]
どういたしまして、任された。
キリルも、カチューシャも。
おいしそうな料理をありがとう。
[鍋の蓋が開いたときのふわりとした湯気に鼻をうごめかせ、幸せそうにそそくさと手伝う。他の人にふるまうときにも彼女の言うとおりに動いて]
[やがてそれが自分の口に入る頃には、キリルの隣で盛大に舌鼓を打ちつつ何度も美味しいとありがとうを繰り返すのだった**]
あ、ユーリー。
[増えた人影。
葡萄酒を抱いた青年のことを、ボクは名で呼ぶ。
同い年のオリガの兄として接することが多かったから。
鍋の傍、多めに持ってきた食器を手に取った]
食べるだろ?リトヴィノフさんの鹿。
[返事も聞かずによそい始めた。
カチューシャに渡せば、笑顔で差し出してくれるだろう]
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