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……に、しても。
この人数で、『できちまう』かぁ……ここだけは、想定外だったよなぁ。
ぁーぁ、ったく。
いやま、元々俺の人生貧乏籤だったけど、ここにきてこんなん引くとかホント、ないってば。
[小さな声で愚痴めいた呟きを漏らした後、庭の様子を見て回る]
しっかし、ホント、ここからどーしたもんか、ねぇ。
[何が起きているかは『理解』している。
記憶から抜け落ちていたもの、ここに来る前に受けた傷の理由。
管理人の身に刻まれた傷は、それをはっきりと思い出させていた]
まあ……ね。
ただ死なせる、ってのだけは、避けないとだけど。
[それだけは、と。
そう思うのは、内に刻まれた楔故か、他に理由があるのか。
そこは、自身でもつかめてはいなかった。*]
……あ、あった。
[女は記憶に残る灯火のような色をした背表紙を見つける。
結婚するよりも前、夫が教会に返す前にと見せてくれたものだ。
親の跡を継いで農夫となったが、本を好む人だった。
別の場所で生まれていたなら、きっと異なる道を歩んでいただろう。]
…‘何れの地より彼らが来るか。
何れの刻より彼らが在るか。’
[本を開き、詩の一節を口ずさむ。]
――小説と同じ、フィクションだと思ってたんだけどな。
[苦く笑いながら目を通す。]
─ 宿泊施設・厨房 ─
[一通り、外回りを確認した所で向かうのは厨房。
食欲が出るかどうかはさておき、食べないと身が持たない、というのは、ここに来るまでの旅暮らしで身についたもの]
あ、てーか。
おっちゃん、あのままあそこに転がしとく訳にゃいかないよなぁ。
[色々とあり過ぎて、つい忘れていたが。
あのままにしておくのは、あらゆる意味で拙い、気がする]
っても、今は埋葬できる状態じゃないし……上に上げるのも、ちょっとどうか、だよなー。
[となると、取れる手段は相当に限られる。
一先ず、物置片づけて臨時の安置所にするかなぁ、などと考えながら、意識は賄いへ。*]
─ 宿泊施設→教会 ─
[地下から出て来て、灯りを元の場所へと戻し。
広間に残してあったカップを片付けてから、一度教会の私室へと戻った。
途中にしてあった掃除を再開し、一区切りつけて。
私室に残しっぱなしになっていた白猫に朝御飯を与える]
………
[思考は一向に纏まらない。
ただ、団長が告げた中央の教会からの通告を否定出来ない、否定してはいけないような感覚だけが残っていた。
ナターリエ自身が教会の人間だからというだけではない、不思議な感覚]
[朝御飯を食べ終えた白猫がナターリエの足に擦り寄る。
ハッと意識を戻したナターリエが白猫へと視線を落とすと、案ずるような様子で、にゃあ、と鳴いた]
…ああ、私達もご飯を頂かないと。
[管理人の死によってうやむやになっていたこと。
食事を取れる人がどれだけいるか分からないが、何も食べないというわけにもいかない。
白猫を抱えあげると私室を出て、渡り廊下を通り宿泊施設の厨房へと向かった*]
─ 宿泊施設・厨房 ─
[あれやこれやと思考を巡らせながら、取りあえずやるのはじゃがいもの皮むき。
芋と豆があればどうにかなる、は持論だった]
あー、でも、赤っぽいのは避けた方がいいのかねー、やっぱし。
[不可抗力でつけてしまったあかい足跡。
あれもあれで、衝撃を誘っていたように見えたから、そんな事を呟きつつ。
手際よく皮むきを進める様子は、至極日常的だった。*]
─ 宿泊施設・厨房 ─
[白猫を連れて訪れた厨房では、既にアーベルが食事を作っている>>174ようだった]
アーベルさん、……手伝うことはありますか?
[名を呼んだ後に、空白一つ。
それを掻き消すように食事の手伝いが要るかを問うた*]
[神のいとし子と月のいとし子は相対し、
それぞれには守る者がいて、
双花を助ける者には生者と死者を見定める者がいる、と読み解けた。
ギュンターはその双花…神のいとし子の立場という事になるか。]
…『場』って、何だろう。
[女は首を傾げる。
条件が整えば、生か死かを選ばざるを得ない。
生きたければ殺さなければいけない。
けれど人を殺すのは月だけでなく、人が人を間違って殺す可能性もある、と。
疑い、疑われ。
殺し、殺され。
――その先に紡がれる未来に、幸福など存在し得るのか。]
[一通り調べ終えた後、女は一角にある椅子に腰かけて休憩する。
肉体的にというよりも精神的に疲れてしまった。
もしもこの詩の通りであったなら、
決して未来は明るいものとは言えなさそうで。**]
─ 宿泊施設・厨房 ─
ではそちらは請け負いますよ。
どうぞお菓子の方を。
[他にもやることがあるのなら、と野菜の皮剥きと豆の鞘取りを引き受けて。
白猫を床に下ろしてから手を洗う]
お菓子は何を?
[話題を探すように。
機会を窺うようにアーベル>>176へ話しかけ続けた*]
ー 教会・図書室 ー
ん、まぁ……探してみるしかないね。
[閉じ込められたこの場所で、情報源があるとすればこの図書室くらいなものだ。
顰めた眉を元に戻して、ひとまず続きを読むことにする。]
双花聖痕、
影の護り手……
あ、″見出だす者″って、団長さんが言ってた術ってこのことかな。
[読み進めながら、広間でのやり取りを思い起こしたりして。]
─ 宿泊施設・厨房 ─
んじゃま、こっちはお任せします。
[軽い口調で言いながら、場所を譲って]
昨日作るつもりでいたのは、アプフェルクーヘンだったんですけど。
……他の材料取りに行くのも今はちょっとアレだし、素直に作ろっかなー、なんて。
[問いに答えながら、準備しておいた材料を出し始めて。
ふと、手が止まる]
―― 客室 ――
[暫く横になって休んでいれば、大分痛みも治まってきたようで
一度起き上がって左肩を見た。]
こっちは変わんない、かぁ。
[肩に咲いた蒼い花。
ただの偶然とは思えないそれと、よくわからない痛み。]
やっぱり、ちゃんと調べておいた方がいい、かなぁ。
[『聖花』について。もしもこれがギュンターの物と同じなら。
記憶にあるあの詩の朱と蒼の花。対なる双花だとしたら。
知っておかなければいけない気が、した。]
まあ、いいか。
今はギュンじーさんがいるし……
[出来るなら、このまま何もなく終わって欲しい。
そんな事を言っている場合じゃないとも思うけれど。
それよりも]
……落ち着いたらおなかすいた、かも。
[考えたら食事をしていない。
昨日の焼き菓子はまだ残ってたっけ?などと思いながら
食べ物を求めて広間へと移動する。*]
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