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いえいえ、どういたしまして。
[大人ぶった礼に、またくすりと笑って、黒猫を肩へと導く]
と、おや。
[それから、やって来たリックに気づいて、いつもと変わらぬ笑みを向けつつ、今日は良く会うねぇ、と声をかけて。
……返ってくる言葉は、不機嫌かも知れないが]
──17歳。私と、一緒ですね。
[わ、と小さく声を上げて、嬉しそうに目の前の影へと視線を向ける。
同じぐらいの身長だろうか、相手を見比べて。
続く言葉に、少しだけ青を見開いて、少しだけ口篭る。]
あの時の事は、記憶が少しおぼろげで。
今回のサーカスと──、同じじゃなければ、良いんですけど。
[小さかったからでしょうかね、と誤魔化すように、笑みを浮かべながら
目の前の少女の影が、何をしているのか判らずに、きょとんと瞬いて。]
はい。・・・確かに、そのほうが良いでしょうね。
[悪戯めいた言葉にはくすくすと笑う。先程のことはとうに忘れてしまったかのようで。]
長く引き止めてしまって申し訳無い。
御仕事、頑張って下さい。
[広場へと足を踏み入れたあたりで、見覚えのある少年の姿と少女と青年と黒猫]
やあ、リックくん。お母さんとは一緒じゃないのかい?
ヘンリエッタちゃんとハーヴェイさんも、どうも。
[挨拶して近づけば問いかけの返事の代わりにうさりんごと栗が差し出される。
手は自然と色鮮やかな赤を選び、それからはたと気付いて苦笑する]
しまった、つい可愛らしい方を取ってしまいました。
お嬢さん達の分がなくならなければいいのですが。
[いただきますね、と笑みを見せて。しゃくりとうさぎに歯を立てる。
甘酸っぱい果汁に目を細め、食べ切って指をぺろりと舐めた]
ごちそうさまでした。
いえいえ、もう十分ですよ。私にはこれがありますし。
ああ、よければおかえしに――
[ゼリービーンズを勧めかけて、クマと視線が合った、気がした。
お礼に皆に配るとか、そんなことを言ってたような気がする]
――ええっと、すみません。お返しはまた今度に。はい。
空中ブランコに遅刻するかもしれませんので。
[少々ぎこちなく誤魔化して、*サーカスを見に天幕へと*]
ありがとうございます。
では、また。
[ラッセルに別れを告げ、ビラ配りに戻る。全てを配り終えたなら、サーカスの広場へと*戻って行くだろう。*]
よく会う、の?
……やっぱり、仲、いい?
[何故だかじいっと見つめていたけれど、
青年から視線を逸らした少年から
兎型に切られた林檎と、栗とを受け取り、
ありがとう、と小さな声でお礼を述べる。
後からやってきた男にもそれは渡されて、
口の中へと兎は収められていく。]
と、やあ、どうも。
[やって来たヴィンセントにひらり、手を振る。
黒猫も、挨拶するように一声上げて、ゆらりと尾を振った。
それから、空中ブランコに、という言葉に苦笑して]
……ほんとに、好きなんだなあ……。
[天幕へと向かう背に、小さく呟いて]
……仲がいい、って言うのかなあ?
まあ、俺は別に嫌っていないけど、こちらは思う所もあるようで。
[ヘンリエッタの言葉にくすくすと笑いながら言って、それから、天幕の方を見やる]
さて、どうしますか。ここまで来て、帰るのもなんだし……ね。
[誰に言うともなしに呟けば、黒猫がどうしよう、といわんばかりに*一声鳴いた*]
あら、同い年なのね?
[嬉しそうに笑う女。単純な喜びか。憧憬か。
それとも隠しこまれた嫉妬だろうか]
――そうね。
おんなじサーカスだったら、つまらないものねえ。
[少女の考えていることなどわかるはずもなくて。
きっと同じでは退屈なのであろうと考えそう返す。
そうしているうちに、娘は店のカウンターに乗りあがり…]
(ふわり、ころころ)
[ニーナの頭の上に、どこから現れたか白いハンカチと、
飴玉が二つぶ、振ってきて]
[青年の回答に、
わかったような、
わからないような、
そんな様子で首を傾げ。
男の去って行った方向へと視線が移る。]
[女性の言葉に、笑みだけを浮かべて曖昧に返す。
少しだけ嘘を吐いている気がして、胸が痛んだ。
同い年だ、と笑う彼女の心中は判らずに、ふわと笑って]
そうですね。ただ、私は人より──…
…──わ。
[何かを言いかけて、ふと、振ってきたハンカチと飴玉に、
驚きにきょとんと瞬いて、上を見上げる。
白で覆われた視界を少しだけずらせば、
上から覗き込む少女の影が、見えて]
…すごい。マジックみたい!
[飴玉を握り締めて、くすくすと笑う。]
――と、
あれ、アーヴァインさ――?
[声を掛けようとするが、自警団長はそれにすら気付かぬ様子でふらふらと去って行く。まるで何かに憑かれたかのよう。]
・・・如何したんだろう。
[くすくすと笑うニーナの笑顔に、娘もふわりと笑って。
彼女の口が、動いたけれど、うっすらとした影にしか見えないニーナには、見えなかったのだろう。その口は、こんなふうに動いていた]
*(よろしくね、ニーナ)*
ありがと。えと、…シャロちゃん。
[ふわりと雰囲気を纏う相手にお礼を述べた後、
少しだけ言い澱んで──少しだけ考えて、そう呼んだ。
さん付けでは、あまりにも余所余所しい気がするし
…折角同い年ならば、その方が、自分も嬉しい。]
よろしくね?
[少女の告げる言葉が、見えるはずも聞えるはずも無かったけれど、
知ってか知らずか、紡ぐ言葉は少女へと*向けて*]
[その夜のショーは、熱気と共に開演し、熱狂と共に幕を閉じた。幾人かの住人は、常に無い様子で町を歩くアーヴァインの姿を訝しく思ったかもしれないが、サーカスから流れる音楽に紛れて、全ては忘れ去られた……]
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