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……ふぇ?
任せる……って?
[こて、と首を傾げて瞬き一つ。
出て行く背には、ありがとうございました、と声をかけ]
……なんか……ヘンなの。
〔階段を降り、宿屋の主人に自宅へ戻る旨を告げる。宿の風呂を使うよう勧められたが、着替えを持ってきていなかったので、やはり自宅に帰ることにした〕
〔ディーノとシャロン、それからパトラッシュに向かって〕
エリカのことは、騎士に任せてあるよ。
役立たずの親父は早々に退散してきたさ。
一度自宅に帰るわ。また後で、な。
〔そう言うと、宿の扉をくぐり、宵闇の中へまぎれていった〕
[皆の居る場所では喋らないと思っていたため、聞こえた言葉に少し身を硬くし。さりげなく周りに視線をやり、誰も気付いていないことに安堵すると、そ知らぬ顔で食事を続けるパトラッシュの頭を撫でて]
…ありがと。
僕も、君を信じてるよ。
[自分を支えてくれている存在。無条件に信頼を寄せられる相手。その相手にそう言ってもらい、ホッと安堵の笑みを浮かべる]
ちょ!オッサン! …ごゆっくり…て。
[気を使ってか出て行く姿にわたわた。]
…ん、まー…俺の方はだいぶ調子いいからさ。
今は余計な事考えねーで、きっちり休んどけな。
[ベッド脇の床に座って、ベッドの側面に寄りかかる。]
ぁ、邪魔だったら出てくけどさ?
[呟いた後に聞こえたランディの声にほんの少しだけびくりとして。相手が気付いていないのに内心安堵すると笑みを向けて]
騎士ってグレッグ?
そうだね、彼に任せておけば大丈夫そう。
分かった、また後でね。
[ひらりと手を振り、その後姿を見送る]
[何で慌ててるんだろ、と惚けた事を考えつつ]
ほんとに、平気?
無理は、しないでね?
[調子いい、という言葉に、ほんの少し首を傾げてこう言って]
うん……ちゃんと、休むね。
このまま長引いたら、みんなに迷惑かけちゃうし……。
邪魔じゃ……ないよ?
いてくれた方が、安心する……かな。
[昼間、村で疑いの視線に晒されて、気付いたことがある。
疑惑を向けられて、感じるのは凍え。孤独。世界すべてが敵だという絶対的な感覚。
そして、ディーノの元で触れるのはそれとは真逆のもの。
信頼を受け取るときのあたたかさ、心強さ。
ディーノは、幾つの村でこの疑いの凍えを感じてきたのだろう。
せめて、この村で自分だけは、心に持つ信頼をディーノにちゃんと伝えてやりたかった。
その為には矢張り、言葉の手助けが必要で。
おおっぴらに話すことの出来ない自分の境遇を恨めしく思いながら、でもディーノに返された言葉に心底嬉しくなって尻尾を振った。]
…ん。そうしとけ。
[休むとの言葉に、少し微笑んで。]
…お前だけは、絶対……
[微かに呟いた声も、その真剣な表情も、ベッドの上からでは多分感じ取れないだろう。
右手の甲がなんだか少し熱く感じて、逆の手で軽くさすりながら、大人しく傍らに座っている。]
[嬉しそうなパトラッシュにどこかはにかんだような笑みを浮かべ]
信頼出来る人が居るって、心強いよね。
こういう状況だと尚更。
そのありがたさは、よく知ってる…。
[笑みが僅かに翳りを持ち、瞳が揺れる。思い出すのは半身の存在。ディが居たから、あの時両親が殺されても自分を保ち続けれた]
……?
今……何か、言った?
[何か聞こえたような気がしたけれど、よくわからなくて、きょとん、としつつ問いかける。
黒猫の方は何か察したのか、呆れた様子で尻尾をゆらり、と揺らめかせ]
[階下に下りると、ディーノの姿が目に入ったが、特に気にすることも無く―――そして、敢えて話しかけるようなことも無く、半ば無視する形でマスターに食事を頼んだ。
少し立つと、ランディの声が背中にかかったが、目線だけをそちらに一瞬向けると、また食事へと戻る]
[ディーノの表情が影を帯びるのを見て取って。
ふ、と、抱きしめてやりたいと思った。
けれどこの身体でそれは叶わぬ話。
大体こいつは男だろうがよ?
目を閉じ、鼻をディーノの手に摺り寄せる。
慰めるように。
今の自分に出来ることをやる、ということ。]
[手に何かが触れる感触に視線をやると、パトラッシュが鼻を摺り寄せていて]
…あ、心配させちゃったかな。
今はもう、大丈夫。
ディは傍に居てくれてるし、君も居る。
[大丈夫、ともう一度告げてにこりと笑みを浮かべる]
…んや、なんでもねぇよ。
[見上げて、少し微笑む。]
ほら、メシさめちまうからさっさと喰っとけ?
せっかくマスターが美味いのつくってくれたんだしさ。
そう?
[聞こえた気がしたんだけど、と呟いて]
あ、そだね。
ちゃんと食べないと怒られるし……それで、御師様に告げ口されたら、後が怖いし。
[冗談めかした口調で言いつつ、サイドテーブルを見やり。
食べ易いように、と気を使ってくれたらしい粥を手にとってゆっくりと食べ始める]
[返事をするようなパトラッシュの一吼え。それを聞くと笑んだまま残る料理を平らげる]
ご馳走様。
お金ここに置いておくね。
[カウンターの置くの主人にそう声をかけて。それから改めて酒場の中を見回す。何だかいつもより人が少ない]
…やっぱり、皆ここを避けてるのかな…。
[人が2人も死んだ。小さな村だ、話はすぐに広まるだろう。寂しげに見回して、小さく息を吐いた]
[昼間の村の様子を思い返す。
ディーノの推測は多分に当たっているのだろう。
ほぼ同じ場所で、2人の人間が死んだ。
1人は人狼だとして殺された。ではまだ人狼が残っているなら、矢張りここに潜んでいると考えるのが妥当だ。
普通は、巻き込まれたくないだろう。
立ち上がって伸びをする。
それにしても、他の連中もここに来ないのは。珍しい。]
…今のうちにお風呂行ってこようかなぁ。
[ぽつりと一言。いつも人が居ないのを見計らって入っていたらしく、この様子なら風呂場に誰も居ないと判断したようだ]
[呟きに反応したパトラッシュが行って来いと言ってるように見えて]
じゃちょっと行って来るね。
[パトラッシュの頭を一撫ですると、一旦自室に戻り着替えを持って。また降りて来るとそのまま風呂場へと]
[食事を済ませ、薬も飲み。
ぼんやりとした視線を、窓の向こうへ投げかける。
不安と安堵と、それらが複雑に絡み合った心情を抱えつつ、胸元の蛍石を握り締めて。
頭痛は今は静まり、ただ、微熱による、ぼんやりとした感覚があるばかり]
[風呂場に誰も居ないことを確認すると、脱衣所で帽子を取り、服を脱いで。中に入ろうとするところで鏡に映った自分が見えた]
……同じようで、違う。
僕はディであって、ディじゃない。
[鏡に向かって手を伸ばす。鏡の中の自分は同じようにこちらに手を伸ばし、手と手が重なる。瓜二つだった双子の片割れ。生きていたら自分と同じこの顔になっていたのだろうか。その姿を見ることは既に叶わず。瞳を伏せ、顔を逸らすと風呂場へと入って行った]
[気配だけで、ディーノがいなくなったことを感じると、シャロンは、ゆっくりと立ち上がり、パトラッシュの横へと]
・・・。
[冷たい目で見下ろす。
パトラッシュの目の中を見つめる。
何も言わず、ただジッと。
―――ややして、フッと小さく笑うと、元の席に戻っていった]
〔帰ってくると、工房に書置きがあった。自警団からで、即席でいいので、杭を作って欲しいとのことだった〕
…まだ、復旧が進んでないんだな。
〔明日すればいいだろうと思い、着替えを持って風呂に入る。湯船につかるとそのまま溶けてしまいそうなほどであり、全身が強張っていた事を気づかされる〕
[唐突にシャロンに瞳を覗き込まれ。
その目の冷たさに、ぞくりと背筋の毛が逆立った。
――今の表情は。 何、だ?
ディーノが向かった方を、振り返り見る。
何故、そちらが気になったのかも、判らないまま。]
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