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アーベル先生。
貴方が、人狼ですか。
[問いではなく、宣告の如き台詞]
[語る間に、左の手は動く。
蓋が床に落ちた。
振り解こうとするアーベルの手を、逆に払って。
二度、伸ばす腕は左。
鮮血にも似た、朱の花を宿した手が、首を狙う]
……あらあらまあまあ。
ほんに、一体どうされたというのですか……。
[ウェンデルの手を振りほどこうと乱暴に暴れるアーベルに近づき―――そして「予定通り」に暴れたアーベルの体に当たって、老婆は吹き飛ばされて、廊下の上へと倒れこんだ]
……は……!
…かもしれない。だが、違うかもしれない。
[ゲルダの言葉に、返すこちらの声もいつもの精彩はない。]
…行こう、それを確かめないと。
[ゲルダの肩を抱いたまま、マテウスの問いにこくりとはっきり、頷いた。
顔色はまだ戻ってはいないが。]
[ゲルダの様子に]
やっぱりゲルダはやさしいんだな。
怪我もそうだが…、
[その先の言葉は飲み込み、
すぐに投げかけられた疑問に]
なんともいえないな。
とりあえず話を聞いて、状況を確認してみないことにはな。
[ナターリエの返答に頷き]
ナタリー、ゲルダを頼む。
階段気をつけろ。
[先行して階段をおりていく、
すぐにも廊下の先広間の入り口あたりにひとだかりが見え、後ろの二人を気遣いながらそちらに向かう]
自覚、が… ?
[視線が彷徨う]
僕は、…僕は、
[口唇は震え]
[迫る手]
[掴まれていないもう片手で][その手首を掴もうと]
下。うん、降りる…。
[そろり、小さな一歩を階段に向ける。
行きたい気持ちと、行きたくない気持ちはほぼ均等]
…マテウス兄さん。
ありがとう。
[気遣う気持ちが伝わるのに、礼を述べて。
けれど、と言の葉を続ける]
でも。
もう、そういうのじゃないって分かるから。
あたしも、ずっと綺麗な子供のときのままではないから。
[酷く淋しげな呟きを、マテウスへと向ける]
[伸びるウェンデルの左の手。
鮮やかな──鮮やか過ぎる、朱の花]
あれは……。
[朱花、と。
声に出さずに呟く。
直後、廊下に倒れこむ老婆の様子に、ち、と舌打ち一つ]
あんたは、後ろに下がってた方がいい!
[倒れる仕種が演技と見抜く余裕はなく。
助け起こしながらも、視線はウェンデルたちを追って]
[アーベルに向かうウェンデル。
出遅れたからもうそこまでは手が届かないか。
距離だけは縮め同居人の近くへ。
何かあれば動ける場所、何もなくばヨハナを助けるのを手伝おうと]
[ベアトリーチェの震えは止まらない]
[今起きている騒ぎが人狼を追い詰めているのだとしたら]
[そう考えると自分も恐ろしく思えて来る]
[追い詰められた人狼が本性を現し暴れ始めはしないかと]
[肩に置いていた手をベアトリーチェの頭へと移動させ]
[ゆっくりと、優しく、何度も何度も撫で続ける]
[反対の手は無意識に胸の辺りへと伸び]
[懐に隠した短剣を服の上から押さえた]
…大丈夫、大丈夫だから。
俺が、君を護るから。
[ベアトリーチェにだけ聞こえるよな声量で]
[何かあればの覚悟だけは決めながらそう囁いた]
分からないというのならば、
こうして、確かめるしかない。
[睨みつける金の瞳には、アーベルの姿は映っていない。
ただ。己が絶対と信じるものが在るのみ]
違うかもしれないって。
ナターリエは、本当にそんな風に思える?
[普段と異なる響きに、問いを返す。
酷な質問だと理解してなお、口は動いた]
うん。あたしも、確かめたい。
だから、行く。
[ナターリエに庇われながらも、更に歩みを進めて階段を降りていく]
[脇をすり抜けていく子供。
疑っている相手。だが]
危ない。
[エーファの方へ更に一歩。
告げられた宣告に、再び疑惑の元である青年を見た]
……家主殿。
[やって来た気配に、視線は刹那、そちらへ。
そこに響く、花を宿すものたちの言葉。
ぎ、と唇をかんだ後、暗き翠は、そちらを見据える。
迷いは、ない。
己が力で見定める事に]
[ゲルダの返答にはくしゃりと頭を撫でて]
だからって汚く染まる必要はない。
[そう応えた。
廊下の先では、
ウェンデルの朱花を宿した手がアーベルを捕まえていて、
逆手にもたれた万年筆]
おいっ!ウェンデルっ!
[その名を呼び駆け寄る、
その声は相手に届いたであろうか?
騒ぎを聞きつけ団員がこちらに向かってくる気配が感じられた]
[無意識に、反対の手に握ったままだった毛玉は、ポケットの中に入れた。]
ああ。分かった。
[マテウスにこくと、そこだけは強く、頷くのは守る者故か。
ゲルダの問いに、緩く首を振る。声にせずとも、思いは伝わっただろう。否と。
同じような思いを抱いたまま。
ゲルダを庇いながら、足元に注意し階段を降りる。]
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