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……そう。それは残念
[言葉自体は棒読みで、その真意は秘めたまま。彼の胸元の白猫を見ると]
お姫様、か。愛されてるって素晴らしいねぇ
[それはディーンでなく、レギーナに向けた言葉。その目は冷たいものだった]
[捕らえた、その瞬間、爆ぜる熱。身体は軽々と壁に吹き飛ばされ。身体全体が千切れるような痛みが走り、折れた肋骨が肺を傷つけ。]
『しまった……。』
[紅が緋を吐き出して。]
[思考の中に沁み込む幻。
それは大切なものの影となり目前に像を結んだ。
助けを求めるかのようにレッグへ手を伸ばして]
[一瞬の幻惑、だがそれで十分だった。
リボンはナイフも銃も掻い潜り、軌道を変えてその足を、腹を、腕を、首を切り裂いてゆく]
[優雅に舞うかのようにそれを成し遂げ、動きを止めた。
視線の先には血飛沫を撒き散らしながら倒れてゆくレッグ]
終わりだネェ。
……ジョエルくんの恨みを買うと、美味しい紅茶が読めなくなるからねぇ。
[結構、重要ですよぉ? と。
口調はどこか、冗談めかしているものの、碧の瞳は真剣で]
……っ!
天蠍の姐御っ!
[ふと、耳に届いた音に、そちらを見やり。
舞い散る緋に思わず声を上げる]
[轟音。圧倒的熱量と運動エネルギーを持った空気の壁が襲いかかる。]
[いくらか距離をとり、防御姿勢をとっていたとはいえ、滅茶苦茶に翻弄され床を転がり、しかし受け身をとって立ち上がる。]
[耳が聞こえない、目の奥がチカチカする。それでも銃を構え、粉塵の奥に向けて射撃姿勢をとる。]
それは惜しいかも。まあ、もうそんなこと頼み込める立ち位置じゃなくなってますがね
ともあれ単なる嫉妬と羨望です。気にしないで下さい
[その時背後で響く爆音。そして、ディーノの言葉により振り向かずとも決着は理解できた]
そう、そうなったか。残念ですわ、お姉様
[軽く目を瞑り、そう呟く。その声は本気で残念そうな響きを含んでいた]
[呼吸の度に緋がごぼりとあふれ、目は光すら捉えられず。
それでも指先は、帯に仕込んだ針に手を伸ばし、エドガーの気配がする方へと投げつけようと。]
ま、そうだろうね……。
[立ち位置じゃ、という言葉に、ふ、と笑んで。
続いた言葉には、ほんの一瞬、戸惑いが過ぎろうか。
しかし、それはほんの一瞬のコトで]
……ま、この状況で、いつまでもここにいるのは危険極まりない、という事で……。
[ばさり、と。
唐突にその背に開くは、漆黒の翼]
一時、撤退させてもらうよっと!
[直後に、漆黒の羽が周囲に乱舞する。
羽を利用した目くらまし──奇襲時の常套手段の一つ。
その羽の乱舞に紛れつつ、普段は押さえ込んでいる力の一部を解放し、*ふっとその場から姿を消した*]
か、は……。
[ほんの一瞬だった。
目の前にルイが現れた。
それはあの日、あの時、姉のナナエと共に一生忘れえぬ記憶となったワンシーン。
必死に伸ばされた二本の腕は、無残にも引き離されていく。
やめろ!
この場面を見せるな!
本能と理性が互いに反発しながら絶叫する。
――それが、糸を視界から消してしまった。
次の瞬間、体の複数箇所から同時に出血した。
心臓は守った。
だが腹部は複数の内臓を損傷し、足は腱が切られ、首に至っては頚動脈と頚静脈を傷つけなかったが、そのまま項まで刃は貫通していた]
[倒れるが痛みを感じない。
無意識に閉じていた目蓋を開くと、体から黒い糸が天井を越えて天に向かって伸びていた。
それは死んでいく者が死神に刈り取られる命の糸。
それが見えるのは、その体が死ぬ寸前である証]
ル……イ……。
すま、ねぇ……。
姉さん、後はたの……。
[そこで吐血した。
すでに視界は白濁し、命は消える寸前だった。だが、彼は最後にミュウを道連れにし、エドガーにルイを救ってもらうための、最後となる一手を使った。
胸部につけてあったC4の起爆スイッチを
――レッグの体は紅蓮の炎によって爆散した]
[粉塵の奥に影が見える。倒れているようだが、まだ動いている。]
[まず腕へ、次に他の急所へ向けて、連続で射撃。弾倉に一発残して、撃ち尽す。]
[見えない瞳を見開いて、針を飛ばしたその瞬間新たな熱。幾つもの緋い華が...の身体に咲き誇り。]
[...の意識は緋色の中に*閉ざされた*。]
何っ!?
[倒れ行くレッグの腕が胸元に伸びる。
虫の知らせ、或いは本能的な何か。
咄嗟にリボンを戻し、襲い来る衝撃に合わせて後ろへと跳ぶ。
だが狭い室内のこと、その程度で勢いを殺せるはずも無く。
人の限界を超えた柔軟な身体を持ってしても昏倒するほどの衝撃を*受けた*]
[もう粉塵は晴れ、そこに緋色を見る。]
[周囲を警戒し、この場に敵がいない事を確認すると、銃の弾倉を交換し、懐にしまう。]
[アヤメの側に歩み寄り、跪くと、その目を*閉じさせた*。]
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