人狼物語 ─幻夢─


84 廻る刻・待宵歌

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道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

[消えた夢の話をするミレイユに視線が向く。
テレーズとサリィ。
二人が同じように消えたと裏付けるかのようなそれ。]

 ――…さっきまであんなに元気だったのに。
 ほんと、突然なんだな。

[消えたと言われてもやはり実感は伴わない。
空虚さの滲む響きがぽつと落ちた。]

(63) 2013/08/09(Fri) 23:03:07

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[泣きそうな顔>>57を真っ直ぐに認めれば、
ほんの僅かに眉を寄せる。
すぐに柔らかく笑みを浮かべ、そ、と包帯を巻いた右腕を伸ばし]

…そうか。
もう、本当に、始まっちまってるんだな。

[拒まれないのならば、そのまま頭に触れようと]

(64) 2013/08/09(Fri) 23:05:18

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:07:03

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:08:00

絵描き ミケル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:10:40

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[額に手を遣るその姿>>60は視界に収める事は無く。
ふ、と小さく苦い笑みを零す]

…やなもんだよなあ。
諦めなきゃいけないってのは、さ。

定められたものなのだとしても。
一年、巡る事も許されないなんて。

……護る事さえ、許されないなんて。

(65) 2013/08/09(Fri) 23:15:15

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

 ……伝承?

[エト>>60に一度、視線は向いて]

 始まってる、って、なにが……

[撫でようとする手>>64を拒むことは無く。
何か知っている風なノクロを、不安げに見上げた]

(66) 2013/08/09(Fri) 23:15:20

給仕人 ユーリ

 それは、違います!

[人生を否定するかのような言葉>>58に、つい大声を上げ首を振った]

 その花のために消えることが……
 雪花の全てなんかじゃない。

[鞄と一緒に胸に抱くのは、真新しい写本。
 過去から未来へ、連綿と受け継がれてきたものの一つ。
 ただ花のために消えゆくだけの命なら、そうして継がれていくものなどいらないはずだ、と]

(67) 2013/08/09(Fri) 23:15:48

給仕人 ユーリ

[こちらを見透かすような視線>>61は、テレーズと似ているようで違うもの]

 ……おめでとうございます、と言うべきでしょうか?
 貴女がそれを喜んでいるのなら……選ばれたのが、貴女で良かった。

[唇をゆがめるコレットから、視線を逸らす]

 僕は、ミケルとミレイユのこと、探しに行って来ます。
 ……きっとまだ、無事だって信じてますから。

[ただ生きて死ぬ事が無意味だなんて思えないから、ただ巻き込まれていない事を祈りながら。
 コレットに背を向け、そこから立ち去ろうとする]

(68) 2013/08/09(Fri) 23:16:08

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:16:20

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[拒まぬミレイユの髪を梳くように撫でて。
僅かな躊躇いと、伏せる瞼]

…『死神の降る刻』。
俺たちの『命』を刈って、天上青の糧とするものが、『降りて』きた。

……ミレイユは、天上青は知ってるか?

[不安気な視線を受ける瞳は、哀しげな色を乗せて]

(69) 2013/08/09(Fri) 23:25:59

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

 諦めたくはないけど、さ。
 だからって追いかけてくなよ?

[軽く肩を竦めノクロを見遣る。
これ以上先にゆかれるのは嫌だと何処かで思っていたが
だからといって何かするでもなく
ただ運命をありのまま受け入れるしか出来ない性分。]

 ………短すぎるよ、な。

[溜息に似た吐息を漏らし化粧師の言葉に僅か頷く。]

(70) 2013/08/09(Fri) 23:28:34

薬師 コレット

貴方もわたくしと同じ歳になれば分かるわ、
ユーリちゃん。

人生がどんなに儚いものか。
ヒトがどんなに簡単に死ぬのか。
そして……、
ヒトがなぜ生きるのか。

(71) 2013/08/09(Fri) 23:28:43

薬師 コレット

[背を向けたユーリへ、ひとり言のようにつぶやく]

貴方に分かるかしら。
物心ついてから自分自身の生まれた年がその「周期」だったと、知った時の気持ちが。
天上にして至高の青……、頑張って頑張って長生きでもしないかぎり、それを見ることすらかなわないのだと、知った時の気持ちが。

[憧れと羨望を湛えた声は、
冷静な薬師のものではなく、
どこか「外」を望む若者のようにせつなく]

(72) 2013/08/09(Fri) 23:28:58

絵描き ミケル

― テレーズ宅前 ―

[泣きそうなミレイユに、かける言葉が思いつかない。
だから撫でているだけだったけれど、ちょっとでも落ち着いてくれたら良いなと。

話しているとき、聞こえた。夢と一緒。
何がとは聞いたりしなかった。

エトとノクロの言葉は、今起きていることが何か知っているようだったから、ミケルはさっき落としたまま放っておいた荷物を拾って、話を聞いていた。]

(73) 2013/08/09(Fri) 23:30:20

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

 …んん?

[パンを調達しに進む中、離れたところから声>>67が届いた。
離れすぎて何を言っているのかまでは知れなかったが、大声が上がるということは余程のことなのではないだろうか]

 ……また、なのかな。

[不意に弟──クレイグが消えた時を思い出す。
花が咲くまで、誰かが。
頭では理解したものの、誰かが消えて平然としてられるわけではなく。
けれど、他よりは早く立ち直れるようにはなっていると思う。
『周期』で起きる出来事に囚われすぎてもいけないと考えているために]

(74) 2013/08/09(Fri) 23:32:20

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:36:46

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

だーれが追うかよ。

[ミレイユの髪を撫でるまま、振り仰いでエトに笑う]

そんなつもりは毛頭無いし、そんな事望みやしねーだろ、誰も。
『刻』が終わる先に命あるなら、その分も生きる方がいい。

ただ、さ。

[ふ、と。眉尻は下がり、少しだけ弱い色を晒す]

みんな、生きていて欲しいだけなんだよ。

(75) 2013/08/09(Fri) 23:36:49

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

 え?天上青って。
 山頂に咲く、花…… 、え。

[伝承それ自体は知っていたが。
先に紡がれた『死神』の言葉を理解したのは、ノクロの問いの答えを出している最中で]

 『死神』が。
 『周期』が、来てる……

 ……だから、“花を刈る”んだ……

[最後の方は、独り言にも似て]

(76) 2013/08/09(Fri) 23:39:09

織師 ミレイユ

 ……。

[ミケルの手>>73は既に離れていたか。
ノクロが丁度エトを見た>>75タイミングで、不意に立ち上がり、後ずさり。
その場の誰にも何も言わぬまま、踵を返し、駆け出そうとした]

(77) 2013/08/09(Fri) 23:44:22

給仕人 ユーリ

 コレットさん……。

[コレット>>72の羨望を籠めた呟きに、一度だけ振り返る。
 周期が訪れてから伝承を知った自分にとって、天上青は刈られた命と対となるもの。
 しかし周期の頃に生まれ、天上青に焦がれ続けて生きてきたなら――?
 せつなく響く呟きに、青年はゆっくりと瞬いて]

 それでも、僕には僕の時間がありますから。
 僕にとっては、『今』が大事です。

[静かに、息を吐き出す]

 行きますね。
 ……焦がれている貴女が、天上青を見られるように、祈っています。

[命を刈られるのは悲しいけれど、それは誰かの意志で為される事ではない。
 だから、せめてそれを望み続けた彼女に、天上青を見届けて欲しいと願い。
 今度こそ、その場を駆け出した]

(78) 2013/08/09(Fri) 23:45:12

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:46:38

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

 それ聞いて安心した。
 誰も望まない。
 天寿を全うして欲しいと願ってるよ。

[年下のノクロ、ミレイユ、ミケルへと順に視線を巡らせて]

 ――…うん。

[弱い色が見えるノクロを撫でようと手が彼の髪へと伸びた。]

(79) 2013/08/09(Fri) 23:46:50

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[再び降りてきた視線は、
荷物を拾い聞く体勢に入ったミケルに一旦止まる。
彼に花が咲いている事は知らないけれど、
彼の言葉がゆったりとしているのも知っているから、笑むだけで]

ああ、ミレイユもそれなりに話は知ってたんだな。

[山頂、の単語に、彼女が自分よりも知識がある事を悟る。
けれど]

……ミレイユ?
花を刈る、って…?

[独り言のように紡がれた知らぬ言葉。
知らず、訝しげな色が浮かぶ]

(80) 2013/08/09(Fri) 23:47:18

道具屋 エト

 ……ミレイユ?

[不意に踵を返す織師の名を呼ぶ。]

(81) 2013/08/09(Fri) 23:48:13

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:48:45

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[エトから伸ばされる手>>79にはきょとりと瞬いたが、
その意図に気付けば小さく苦笑する。
逃げはしない苦笑の意味は、少しばかりの照れの意味]

あっ、

[そう、している隙に。
ミレイユが立ち上がる、踵を返す、駆け出そうと]

ミレイユ!!

[抱えた儘の乾燥剤が動きを阻害する。
膝にも掛けていた重量が、彼女を追う事を許さない。
手を伸ばすのが、精一杯で]

(82) 2013/08/09(Fri) 23:52:00

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

 ミレイユー? ミケルー、居ませんかー?

[きょろきょろと周囲を見回しつつ、控え目ではあるが名前を呼んでみる。
 コレットの言葉の通りなら、自分かサリィの家の方へ向かっているはずなのだが]

(83) 2013/08/09(Fri) 23:54:04

絵描き ミケル

[花を刈る。
花、といえば、視線は自分の右足に。

お話をして、ノクロが撫でる時には、ミレイユから離れていた。
だから、動きには、やっぱりすぐには反応できなくて。]

…! ミレイユちゃん…!

[一拍後、慌てて呼び止めようとした。
エトとノクロの様子に、ほのぼのし始めていたのも、反応の遅れた理由の一つだろう。
慌てて、追いかけようとして、でも荷物が重いので、置いて。]

コレットおばあちゃんの、おつかいだから!

[お願いとか、そんなこといえなくて、小さくなる後姿を慌てておいかけた。]

(84) 2013/08/09(Fri) 23:57:50

織師 ミレイユ

[後ろからの名を呼ぶ声>>81>>82に]

 だめ!

[何がとも、何にとも言わず、ただ強く拒絶の言葉を吐いて、そのまま駆け出し。
けれど少し行ったところで]

 ……、っ

[足元がふらついた]

(85) 2013/08/09(Fri) 23:59:11

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