91 白花散る夜の月灯
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─ 聖堂 ─
[追った視線の先、座り込んでいるカルメンがまるで宝物の様に抱えるそれ。
いったい何を持っているのかと見つめ、零れる金が髪の毛だと解ると、息を飲んだ。
>>138蒼い小鳥の、高い鳴き声が響く。
>>139アイツに決まってるというミリィの声も、まるで遠く。
まるで歌うような、穏やかな声で紡がれるカルメンの願い>>134だけが、鮮明に耳に届いた]
…何、言ってんのよ。
何度だって、弾いてあげるに決まってるでしょう?
[だから、好きだったなんて。
もう聴けないみたいなこと、言わないで。
その言葉は、音にはならなかった]
(145) 2014/01/17(Fri) 00:00:23
―聖堂―
[武器など何一つ持っていない。
あるのは不自由な左腕と、それ故に動き回らず普通より少し劣る身体だけだ]
[緩やかに笑む姿>>140と続いた言葉に、理解するなと言う方が無理だろう。
どくり、と衝動に脈打つ蒼を敢えて意識から遠ざける]
……その言い方だと。
エーリッヒとシスターを殺したのは、違うんだね。
[ふ、と息を吐く。
より凄惨に、見せしめの様に殺害された姿が脳裏を過ぎる]
(146) 2014/01/17(Fri) 00:04:27
……ねえ、カルメン。
俺も、まもりたいひとがいるんだ。
その人が、こんな風にされてしまったら、って。
[彼女の腕の内に視線を落とす。
身体と分かたれた金色は何処か色あせて、冷たくて]
……そんなの、耐えられない。
俺は、『神の使徒』なんて大層なことになってるけど。
結局ただの人間で。願いなんて独り善がりなんだ。
[視線は落ちる。抗うように蒼は脈を伝えるけれど]
……お願い。俺を、ころしてもいいから。
[止めて欲しいと願うひとに。
乞うには余りに酷い願いを]
(147) 2014/01/17(Fri) 00:04:37
[音にのせて歌うのが好きだった。
音にのせて踊るのが好きだった。
そうすれば、大好きな人が笑顔をみせてくれたから
たとえ傍を離れても、
懐かしい場所で笑んでくれるような気がして
聖堂を離れ、娼妓として生きた。]
(148) 2014/01/17(Fri) 00:04:52
……教えて欲しい。残る、『人狼』を。
[小さく、呟いた]
(149) 2014/01/17(Fri) 00:06:55
― 廊下 ―
あ、うん。
そうだったね。なら、大丈夫かな。
[もう一つの裏付け>>143も聞いて、今にも走り出しそうになっていた速度を落とした。
胸に抱えたままでは父も動きにくいかと、左手は握るだけにして歩く]
そういえば、カルメンさんは。
レナーテさん以外の人は?
[エーリッヒの部屋が見える頃、ようやくそれが気になって小首を傾げた]
(150) 2014/01/17(Fri) 00:07:44
[オクタヴィアンの応え>>145に嬉しそうな表情が浮かぶ。]
うん、嬉しい。
もっと早くにお願いすれば良かった。
――…ん、何度でも聴きたい。
聴かせて、ね。
[少女だった頃のように、人懐こい音を滲ませ]
(151) 2014/01/17(Fri) 00:08:09
[甘美なる蒼花に惹かれて、欲しいと望む。
けれどカルメンはそれに抗おうとした。
アーベルの思いを言葉を考えを聞き>>147]
――…私も、ね。
あなたのことを案じるこを泣かせたくないの。
あなたを殺したら、きっと――…
[エミーリアの顔がちらと過ぎり、ふるりと首を振る。]
(152) 2014/01/17(Fri) 00:14:51
─ 廊下 ─
[胸に抱えられていた左手が握られるだけとなり>>150、幾分歩調が合わせ易くなる。
この子も徴の意味に気付いているのだろう。
これを晒すことで娘から人狼の矛先を逸らすことが出来ればと思っていたのだが、これではオクタヴィアンが言っていた通りだ。
娘を護るつもりなのに蔑ろにしかねないと言われても仕方が無い]
他でも悲鳴が聞こえたからな…。
恐らくそっちに居るのだろう。
悲鳴の原因は、多分……。
[首の無い遺体が残っていたなら、どこかに首だけが置かれていてもおかしくは無い。
言葉にはしなかったが、それが発見されたのではないかと言外に言う]
(153) 2014/01/17(Fri) 00:17:05
─ 聖堂 ─
[この位置からは、声音の落とされた壇上のやり取りは聞こえない。
聞こえていたなら、途切れさせた記憶に沈めたものがざわめいたかも知れないけれど、それはなく]
…………。
[ただ、壇上の二人の様子が哀しげに見えて。
無意識、胸元の銀十字架をきつく握り締める。
鋭さ帯びた細工に傷ついた手が、藍玉に紅与えた事には、気づく事なく]
(154) 2014/01/17(Fri) 00:21:13
――…。
[アーベルの呟き>>149にくちびるが音奏でようと開く。
『仇』であると同時に『同胞』でもある存在。
カルメンの選んだ道が多少なりともそのひとを傷つけているのだろうと
脳裏に響く聲からは察せられて。
言ってしまえば傷付くのだろうと想像できて。
分かり合えなかった相手だけれど。
止めたい相手でもあるけれど。]
言えないみたい。
――…ごめんね。
あなたがみつけて、……とめて。
(155) 2014/01/17(Fri) 00:22:21
─ 聖堂 ─
[>>151カルメンの答えに、微かな笑みを向けるも苦しさは隠せなかった。
でもそれ以上に苦しさを感じたのは、>>147アーベルがカルメンに向けた言葉に対して]
…止めなさい。
アンタは望んでそれを得た訳じゃないでしょう。
[ころしていい、その言葉が辛くて。
アーベルがカルメンにそれを告げる意味も、解ってしまったから]
…なんで、アンタ達ばっかり。
[背負わせられなきゃいけないの、と。
悔やむ言葉を落とした]
(156) 2014/01/17(Fri) 00:22:53
― 聖堂 ―
[他には殆ど意識を向けない。
独り苛々と、ぐるぐると考えを巡らせて]
…… 無理。
やっぱり隙でもなきゃ、殺せない。
[ぽつりと呟く声は小さく、暗い]
あんだけ言っても、男は役に立たないし。
…… いっそ、
[あの時みたいに。
脳裏に浮かんだ考えを払うように、首を振る。
――まだ、そうやって振り払うことができた]
(157) 2014/01/17(Fri) 00:24:08
―聖堂―
それ、さあ。
[その言葉>>152が示す対象はわかるようで、わかってはいけないようで。
だから誰かは考えない。
ただ、苦笑を浮かべて首を傾ぐ]
俺が君を殺したら同じ事になると思わない?
[でも、殺さないといけないことも事実だ。
彼女が本当に『人狼』だというなら]
[謝罪を零す>>155のに少しだけ息を吐き出す]
…………わかった。
でも何か持ってきていいかな。
俺の手だけじゃ、無理だよ。
[ゆるり、首を傾いで問い掛けた]
(158) 2014/01/17(Fri) 00:28:19
ー 聖堂 ー
[ジリジリジリジリ…]
[ジリジリジリジリ…]
[心の奥の奥から、警鐘が鳴っている。
護るべきものを護れ、と。]
[警鐘に抗うようにぶんぶん、と先ほどより強く首を左右に振り、抗おうと。
しかし、警鐘は止まず、苦痛に顔が歪んだ。]
……ちょっと、頭痛い、だけ。
[問われたら、安心させようと、笑みを浮かべた。**]
(159) 2014/01/17(Fri) 00:32:42
湯治客 アーベルは、メモを貼った。
2014/01/17(Fri) 00:33:51
雑貨屋 エルザは、メモを貼った。
2014/01/17(Fri) 00:34:12
――…同じことにならない。
[アーベルに、笑う。
問いかけ>>158を聞けば頷いて、待つ態をみせる。]
(160) 2014/01/17(Fri) 00:36:26
[ライヒアルトの視線>>154を感じそちらに一度目を向ける。]
――…ライヒアルト。
[不世出と謳われた聖歌の紡ぎ手の名であり
声向けた人の名でもあるそれを紡ぐ。]
かあさまは気付いていたの。
あなたが、聖歌の紡ぎ手、……と。
[彼が聞きたいと思えば聞こえる程度の声量。]
きれいな歌声。
天上の景色が見えるようだって、
[私達だけが知っているなんて勿体ないね、と女は老尼僧に言ったけれど
いつかそのときがくれば、と優しく微笑んでいた。
二人だけの秘め事を、くちびるにのせて]
(161) 2014/01/17(Fri) 00:39:42
―聖堂―
[立ち上がり、振り返る。
苦々しい表情を浮かべる>>156のを目に留めて、苦笑して]
……望んでないよ、誰も。
誰も、こんなこと。
[床を叩く靴裏が鈍い音を立てる。
もう迷えない。もっと、迷いたかった]
ね、お願いしていいかな。
できれば移動させてあげて。
……あんまり、見たいものじゃないと思うから。
[座り込むエルザとエミーリアに緩く鉄紺色が巡って。
オクタヴィアンとライヒアルトへ向けて首を傾ぐ]
(162) 2014/01/17(Fri) 00:45:50
―→厨房―
[そうして、待つひと>>160を置いて。
その身は一時、厨房へと向かう]
[右手ひとつで扱える凶器など、ただの人には数える程しか思い付かない。
それを持ち出すのはとても気が引けたのだけれど]
(163) 2014/01/17(Fri) 00:46:03
─ 聖堂 ─
……え?
[不意に向けられた言葉>>161に、天鵞絨が緩く瞬く。
手から力が抜けて、銀十字架が、ゆれた]
『聖歌の紡ぎ手』……って。
俺、は。
[上がる声は、困惑を帯びたもの。
『聖歌の紡ぎ手』。
かつて、そう呼ばれた事。
そして、そう呼ばれるのを厭った事。
二つの認識の間にあるものは、欠落した闇の中、だけど]
……知って……いて?
[何も問わなかったのか、と。
過ぎる何故、に答える者は、ないのに。疑問がこぼれるのは、止められない]
(164) 2014/01/17(Fri) 00:47:41
─ 廊下 ─
……そっか。
[言外に伝えられた答え>>153を聞いて、ゆるりと息を吐いた。どこにいるのかは分からないから、部屋の前で一時足を止める]
ここで待ってるのがいいのかな?
(165) 2014/01/17(Fri) 00:48:41
─ 聖堂 ─
[見ているだけで苦しいのに、アーベルとカルメンから目が離せない。
ミリィやライヒアルト、エルザの様子に意識を向ける事もせず、誰かが此処に着いたとしても視線は逸らさぬままに]
…あぁ、
[やっぱり気付いてたのね、と。
>>161カルメンの言葉に、ため息のような声を一つ落とした後。
>>162こちらの呟きに苦笑したアーベルの答えと、次いで紡がれた願いに目を伏せて]
…解った。
でも、無理には、連れていかないわよ。
[エルザとミリィから見届けたいと言われたなら、この場に居させると返し、出ていくその背を見送った]
(166) 2014/01/17(Fri) 00:50:04
─ 聖堂 ─
[アーベルの言葉>>162に、天鵞絨は数度、瞬く。
壇上を見て、周囲を見て。
は、と息を吐き出した]
……ん。
行こう、皆。
[止められない、と感じたのは、欠けたはずの記憶が僅かに揺らいだから。
聖堂から離れるように、と皆に促し、そのために動き出す。
エルザには案ずる視線が向いたけれど、なんでもない、と言われれば>>159、その場では強く追求はしないけれど]
(167) 2014/01/17(Fri) 00:52:21
[アーベルの足音が遠ざかる。
ライヒアルトの困惑の声が聞こえた。
問うような言葉>>164に頷き、微笑む。]
――…今ははねを休める時間だから。
思い出すまで静かに見守っていよう、って。
(168) 2014/01/17(Fri) 00:54:34
[抱いていたエーリッヒの一部。
腕を少しだけ緩めて、胸元にあるハンカチを取り出す。
薔薇の香りを纏わせていたけれど、彼の血の匂いに混じり感じ取れない。
立ち上がり、別の色が移る白だったものを壇上に敷き
その上に静かに置いて、労わるように一度髪を梳き撫でた。]
――…。
[アーベルが戻る足音が聞こえれば、ふ、と振り返り]
悪夢を、終わらせよう。
『人狼』は、此処に居る。
[ゆらりと女の姿が獣のそれへと変わる。
小柄な亜麻色の毛並みの獣は、艶やかな尾をゆったりと揺らした。
アーベルにこの牙と爪を向けることはないのだけれど
獣は月が浮かぶ空を仰ぎ、歌うように一つ啼いた。**]
(169) 2014/01/17(Fri) 00:55:18
娼妓 カルメンは、メモを貼った。
2014/01/17(Fri) 00:56:28
─ 廊下 ─
そうだな…。
もしかしたら、来るかもしれんし。
[離れ離れにしたまま、と言うことは無いだろう。
こちらから行った者が居るのだから、自分達がここに居るだろうことも予測出来るはず。
探し回るよりはと考え、娘の言葉>>165に肯定を示した]
[そうして待つ間、どうやってこの子を護るかばかりを考える。
護るために手を下すことは厭わないが、ただそれだけで護り切れるのかと言う疑問はついて回り。
結局、結論が出ないまま思考は堂々巡りに]
(170) 2014/01/17(Fri) 00:58:31
─ 聖堂 ─
……え?
[ずっと遅れて、周りの動きに気がついた]
何が……
なんで?
[何も掴めないまま、疑問符を零して。
壇上に居るのは少し年上の、幼いころからの憧れの人。
いつも綺麗なその人は、今は]
…… カルメンさん?
[何故か、何処か儚げに見えた]
(171) 2014/01/17(Fri) 00:59:24
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