69 赤き燈灯る崖の上で
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薬師見習い ニーナは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 23:10:02
昨日じっくりと考えました。
ここには人狼だけではなく、
殺人者も居るのではないかと。
ソフィー様を、
人狼が人間の仕業に見せかけて殺すより、
ソフィー様を殺して誰が得になるか考えてみたのです。
だとするなら、
オードリー様やケネス様、
ニーナ様、ウェンディ様は直接的な利益がありません。
残るのは、ハーヴェイ様―――…ですね。
[問いかけではない。]
(103) 2011/12/11(Sun) 23:10:43
―階段―
[少しして顔を上げ]
……ああ、ヒューバートさんも。
丁度良かった、お二人に話が……
[彼の後方、もう一人>>98の姿を見つけた。
近づいてくるもう一つ>>102には気がつかずに、ゆっくりと階段を下りて]
……。え?
[再び語り始めた使用人>>103に、途中でまた止まった]
(104) 2011/12/11(Sun) 23:14:40
それは、……ええと。
どういうこと、かな。
[唐突なことを言われて戸惑っている。
そんな振りをする]
僕が、ソフィーくんを殺したとでも?
(105) 2011/12/11(Sun) 23:16:13
……それよりも問題なのは、
血の付いた獣の毛が、
ハーヴェイ様の部屋の前に落ちているのを見つけたことです。
[折り畳んだ布を懐から出し、
布に包んでいた、血のついた狼の毛を示す。]
…………。
これは一体どういう事ですか。
(106) 2011/12/11(Sun) 23:18:33
使用人 グレンは、一歩一歩、確かに階段を昇っていく。
2011/12/11(Sun) 23:21:22
─ 一階廊下 階段傍 ─
[様子を窺いながら階段傍まで近付いて。
上ることはせず下から彼らを見上げた。
階上は階段より奥に居れば視界に入ることは無く。
意識はグレンとハーヴェイの会話に向けられた]
─────…………。
[問いかけ、と言うよりは断定に近いグレンの言葉>>103。
自分と同じことを考えていたのだと、その時理解する。
ハーヴェイから声がかかりかけた>>104が、それはグレンの言葉で途切れて居て。
その先を聞くには至らない]
(107) 2011/12/11(Sun) 23:21:28
……どういう事、って?
それはこちらが聞きたいですね。
[困惑の表情を浮かべる。実際心当たりはない]
僕の部屋の前だけ?他の場所は調べたのですか?
他の部屋の前とか、廊下とか。
(108) 2011/12/11(Sun) 23:24:44
─ 一階廊下 階段傍 ─
獣の…毛?
[グレンが出した物>>106は、ここから見ることは出来ない。
しかしこの状況で獣と言えば、一つしか思い当たらず]
……人狼の、毛。
[馬鹿な、と心中で呟く。
顔は眉根が寄り、表情は険しいものへと変化した。
残る人狼の居場所は知っている。
それはハーヴェイではない。
3人居たのか、と考えかけて、メイがどうだったのかははっきりしていない事に気付いた]
(109) 2011/12/11(Sun) 23:26:45
― 二階廊下 ―
[ウェンディの部屋には入らなかった。
変わり果てた姿よりも元気な姿を覚えていようとするように。
階段のほうから聞こえる話し声が不穏な色を帯びてきたのに気づいて、少しちかよった。
声をかけずに、ハーヴェイたちの話し声に耳を傾けた]
(110) 2011/12/11(Sun) 23:28:12
…ふーん。そういう手もあるんだ。
[足音を立てないようになるべく気を使いながら、
一歩一歩段を下りていく。
下に居る>>107ヒューバートからは、ニーナの姿は見えただろうか?]
(111) 2011/12/11(Sun) 23:28:28
メイ様>>3:22も同じように、否定をしてきました。
[ヒューバートが、残る人狼を知っているとは知らない。]
(112) 2011/12/11(Sun) 23:28:38
執事 ヒューバートは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 23:34:53
僕の部屋の前に“だけ”あったのだとしたら、不自然だと思いませんか。
大方、人狼が僕に罪をなすり付けようとでもしたのでしょう。
[近づいてくる使用人>>106を見る]
メイさん……ああ、そのことで話があったのですよ。
[彼が上げた名前>>112に、片眉を上げた。
その手に握られているものは、未だよく見えなくて]
(113) 2011/12/11(Sun) 23:35:31
彼女が人狼だったということを、お二人にお伝えしないといけないと思いましてね。
[下にいる執事>>108にも、聞こえる音量だったはずだ]
(114) 2011/12/11(Sun) 23:36:13
[男の足が止まる。
ハーヴェイまであと数段だろうか。
視線をずらし、思案するように止まってから、また上を見る。]
……だから、
ハーヴェイ様は、違うと。
そう仰りたいのですか。
(115) 2011/12/11(Sun) 23:39:07
使用人 グレンは、書生 ハーヴェイが頷けば、なるほど、と一つ呟いて――…
2011/12/11(Sun) 23:40:17
使用人 グレンは、書生 ハーヴェイとの距離を一挙に詰めて、小斧を振り上げた。
2011/12/11(Sun) 23:43:47
(116) 2011/12/11(Sun) 23:46:26
(117) 2011/12/11(Sun) 23:46:30
使用人 グレンは、書生 ハーヴェイの頚を狙い、斧の切っ先を振り下ろした。*
2011/12/11(Sun) 23:47:55
─ 一階廊下 階段傍 ─
[階段で会話が為される中、一度瞑目して思考を纏める。
ハーヴェイが人狼である可能性、メイが人狼である可能性。
メイは既に手にかかっていて、ハーヴェイには別の点で思うところがある。
そこまで考えると、ゆっくりと瞳を開いた]
(それなら、結局やることは同じですね)
[ハーヴェイの言葉>>114が聞こえても、考えは変わらない。
自分が生から見出す者ならば、彼は死から見出す者なのだろう。
もしかしたら人狼で、それを偽っているのかも知れないと、そうも考える。
そんな中、瞳を開いた先で、階段を下りてくるニーナ>>111が見えた。
周囲にちらつくのは隠者のカード。
それはどこか昏いものを纏っていた。
ハーヴェイの傍にある悪魔のカードや、グレンの傍にある力のカードは纏わぬ、異質なものを]
(118) 2011/12/11(Sun) 23:48:38
[それが見えても、今はその場を動かなかった。
ニーナに気は配りながらも、視線は対峙する2人へと向けられている]
───ローレンス様は、人狼だったと。
ハーヴェイ様はそう、仰るのですね。
…では、ハーヴェイ様を手にかければ、少なくとも1人は、人狼を排除したことになります。
違いますか?
貴方を無き者にして、人狼の被害が無くなったなら。
その場合は人狼を全て排除出来たことになるのでしょう。
[そう考えたから。
グレンが小斧を振り上げるのを、止めなかった]
(119) 2011/12/11(Sun) 23:49:23
未亡人 オードリーは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 23:52:57
…おー、やってるねぇ…
[じっと視線を向け、振り下ろされる小斧を見つめる。
見ている限り、ほぼ確実に彼は斧から逃げられない。
けれど、万が一がもし有るとしても…]
その時は、アタシが殺せばいいもんね…?
[くすりと笑って、階下のヒューバートに視線を向ける。
この場には一匹の狼と、三人の人間が居る。
それなのに…]
・・・『人間』を殺すのは、『人間』なんだよね。
狼よりも、よっぽど怖い。
[小さく呟いた皮肉の言葉は、誰の耳にも届かない…]
(120) 2011/12/11(Sun) 23:54:42
ええ。
[頷き、下に降りるべく足を進める。>>115
奏者殺しに関しては、途中で話がずれた為に否定を返していないが。
それで納得を得られたものだと思い込んでいたから]
、……!?
[使用人が振り上げた武器に目を瞠り。
咄嗟に避けようとすれば、不安定な足場を踏み外して]
[大きく体勢が崩れる]
(121) 2011/12/11(Sun) 23:54:52
[結果として一撃目は外れた。
けれど、落ちた身体は使用人が先程までいた場所――踊り場に酷く打ちつけられる。
追撃が来れば今度こそ避けられはしないだろう]
なん、で……っ
[それでも、痛みに痺れる身体を無理に動かそうともがいて。
掠れた声の問い掛けに、答えはあっただろうか]
(122) 2011/12/11(Sun) 23:56:19
書生 ハーヴェイは、執事 ヒューバートの声は聞こえていたか如何か――**
2011/12/11(Sun) 23:57:09
使用人 グレンは、こつ、こつ、と階段を降りる。
2011/12/11(Sun) 23:57:18
使用人 グレンは、黒い双眸が、陶然と薄赤く染まる。
2011/12/11(Sun) 23:58:54
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