69 赤き燈灯る崖の上で
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― →広間 ―
[人が居るのは広間のほうだろうかと、適当に向かう途中。
ヒューバート>>53が先を行くのが見える。
会釈をして広間に入る彼を見やり。
広間にたどり着く頃、ニーナとともに出て行く姿に、ああ、となんとなく納得した。
けれどそれを表に出すことはなく。
広間の中に入ってその場にいたグレンとオードリーを見やり]
……静かになったもんだなァ……
[酒の匂いの漂う呟きをこぼし。
テーブルにおいてあった水差しから水をあおった]
(59) 2011/12/12(Mon) 23:23:29
…………、どういう事ですか。
[二人が居なくなった後、
男はオードリーに問いかける。
黒曜石の眸は、光を眼の端に留めて。]
客人に頼み、
俺に頼まないなんて。
[普段であれば、男にハーブを頼み、
応対はヒューバートがする筈だと思った。]
(60) 2011/12/12(Mon) 23:26:23
―広間―
その説が絶対に正しいのかは分からないけれど。
人狼に力を貸しているのなら、そうみなさざるを得ないでしょうね。
[グレン>>57の黒曜石の眸に見つめられて睫を伏せた]
(61) 2011/12/12(Mon) 23:26:24
―広間→庭―
なるほど…
[説明>>58で納得したように頷き、庭へと歩きながら…]
それで、確認したいハーブってどれですか?
ベラドンナ?それともジギタリスですか?
………なんてね。
冗談で言っては見たけど、普通植えませんよね。そんな毒草。
[ジギタリスは薬にもなるし、ベラドンナは女性が目薬にするのだけど…
少なくとも、どちらもあちこちに毒がある以上畑には植えないだろう。
触っただけでかぶれる危険すらあるのだから。]
(62) 2011/12/12(Mon) 23:29:01
―広間―
[ヒューバート>>58の笑顔はどこまでも穏やかだったから、強く止める言葉が掛けられなかった。
服の上から受け取っていた封筒を握ると小さな音がした]
一緒に食卓を囲んでから、まだ何日も経っていないのにね。
[ケネス>>59の視線を受けて、落ち着かなげに広間を見渡した]
(63) 2011/12/12(Mon) 23:35:35
─ 庭 ─
ははは、そのようなものはありませんよ。
ここにあるのは基本的に食用のものですから。
中には薬用になるものもあるようですが。
[どちらも毒草としての名は知っていたから、ニーナの冗談>>62には笑って返す。
地植えされたハーブがある場所まで来ると、視線はハーブに向けたまま、ニーナの隣に立ち口を開いた]
(64) 2011/12/12(Mon) 23:38:12
私が欲しいのは───人狼を退治出来るものですよ。
とは言え、そんなものは存在しないのでしょうけれどね。
[笑う気配は消え、表情は厳しいものとなる。
まだニーナの方へは向き直らず、横目で見下ろすような体勢]
…人狼は貴女ですね、ローズウッド様。
[そう宣言して、ようやくニーナへと向き直り、彼女をじっと見詰めた]
(65) 2011/12/12(Mon) 23:38:26
使用人 グレンは、未亡人 オードリーに、再度問うように視線は投げかけ続けたままだったが
2011/12/12(Mon) 23:43:00
―広間―
ヒューバートはニーナに用事があった。
そういうことでしょう。
[カップを置き、立ち上がって入口扉に近寄ろうとする]
自分の手でやりたいことがある。
それなら、わたくしは。それを手伝うわ。
(66) 2011/12/12(Mon) 23:43:10
[ヒューバートの言葉>>65に、表情を変える。
怒りでもなく絶望でもなく、
どこか諦めたような苦笑いに。]
なるほど?
…だったら、中で全員呼んだ方が良かったんじゃないの?
集団で狼が反応する暇もなく叩き殺す。
狼退治の基本だそうよ?
[子供向けの童話での、と注釈が付くのだがそれは余談で。
ヒューバートが下がるのを認めるならば三歩ほど下がって距離を取る。
見咎められたなら、笑ってこう言っただろう。]
…背が高すぎるのよ、アンタ。
見上げてると首痛いっての。
(67) 2011/12/12(Mon) 23:44:07
『襲われたりしたら、食べても良いよね…?』
(……。好きにしろ。)
[そう返したのは、男。
人狼である事は、即ち、
生まれながらの狩人《ハンター》である事。]
(68) 2011/12/12(Mon) 23:46:51
オードリー様、俺も行きます。
[一度伏せた双眸は、真っ直ぐに向けられた。
コップを置き、入口扉まで先行した
オードリーの後ろに続き、大股に歩む。]
(69) 2011/12/12(Mon) 23:51:29
― 広間 ―
……あっという間だったからなァ。
[オードリー>>63に小さく頷き。
彼女がグレンに告げる言葉に、一度視線を向け。
それから二人の行動をじっとみていた]
(70) 2011/12/12(Mon) 23:53:26
使用人 グレンは、その手には、小斧を持って。
2011/12/12(Mon) 23:53:46
─ 庭 ─
[距離を取る様子>>67に、どちらへ?と問えば、冗談めかした言葉が返って来て。
それに対しては小さな笑みを浮かべた]
それは失礼。
[謝罪は口にするも、逃がす心算は無い]
他の方の手を煩わせる心算はありません。
これ以上手を汚すのは、私一人で十分です。
[1人で対抗し切れる自信は無い。
けれど口にしたこともまた本心で。
ニーナが距離を開けた一歩分、歩を進めようとする]
(71) 2011/12/12(Mon) 23:55:30
…実のところ、貴女が人狼であることは早くから知っていたのですよ。
けれど、知ることとなった現象について私自身が信じることが出来ませんでした。
後手へと回してしまったばっかりに、被害を増やす結果となってしまいました。
ここまで被害を増やしてしまったのは、私の不徳とするところ。
ですから、私はその贖いをしなければならないのです。
貴女を、この手で始末することで。
[言いながら、右手を背中へと滑らせる。
手に握るのは、隠し持ってきた短剣の柄]
(72) 2011/12/12(Mon) 23:55:35
使用人 グレンは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 00:01:12
悪いと思ってるなら距離開けるか屈むかしてちょうだいな。
最も、どっちもしてくれないんでしょうけど…
[謝罪>>71に対してやはり冗談めかした言葉で返すのは、
そうしていなければやりきれないから。
真昼間に屋外で一対一なんて、冗談じゃない。]
…猟師よりよっぽどおっかないね。
お腹を切られるのは御免なんだけどなぁ…
[お伽噺の狼を引き合いに出して軽口を叩きながら、
手足を狼の其れへと返事させる。
隠し続けていれば、不利なだけだから。]
(73) 2011/12/13(Tue) 00:01:42
使用人 グレンは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 00:02:10
執事 ヒューバートは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 00:05:44
…むしろ、どうやって知ったのかのが気になるけど…
まあ、その辺は聞いても関係ないよねっと。
[狼の足で軽く跳躍し、一気に距離を離しながら言葉は止めない。
ヒューバートが出した短剣>>72を見れば、片目を細めてそれを見つめた。]
…だから刺し違えてでも、とか考えてるわけ?
少なくとも長物でも持ち出さなきゃ自殺志願者にしか見えないんだけどね、アタシからすると。
言っとくけど、銀なんて当てにならないよっ!
[言いながら一気に距離を詰め、肩口を狙って腕を振るう。
体は低く、腕は短く。
寸前で体を起こし腕を伸ばせば、急に腕が伸びたように見えるだろう。
実際の腕の位置は変わっていないのに。]
(74) 2011/12/13(Tue) 00:07:47
―庭入口―
グレン。貴方は何をしにいくつもり。
わたくしは、ヒューバートを助けたい。
人狼を見つけてくれた人を。
[ケネスは動かなかった。
グレンを振り返って聞く]
ニーナがそうなのであれば、一人では分が悪いもの。
やはり助勢くらいはしたいわ。
[スカートを片手でわし掴んだ]
(75) 2011/12/13(Tue) 00:13:19
(俺は俺の都合でハーヴェイを殺した。)
………。
[喪われたものの復讐《ケジメ》と、
家族の下に帰る為の戦い《ネガイ》と、]
『…誰かが居れば、家は暖かいよ。』
『…一人じゃないなら、暖かいんだよ。』
『そこは、みんな一緒だと思うな。アタシ。』
[緩く、黒曜石の眸を細め、男は自覚する。
人狼との共鳴に拠るものでも何でもなく。ただひたすらに]
(76) 2011/12/13(Tue) 00:15:21
使用人 グレンは、未亡人 オードリーを見詰め、
2011/12/13(Tue) 00:16:42
─ 庭 ─
それは出来かねる相談ですね。
普段であれば、承諾したのですが。
[今はそのような状況ではないことは、相手も承知済みだろう。
変化する手足>>73に一度瞳を細め。
背で握った短剣を鞘から抜き放った]
知り得た方法については私も説明し切れません。
元より持ち得たものではありませんでしたから。
[調べた方法について>>74は相手が思う通り、答えとなるものは返らない]
最初は長さのあるものを使おうと思ったのですけれどね。
そんなものを持っていれば、貴女はついて来てくれはしなかったでしょう?
…銀に頼るほど、私は無知でもありませんっ!
[刺し違えてでもと言う思いはある。
けれど、無駄死にする心算は、毛頭無い]
(77) 2011/12/13(Tue) 00:20:42
[飛び掛ってくるニーナを眼に捉えながら、狙われる肩を軌道から逸らそうとする。
けれど、伸びるように見えるそれは虚を突く形となり、肩の上方を抉った]
っく!
[上体が揺れる。
しかし意地でも意識は飛ばさない。
握った短剣を滑らせると、ニーナの喉を目掛けて突き出した]
(78) 2011/12/13(Tue) 00:20:48
― 庭入口 ―
ニーナ様が人狼?
まさか、そんな。
[ただひたすらに]
では、俺も助勢に。
一人では苦労するかもしれない。
[――――己は狂っているのだと。]
(79) 2011/12/13(Tue) 00:25:36
[自分で思うよりも、深く。人に対し、醜さを感じ、
……、人間と人狼の区別を、己は持たないのだと。]
(80) 2011/12/13(Tue) 00:25:56
[言葉は相手を理解する手段。
それを教えてくれたのは養父だった。
現に、こうして話す>>77だけでも相手の思考が欠片ほどだが分かってくる。]
…なるほど?
悔しいくらいに冷静だね…怒りに我でも忘れてくれてれば多少は楽だったのに。
[確実に誘き出す為に武器にリスクの高い短剣を選ぶほどの冷静さを持ち、
銀が通じるなどの迷信を否定できるだけの知識もある。
正直あまりまともに戦いたくはないが…奇策を使えるような場所でも、
奇策を思いつくほど賢い頭も持っていない。]
(81) 2011/12/13(Tue) 00:28:36
―庭入口―
どちらに助勢するかは。
言わないのね。
[掴んでいた手で大きくスカートをたくし上げ、行く手の視界を邪魔しながら武器を手に取ろうとした]
(82) 2011/12/13(Tue) 00:29:46
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