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手品師 ディーノ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
執事 ジョエル は 孤児 オーフェン に投票してみた。
傭兵 カルロス は 孤児 オーフェン に投票してみた。
孤児 オーフェン は 旅人 シャロン に投票してみた。
少女 カレン は 孤児 オーフェン に投票してみた。
青年 マイルズ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
踊り子 ミュウ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
くの一 アヤメ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
司祭 エドガー は 孤児 オーフェン に投票してみた。
学生 レッグ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
旅人 シャロン は 孤児 オーフェン に投票してみた。
情報屋 ノブ は 孤児 オーフェン に投票してみた。
孤児 オーフェン は村人達によってたかってぶち殺された。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴は手品師 ディーノ、執事 ジョエル、傭兵 カルロス、少女 カレン、青年 マイルズ、踊り子 ミュウ、くの一 アヤメ、司祭 エドガー、学生 レッグ、情報屋 ノブ の 10 人だと思っておこう。
─エドガー私室─
[飛び込んだ部屋の先の状況。
投げられた言葉。
す……と、碧の瞳が細められ、それは部屋の主へと向けられる]
……へえ…………それはそれは。
『ご苦労様』……と、言うべきですかねぇ?
[バタバタと何人かの後を追い、エドガーの私室前で固まっている集団の後ろから室内を覗き込み、そして絶句した。
倒れているのはシャロン。
室内に居るのはエドガー。
そして裏切り者と言い切った彼の言葉に、視線が自ずとシャロンに集中する]
裏切り者だって?
[だが、それは……本当なのだろうか?
この状況でそう言われても、彼女が裏切り者である可能性もあるであろうが、それよりも――]
(エドガーが裏切り者って可能性が高いんじゃないのか……?)
[猫を追いかけてきた先は白羊卿の座所。
注意深く扉を開ければ、そこにあったのはシャロンのな気柄と、座して待っていたとばかりの白羊卿。
一瞬わけがわからず、眉を潜め]
……裏切り者?賢木殿がですか?
[まさか、と告げようとした言葉をいったん飲み込み、室内をくるりと見回す]
―オーフェンの部屋―
[裾前を押さえながら、すとしゃがみ、氷の一欠を拾い上げ。]
[瞳を伏せ、接吻を落とし、ゆっくりと潜行する……。]
[しばらくは暗闇のみだったが、鮮やかに色づきはじめ、身体中を駆け巡る。]
[首を振る。]
……違う、彼じゃない。
[呟いた後に立ち上がれば、くらり。壁に背を凭せ、身体をどうにか支えるのがやっとの状態で。]
―白羊宮の部屋―
――…、
[部屋の主へと意識を向けながら、
床へと伏せたシャロンの身体へと静かに歩み寄る。
閉じ込められた儘の白の姫君の位置を確認しながら
ディーノの紡ぐ言葉に、耳を研ぎ澄ませる。
其の意味を捉え、吟味するように]
[白猫を追って飛び込んだ部屋。そこには椅子に座るエドガーと事切れ血の海に沈むシャロン
シャロンを裏切り者と言うエドガーに目を細めると]
ふぅん。爺ちゃん……それ本当?
[その目はジッとエドガーを見つめる]
―エドガー私室―
[駆け込んだ者達より少々遅れて辿り着き、部屋の中を確認する。
事切れている様子のシャロン、疲れたようなエドガー、そして部屋の主に向かう疑惑]
やれ、白羊の。
アンタも大概信用が無いもんだネェ。
[クツリと笑った]
[ただエドガーを見つめる意図は勿論疑惑から来るものでなく]
『どうするの? 殺っちゃうの? 命令さえくれれば今すぐ動くよ?』
[それを問い掛ける視線]
ああ、全くだ。悲しいな、ミュウ。
[一度背もたれに身を預けて伸びをすると、体を前に倒し、開いた膝の上に肘を置き手は組んで口許を隠す。表情はいつも通りに戻っている。]
起きた事は単純だ。
金牛宮が私の部屋を訪ねて来て、私を殺そうとした。私は応戦し、これを撃退した。
[卓上の小型拳銃を示す。]
これは9mmパラベラム弾を使用する拳銃だ。おそらくクローディア殺害に使用されたものだ。
彼女が持っていて、私が奪った。
何か質問は?
[エドガーが裏切り者を処分したという宣言に、彼は少し舌打した。
何故なら、これで次にアヤメを殺さなければ、シャロンの無罪は確定する。そうするとエドガーは粛清対象となるのだが、それはどうにかして回避しなければならないからだ]
(どうする? アヤメを――殺すか?)
[瞳の奥で光が揺らいだ]
[カレンから妙な視線を感じるのをあえて無視する。]
『何もするな、何も、だ。もう少し待て。』
[態度で示すメッセージ。]
へえー……。
[された説明に対するのは、気のない声]
話も聞かずに、殺ってしまった訳ですか。
……御方らしくないと言うか、なんと言うか……。
[くく、と低く笑う口元を彩るのは、冷たき艶笑]
……いや、むしろ、らしいのかな?
[最後の言葉は、小さく小さく呟かれ]
─さて、行くかな。舞台へ。
[一礼してドアを開けるメイドの髪を指で撫で、部屋を出る。足が向かうのは白羊の部屋]
『白』羊…ねえ?
[たどり着いた部屋には既に数人が集まっていて。『何か質問は?』という言葉に笑みを浮かべると]
はいはーい、ちょーっといいかなあ?
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