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―宿屋―
俺は気にするなって。客優先は当然だろ。
そっか、叔母さん優しいよな。
[謝るクロエに手を振って]
ま、なんにせよ早く食べよう。
この辺じゃ町でもそうそう食えない料理だよ、これ。
[言いながらスープを一口。
期待通りの味に純粋に嬉しそうな笑みが広がった]
[ライヒアルトにかけられた言葉に、逆方向に首をかしげた]
作家?
[宙を見上げるようにして、しばらく考え込み]
何、それ?
[はてさて。
それは記憶障害故の言葉なのかどうか]
[戸を開けると、そこには顔なじみの自衛団員の姿があり。
手渡された書類と共に説明を受け、ようやく話を飲み込めたように頷いた。]
あぁ…身上書、か。
この間、書いたばかりだと思っていたんだが。
…待たせたな。これで、良いか?
[時が過ぎるのは、早いな。と呟いて書類に記入をして自衛団員に返した。]
[どこに行くともなくぶらぶらと歩き出す。
テーブルクロスに刺繍する図案を考えながら歩いている女は当然ながら、宿屋の前ですれ違った旅人の姿など目にはいっていない。
どこに行くか悩んで――ふと海辺のほうへと足を向けた。]
あー……、んー……
[意味をなさない声は考え事をしているときの癖のようなものだった。]
おう、おやっさんの飯ならなんでもうまいから。
あるもんでいいぜー。
今度はー…そうだなあ。
ちょっくら細工屋に用があってきたんで、長居になるかも。
[言いながらフーゴーの手元を見、飯ー飯ーと待っている]
─宿屋─
[入って来た賑やかな声。
そちらを見たのはぶち猫の方]
まあ、商売やってる以上は、そうだけどねぇ。
客、て言っても、ライ兄さんだったんだけど。
[優しい、という言葉には、うん、と頷き一つ]
お、確かに見た事ないなぁ、これ。
旦那お得意の、異国料理?
[それから、並べられた料理に、どこかわくわくとしながら手をつける。
普段、自炊が当たり前な事もあり、人に作ってもらう機会にはいつもこんな調子だった]
─宿屋─
寝た切りも不安だが、動いて発作が起きちまうのも心配だしなぁ。
無理ねぇ程度でやるなら良いんだが。
よし来た。
そんじゃあ帰る時忘れずに持って行けよ。
ああ、おめぇも食いたいなら持って来るぞ。
[クロエに言いながら、カウンターではデザートを入れるための容器を探し始める。傍らでヴェルトがカットフルーツを食みながら店の中をキョロキョロ見回していた]
―宿屋―
うん?
[名前を呼ばれて顔を向ける]
おぅ、ユリアンじゃないか。
儲かってるか?
[ククッと笑う。
各地の酒場で会う風来坊は面白い奴という認識]
今はこっちに流れてきてたのな。
ここで会うとは思わなかったけど。
―広場―
[変わり身早く素っ気無い態度を取られては肩を竦めたが、特に何も言わない。
墓穴を掘るつもりはなかった]
……ふぅん、成程ねぇ。
じゃ、折角の再会邪魔しちゃ悪ぃし、俺はそろそろ帰るとすっかね。
[端的な説明で関係を理解したかは怪しいが、何処か不自然な笑みを浮かべつつ、男は荷物を抱え直す。
こちらにまた興味が向かないうちに、という警戒もあったかも知れない]
それじゃあ、名前が売れるのも良し悪しねぇ。
でも、読んでもらえているのは純粋にうれしいわ。
[肩をたたかれたなら、にっこり笑い、ようやく腕から解放して]
あぁびっくりしたわぁ。
そうよねぇ…でも、それなら逆になぜ…?
[親戚かなにかだろうかと首をかしげて、少女を見る]
そうよー。知り合い。
むしろ、初恋の相手?
[うそかまことか、口をついてでたことば]
■名前:ヴィリー=アルダー Willy=Alder
■年齢:29歳
■職業:真珠細工職人
■経歴:生まれてこの方この島から出た事の無い生粋の島育ち。
父が漁師で母が真珠細工師だったが、二人とも既に他界。
以降母の跡を継ぎ真珠細工を営んでいる。
口下手で人付き合いが上手い方ではないが、人嫌いではない。
■希望縁故:正負どっちでも受けて立ちます。
無茶振りどんと来い。
─宿屋─
[飯を急かすユリアンには、はいはい、と軽くあしらう様に声を向けて]
ん、そうか。
んじゃあおめぇのも長期で部屋取っておくな。
支払は先払いでも後払いでも好きにしろ。
[その辺りが適当なのは常連が故の気安さからか。アーベルに対しても支払に関しては同じように告げることだろう。
帳面に二人の宿泊予定を書き込むと、厨房へと入り料理を作り始める。煮込みの良い匂いを漂わせた後に出て来るのは、今日のお勧めであるマチブースとダールにアイランドークを合わせたワンセット。ユリアンの居るテーブルに運ぶとその前に並べた]
ほれ、待たせたな。
―宿屋―
ああ、学者の。
[島の人だったか、とクロエに相槌を打った。
想像しているのは彼一人が買い求めに来ている姿]
いいスパイスが入ってたんだってさ。
でもこの味、当地でもそう食えないレベルだな、うん。
[美味い食事は心を穏やかにする。
共に食べている相手が楽しんでいれば尚の事だった]
─宿屋─
そうなんよねぇ。
店の事は、今は大体ウチができるから、そっちで無理はしないと思うんだけど。
[零れるのは小さなため息。
けれど、それは続けられた言葉に掻き消えて]
うん、ありがと旦那っ。
あ、モチロン、ウチも食べたいよぉ?
[にっこりと笑ってこう返す。
きょろきょろしているヴェルトに向けて、ぶち猫が挨拶するように、にゃー、と一鳴き]
作家というのは、
本――物語を書くことを職業としてる人のことだね。
[リディの疑問には、
まるで辞書に書かれている言葉をそらんじるように説明を。]
ああ、ウェンデルさんはフーゴーさんの所には
行かれないのですね。
[そして、去ろうとする神父見習いに、ひとつ頷く。
フーゴーの名を出したことで思い出したように]
ルーミィさんも、行かれるなら一緒に行きましょうか。
[マイペースに言葉を紡いで、足を一歩踏み出し]
……拾ったんです。
[リディとの関係を問われれば、何度目になるのか、
あまりに端的過ぎる言葉を紡いだ後、
初恋云々には冗談だと思えばこそ触れぬまま、
宿に向かって歩き始めた。]
[それなりに身長はあるものだから、どうしても少女をみおろすかたちになる。
ゆえに、長いすその服に気をつかいつつ、ひざを曲げしゃがみこんだ]
作家っていうのは、ものがたりを書くあたくしみたいな人間のことよ?
童話とか、読んでもらったことはあるかしらぁ?
[自衛団員は書類を受け取るとチェックを簡単に済ませ、不備が無いのを確認して帰っていった。
作業が中断されてしまったので、続きをするべきかどうか迷いとりあえず時計をみる。
もう良い時間だな、と思うが食事を作るのも面倒くさくなってしまった。]
…おっさんの所にでも、行くか。
[そういうと簡単に上着を羽織って港前広場にあるフーゴーの酒場へ向かった。]
……みゅう。
[ヘルムートから話しかけられると、怯えた子供のようにライヒアルトの背中に隠れ、ふるふると首を振った。
その反動で、鈴がチリンと一度鳴った]
─宿屋─
気苦労が絶えねぇな、おめぇもよ。
[零れた小さな溜息に苦笑を漏らした。続く笑みと言葉には一つ頷いて]
おぅ、そんじゃおめぇの分も出して来るとするかね。
[用意したデザートを入れる容器はカウンターに置いたまま。ユリアンの料理を持ってきた時にクロエにそう返答し、再び厨房へと。
挨拶するようなぶち猫に気付いたヴェルトは、大きな嘴を下げぶち猫を視界に入れ。挨拶を返すように、がー、鳴いた]
ああそうだ、おめぇの猫……えーと、名前なんつったかな。
そいつにも何か食わせるか?
[持ってきたヨーグルトのデザートをクロエのテーブルに置きつつ、未だ名前を思い出せぬままのぶち猫へと視線を向けた]
…あらぁ、教会にもどられるの?
うふふ、こんどあそ……おいのりに行ってみようかしらぁ?
[それでも一応は気にいっているようで。
別れのことばの代わりに手をふった]
─宿屋─
うん。
買い物自体は、ライ兄さんじゃなくて、兄さんの連れの子のだったけど。
[そういや、結局あの子どこの子なんだろう、と考えたのは一瞬]
へぇ、そうなんだぁ……。
アーベルが来てたおかげで、得したかなぁ。
でなかったら、絶対食べ損なってるもん。
[楽しげな口調で言いつつ。
アーベルに呼びかける青年に、やや遅れてこんばんはー、と挨拶を]
物語を、書く。
童、話。
[ライヒアルトと、ヘルムートの説明にノドの奥がひっついたように繰り返してみた]
……。
[そして、頭の中の闇を探るように考え込み、小さく呟く]
……人魚、姫。
[それは、この島では他の場所よりも更に有名な童話の一つ。
周りが海に囲まれていること。それから、人魚姫の最後が泡になって消えるところから、泡石───または、涙石と呼ばれてこの島の名物ともなっている真珠のことを連想させるからでもあった]
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