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おっきくなったら、かー。
旅のひとって、みんなそれ言うよねー。
[釘刺しには少しだけむくれた顔。
それでも、小川へ向けて踏み出す足は止まらない。
踏み出すごと、手にしたランタンが揺れて、きらきら、きらきら、光を零す]
[銀の月の照らす黒い森、その木々の間を抜けて進んで行けば。
やがて聴こえる、微かな川のせせらぎの音]
宴にいけば、ゆっくりゆっくり遊べるね。
皆といっぱいお話できる。
マリオンも、ツィンカやルイ、
このおじさんから異国の話を聞けるかもしれないね?
あ、この顔か。
普段から変な顔って言われなくて良かった。
[笑んだままの自分の顔を人差し指で指す]
ま、転ばないのが一番だけどねー。
その時は勿論抜かりなく受け止めさせてもらうよ。
[宣言するよにマルガレーテに言って。
妖精の輪は本で見たのではと言われると、またしても首が傾ぐ]
本で見たような平面じゃなく、立体で思い出せるから不思議でしょうがないんだ。
あと、なーんか忘れてるような気がして…。
[なんだろ、と首を傾げたままに。
慌てる様子を見ると、再び笑みは深まり]
僕に見惚れてたって言うなら嬉しいんだけどなー。
意味深と言うか、うん、自分の中でも何だかはっきりしなくてさ。
ま、そのうち思い出すかも。
ねぇ、ミステルはあの物知りさんに何かしたの?
僕、なーんにもしてないよ?
[光の粉がほんの一瞬、イゾルデの周りを渦巻き、消えた。]
うん、そーだよなっ!
村の外のことって、全然知らないから、何でも聞きたいんだ。
でもって、いつか、旅に出るんだ。
知らないもの、たくさんみてみたいからっ。
[わくわくとした表情で語るのは、少年らしい無垢な夢]
『いや、ぼくも何もしてないよ?
ぼくは、マリオンと話せるようにするので力使っちゃったから』
[ギースの問いに、ミステルはゆるく首を傾げて]
『……もしかすると、他の誰かが関わってるのかもね。
誰だろ?』
あれー、じゃあ、他のこかな。
ミーアもシリルも忙しいはずだしなー、誰だろ。
[知った顔を挙げて少し、考える。]
ま、いっか!
[あきらめた。]
─小川─
[たどり着いたのは、森の中を緩く流れる小さな流れ。
川原には、季節の花がちらほらと、可憐な姿を覗かせて。
静かな水面に映し出される銀の円盤。
天と、水面と。
二箇所の月は、同じ色を揺らめかせ、光を跳ね返す]
さってと。
ここ、いるかな?
『んー、誰かが何かしたんだとしても。
まあ、きっと王にお仕事言い付かったかなんかだろうし。
気にしなくても、いいんじゃないかなぁ?』
[こちらもあっさり、諦めた。
むしろ、最初から考えていないとも]
[ランタンを揺らすツィンカに小さく笑いつつ、其の後を追うように小川へと向かう。
実際は、前を行くマリオンだけが頼りだったのだが]
いつも変な顔だったら、そんな事、言わないよ。
…もう。転ばない。
[呆れたように小さく肩を落としつつ]
立体で?
なら、見た事あるんじゃない?
ちっちゃい頃とか。
[夢で。というゲルハルトにも頷く]
忘れ物でもしたの?
忘れてる、って。
[見惚れてなんか無い、と言わんばかりに、視線を前へと戻した]
― 小川 ―
[少女と共に小川に着くと、さやさやとせせらぎの音。
水面が銀月を映し、光が弾ける。
ランタンの金の光が、歓喜する様に銀の光と混じった。]
まずは輪を探せばよいのかな?
少し散らばって探そうか。
うーん、つき様が綺麗だね。
夜は大好き。
この光が僕に力をくれるから。
[小川に飛び込んでしまいたい衝動を、必死で抑える。
なんたって、今の身体は"おじさん"なのだから。]
『うん、本当に綺麗な銀月だ。
……飛び込んじゃダメだよ、ギース。
その騎士さんが急に小川に飛び込んだりしたら、みんなびっくりしちゃうから』
[衝動を抑える仲間の様子に、くすり、と笑んだ]
― 小川 ―
[その光景に、思わず見惚れる]
スゴイ!マリオンここ知るしてるもすごい!
キレイ
ほんとにヨウセイいるかもなのよ!
[少し散らばってというゲルハルトの言葉に頷いて、]
そーね
ここだとちょっと開けてる
細かく探すにしても、
見える範囲がきっといーのです!
[視線の先には、銀光を浴びる詩い手。
風が彼の髪をなびかせると、ふわりと銀が広がった。
銀の中にちょこんといる青は、まるで宝石。]
ああ、美しい。
[抑えた言葉がぽろりと漏れた。]
気持ちはかわんないよ、絶対。
外に出て、いろんなとこを旅するのは、オレの夢だもん。
[ツィンカに返す言葉は、珍しく真面目な面持ちで。
その様子は、兄に何を思わせるか。
それでも、小川についた直後の手放しの賞賛に、その真面目さはきえて]
綺麗な場所でしょっ?
昼間ここで、みんなで釣りしてたりして遊んでるんだー。
―小川―
[自然が織り成す調べ。
その最中でゆるりと振り返る]
…大丈夫か?
[ヴェルナーへ低く小さな問い。
繋いでいた手をゆっくりと離して]
[外套の中、背の留め具へと手を伸ばす。
小川の辺に腰を下ろし、手にした弦をひとつ弾いて]
[さらりと流れた銀は銀の内に。
青は高らかに、ちっ、と一声を上げた]
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