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Eine scharfe Nadel erscheint.
Gehen durch meinen Feind!
[右手の魔力光はマナへと働きかけ、鋭い針を作り出してモンスターに投げつける。
直後、飛び掛ってきたモンスターは蹴りで迎撃。
反射神経やら動体視力やら、身体能力を要求される事の多い魔導錬金法は身体が資本。
更に個人的な趣味もあり、基礎的な格闘の訓練は欠かしていないとか。
半分くらいは、『あっち』の暮らしで身につけさせられた習慣のせいもあるのだろうけど、そこはあんまり考えたくなかった]
わ、ふわー…。
た、助かったぁ。
あっと、ありがとうございます、イレーネ先生…?
[語尾がちょっと上がって疑問系なのは、多分そうだよなー、でもなー的な想いがあるからだった。]
ええと、そっちがほんとの先生?
[とか一応聞いてみたり。
そういえばヴィターがいないが、そこを気にする余裕はなかったとか。
ピノ君は何時の間にやら、いつものサイズでちょこんと肩の上に乗っていた。
一緒に連れて来た緑色のふわふわとは、ふわだまりでお別れしたようだ。]
[服装はそのまま大人サイズのものに、魔法で入れ替えているので大惨事になることはなく、代わりにもふもふは増える結果となったが]
驚かせてしまいましたかね。
私の種族は小さいまま成人を迎える代わりに、人で言うところの大人の姿になることができるんですよ。
[特にそうなることに制限があるわけでもなく、なろうと思えば普段から大人の姿になることもできる。
けれどもそうしないのは、一族のおきてで大人の姿になるのは特別な相手に対する時か、特別な状況の時とされていたからのこと。
一族と離れた今となってはそのおきても守る必要性はないのだが、いまだそれに従っているらしい]
[ちなみに白猫は茶虎猫の隣で一部始終を目撃中。
カルメン達の側に居るにもかかわらず二人を罠から守れていないことが許せないらしく、あぁもう何やってるの、とかまったく注意力ないんだから、とか駄目出ししてたり。]
もう結構なバリエーションだと思うけどね。
[自分はふわふわに埋もれたり潰されたりしたし、ベルやカルメンは強制転移させられたり落とし穴に落とされたりしてるしと苦笑したまま肩を竦めてみせ。
ベルが疲れた表情を浮かべているのに気付くと、大丈夫かな、と思ったものの。]
…ここで休むよりも、さっさとここ抜けて休んだ方が良いと思うんだよなぁ…
ありゃ、外しちった
[だが、音速の槍はモンスターに当たることなく、壁にビィンと突き刺さる。
同時、その槍の正体が明らかとなる。
それは、ドリル状の鋭利な鼻先を持った刀のようにスリムな魚。
それは身動ぎして鼻先を抜こうとしていたが、間も無く霧散し姿を消す。]
「軌道修正、左に7度上に1度ってとこですね」
うぃ、じゃあ引き続き第二撃第三撃と続けていくよぉ
[そうして、軌道修正した槍の形をした魚が立て続けに放たれる。]
怪我とかしてなぁい?
[落とし穴に落ちたベルに、今度はこちらが上から問いかけて。
まぁ治すのできないから本人に治癒してもらうしかないですが。
構造までほぼ同じとは知らねど酷い危険は無いだろうと推測。果敢なロッククライミングは邪魔をしないよう、髪飾りだけ穴の中を照らすように外して下げておいてみた]
そうね。
罠の方からやってこないとも限らないもの…。
[リディ>>200にコクッと頷く。
ふわふわウェイブとか、可能性ありえそうじゃないですか?]
[気付けば最奥の部屋まで来ていて。
そして、スリムな石造を見ると…]
うわぁ…なにこれ。
ボロボロだネ。
[石像としての評価は残念無念らしい。]
……これで、終わりっ!
[宣言と共に、叩き込むのはジャンプからの脳天踵落とし。
それを最後に、現れた雑魚モンスターは全て沈んだ]
ふいぃ……あー、もう。
こうなるの、わかってて引っかかるとか、泣けるよなぁ……。
[いつの間にかなくなっている飾り紐のあった辺りを見つめて、やれやれ、と嘆息。
それから、気を取り直して前方へ続く道へと踏み込んでいく]
……この辺まで来てるヤツって、少ないのかな?
[なんて呟きながら、先へと進み]
お、何か広い所に……。
[通路を抜けた先、抜けた空間]
……なにこの、石像……。
[そこで、最初に目に入ったものに。
口をついたのは、こんな呟き**]
ベルの話からして、あまりのんびりしてても脱落しかねないし。
大丈夫そうだったら行きましょう?
[とはいえ。走ったりする気もありませんが。
危険感知の意味でも。体力温存の意味でも]
[茶虎猫は、白猫を宥めるようにすりすり。
『ほら、あのひとも助かったって言ってるよ』
呼ばれないのをいいことに、安全位置から一緒に主達の奮闘を観戦してたのでした]
だよね?
[自分のぼやきに頷くカルメンに苦笑し、申し訳なさそうな顔をアーベルへと向けた。]
ってことで、先輩。
お疲れのとこ悪いんですが、先に進みましょ。
あ、休みたいなら言って下さい。
ボクが背負ってでも運んでくんで。
[カル姉もね、と声をかけ先を進もうと。]
─最奥の部屋─
[スリム石像の傍に居たのはディルスタンとベルデザンカイト]
「”ほほう、一番乗りはベアトリーチェのようだな。
ユリアンも来たか”」
[二人とも、スリム石像についての感想を述べたのを聞くと]
「”気にするな。試し撃ちをした結果だ。
最後の試練はこの部屋にある石像を一つ、自力で破壊することだ。
完全に破壊すると自動的にダンジョンから脱出出来る”」
[簡単に返してから、最後の試練の説明をした]
[リディへと頷いていたものの"休む"という言葉に、はっとした。
心配をかけてしまったらしいと内心で反省。]
そうだね、さっさと片付けてしまおう。
ゴールでのお楽しみもまっているし。
[男の勝負についてもちらりと触れて、先を急ぐ方に同意する。]
・・・罠に追いかけられるのは勘弁したいな。
[カルメンの懸念へも眉を寄せて頷いた。]
へぇー、大人だったり子供だったり、どっちにも成れるんだ。
[理由は分らないが、面白いなぁとかはちらと思ったり。]
でも大人の先生美人ー。
普段からその格好でいてもいいのに。
[とは素直に綺麗な女性に対する賞賛の声をあげる。
綺麗だったりかっこよかったりする人は、普通に好きだし目の保養だ。
一族の掟など当然知らない為、そんな事を続けて言った。]
ウフフ。ありがと。
でもいざとなったらベルを優先してあげてねぇ。
貴重な回復係さんだもの。
[人差し指を唇に当ててリディ>>207に笑う]
私だって儀式呪文使える程度の体力はあるんだしね。
[禁呪とか唱えてる最中に体力切れしたら命取りですよね]
あ、それはちょっと結末を生で見てみたいものねぇ。
[ベルの話>>209に興味を示して、少し早足になった]
……おおっ?
[今の今まで飛びかからんとしていたご主人が、不意に放たれた攻撃>>195に動きを止める。
お陰様でとりあえず危機は去ったみたい]
へ、あれ……魚?
[壁に突き刺さった槍の正体を見て瞬いた。
霧散するのをボクも一緒に眺めていると、続けて放たれるニ撃三撃]
っと、見てる場合じゃねぇんだった。
[ご主人は体勢を整えて、再び鈴を弾く]
───…ん?
[歩き始めた一歩目が地に触れるか触れないか。
腐っても雷撃学科、身体能力には自信があります。
もう何度も目の前で人が落ちてればさすがに予兆くらいは解るようにもなるってものです。
嫌な予感がしてすぐに足を引っ込め手を広げ、カルメンとベルの二人が前に進めないようにして立ち止まれば足元ぎりぎりに広がる穴。]
…っぶね…
さすがに3回連続で同じ罠に引っかかるとか有り得ねっつの。
いやいやいや、そこまで足を引っ張るのはさすがに・・・
疲労回復も自前で出来るから。
[出発直前の申し出には、首を横に振って丁重に辞退。
肉体回復した分は精神疲労になる事はもちろん伏せておく。
細長い三つ編みが合わせて揺れた。]
>>208
ふーん?
じゃぁ、それは導師用、かな。
[さすがに人様がガリガリに削ったのを横取りなんて出来ません。
不公平過ぎて。]
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