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それが最善手、かな。
食堂ならまだ人もいるだろうし。
[仲間の聲に是と返す。
四人で、と繰り返されれば少しだけ安堵の色を浮かべた]
俺等二人はまあそうだけど。
子供の頃はさ、イレーネも一緒だったじゃねぇか。
あいつは華にカウントされねぇのか?
[聞いたら拗ねるぞ、とアーベルに軽く笑う。
笑いながらも微かに柳眉が寄せられて]
上手い言葉なんて期待してねぇよ。
[外を歩き何時しか足が向くのは湖畔]
――…何を話したいんだ?
[立ち止まり目を細め蒼を見遣る]
― 宿/二階廊下 ―
…あ、これは、ね
ユリアンの……
[其処まで言うと、先程運ばれた亡骸が誰か伝わるはずで。
へなりと眉を下げながら座り込む幼馴染の元へ向かい。
ゆるゆると頸を振り駄目だったと告げるよう。]
…僕は、なんともなかったけど、ね
此の侭じゃ何だからさ、着替えようと想ってたんだ
[しゃがみ込み血濡れの服が見えない様に屈んで。]
―食堂―
[己が途を行くと告げたゼルギウスは、ふっと思い立ったように、外へと向かう2人に、主にアーベルに向けて――……否、その場にあった全員に向け言葉を紡いだ。]
ん。2人で話に行くのは佳いけど、もしライ君に何かあったら
私はアーベル君を疑うよ。
私は、ライ君が人狼ではないと『識って』いるから。
[さて、その釘さしは届いたか否か。]
それは……
[夫の事を言われればコエには迷いが生まれる。]
でも、貴方も心配なのよ。
[幼い時から共に在った、たった一人の同じモノ。
彼以外の人狼を自分は知らない。
だからその尊さも確かに感じていて。
任せると言われれば、少しの逡巡の後
外に出るタイミングを測った。]
……つか、あいつは一人の華だし。
[華云々はこんな言葉でさらりと受け流し。
話を促されると、ポケットから瑠璃のダイスをつかみ出して、手の中で鳴らした]
……話したい、っていうか……聞きたい、ってのが、実情かね。
……なんで。
じいさまと、ブリジットと……ユリアンを、殺す必要があったのか。
…そ、う、なの。
[ゲルダから言われた名に、先程運ばれていった骸が誰だったのか悟って。
赤髪の男性を視た後、一人帰りを待っていてくれた人の命が消えたことを知った。]
…ゲルダ、は。
大丈夫?
[なんともなかった、と言って自分と目線を合わせるようにしゃがみ込んだ幼馴染にそれでも大丈夫かと問いかけて。
その瞳を見つめる闇色は、心配に揺らいでいた。]
2人で出て行って、片方が帰って来て片方が帰ってこないってことになったら、疑いは自ずとかかってしまうだろうけど。
[占い師である筈のゼルギウスの視点では、疑う先は3名だ。
アーベルとべッティとゲルダ。
そのうち、アーベルを疑う言を紡ぐのはひとえに……―――。
ミルクティーに含まれた薬が効いたか、痛みはなく、けれど違和はある胸を我知れず押さえた。]
[華がないとの言葉に、二人を見送りながら昔のことを思い出したり。
年の離れた自分は二人に連れて行ってもらえることもなく、自分なら華になれるのにとか思ってたこともあったかもしれない]
時折、うらやましくもあるな、イレーネやライヒアルトが。
[ぽつりとつぶやく言葉は誰かに聞かれることがあったか]
[ゼルギウスの言葉にそちらを軽くにらむように]
ずいぶんと疑いあいになるのが、ご希望に聞こえるぞ。
[返した言葉にとげを混じらせるのは、内心のいらだちのせいか、
昨日に感じた疑念のこともあってのことか]
……わかってら、そんなこと。
[ぶっきらぼうに紡げばアーベルの手の中で何かがなる。
それは部屋選びにも使われた『女神』。
続く言葉にクツリと咽喉を鳴らした]
――…其れが占う為の呪具か、アーベル。
[先ほど感じた怖気の正体を見据え]
なんで、か。
――…如何しても必要だったのさ。
生きるために、殺した、とそれで納得するのか?
―食堂―
ゼル?
[幼馴染らへ向けていた視線は、夫の違和に気づいてすぐに戻される。]
ゼル?大丈夫?
[胸を押さえる夫の肩を、少し掴んで顔を見ようと。]
……おんや。
否定してくるかと思ったんだけど、案外ストレートなのな?
[呆気なく返された言葉に、低く笑って。
もう一度、瑠璃のダイスを投げ上げる]
……ま、そういう事。
俺が、飛び出す直前に作った、最初で最後の瑠璃細工。
[受け止めた二つの瑠璃は、微かな音を鳴らして]
生きるため……この状況から、逃れる、ため、とか?
そりゃま、確かに、理不尽な話ではあったけど。
……わざわざ事、荒立てる事もなかったんじゃねーの?
…怪我は、してないけど
[胸が軋むように痛む。それ故に両手を胸にあてた。]
大丈夫、だよ…どこも痛くないから
[痛ましく笑みながら娘は幼馴染の方を向く。
人の死を目の当たりにした事。
ユリアンの時は直接見てしまった所為もあり、
10年前の記憶―――…弟の無残な姿と重なって。]
クロエは、見たんだよね?
カルメンさんの事…
[訊ねるように、ぽつぽつと語り始め]
[チロリと紅は、ぽつりと裡滲む声漏らしていたベッティを見る。
彼らは人狼が何名いるかも識れていない。
一先ず、仮想人狼を作るならば、
アーベルかべッティであると、状況的には思う。
思うのだが……―――。]
私はただ、白と識っている人に何かあれば……
そういってるだけだよ。
[嘘の類は得手ではなく、だからこそ彼らに黒を出すでなく
ライヒアルトに白を出した。
疑うよりは、護りたいのだと、そう演技できるように。]
――…アーベルが占い師。
確定、だな。
アーベルも、ベッティも、邪魔、だな。
[小さな聲が二人に向けられる]
こっちは、平気だ。
ヴァイスルヴをみててやれ。
そうかい?
[胸を押さえる様子には、ばつが悪そうにそれ以上攻める言葉はなく]
しろ…?
[首をかしげた、言葉の意味がわからなかったから]
[微か息を呑むような気配だけ内に零れたが、言葉にする事はなかった。
夫の事に関して何も言わないのは、リヒトを想って。
万一事の最中であれば、気をそらしかねないので口を閉ざす。]
─…嘘。
ゲルダだって、痛いくせに。
[自分も、人から気遣われれば大丈夫だと何度も言った。
平気だと、嘘をついた。
でも、今は。
幼馴染が無理して笑うのは、みたくなくて。
両手を胸にあて耐える彼女の髪を撫でながら、彼女の問いに頷いた。]
…うん、視たよ。
あの、赤髪の男の人も。
二人とも、人間だった。
人狼じゃなかった。
あ……やっぱり、そう、なのね。
[リヒトの方からコエがかかれば、辛うじてそう返した。
夫の方へと声がかかれば、了承と伝えるコエが、一言零れただけ。]
ん。大丈夫。なんでもないよ。
何かを得るには、何か対価を払わなくてはならないと云うだけだから。
[さも占いの代償であるかのように取り繕いながら、肩を掴み貌を覗こうとする妻に言葉を向ける。
と、安心させようと、微笑んだ唇の端から、咳こんでもないのに、つっと紅が顎へと滴った。]
否定して欲しかったのか?
[目を眇めクツと咽喉を鳴らした]
――…良い職人になれただろうに。
最初で最後とは勿体ねぇな。
[自身を暴いた瑠璃細工が音を奏でている。
アーベルを見詰める深緑は常の色ながら
微かに警戒の色を漂わせる。
それは守るべきものがあったからかもしれず]
逃れるため、ってのも否定しねぇ。
でも、それだけじゃねぇさ。
人間の心臓が、如何しても必要になったのさ。
[これまで漆黒の狩りは常に村の外で行われてきた。
事を荒立てるのは不本意であったが――]
―宿屋・食堂―
別に幼馴染同士が男会話するのに、なんでそんな話すんだろなっていうのと、
わざわざこんなときに口にすることでもないのにな。
しかも二回目だったからよ。
[もっとも一回目は3人でいたときのことだが、ミハエルの様子には普通にそう返して]
こんなときにだれだれが疑わしいなんて、疑えって言ってるようなもんだ。
よくある扇動パターンってやつだな。
[それは自分が悪さとかするときにも使ったような手法]
まぁ、こう言ってる私も同じことしてることになんだろうけどな。
[席を立ち]
空気悪くしちまったな、散歩でも行ってくる
やっぱりアーベル君が占い師だったんだね。
私拙いこと謂ってしまったなぁ。
片方しか戻ってこなかったら、片方が疑われるなんて。
[ごめんね……と、謝る言葉はしゅんとしょげて]
嗚呼、でもアーベル君が狼で、
揉み合いののち……――というのはありなのかなぁ。
でも、そうなるとクロエさんが邪魔だよね。
[すこし、ぼぅと遠くなる頭で、思考を巡らす。]
ん。私のことは、気にしないで?
[妻に向ける微笑みの端から、命の雫がぽたりと垂れたことに、本人は気がついていない。]
それは……そうなのかもしれない。
でも、でもねゼル。
私は対価を払わなくても、得た物が沢山……
[対価など払わなくても、自分に惜しむことの無い愛情をくれた人がいると。
そう伝えようとして、
唇から垂れた赤い血に、目を見開いた。]
―――ゼル、っ…!
[零れた血に、ふっと何か悟ったように、顔から血の気が引いていった。]
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