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っと、流石に僕もランタン出しておこう。
マルガレーテ、ちょっとごめんね。
[マルガレーテに断わりを入れて、繋いでいた手を離し。
鞄からランタンを取り出すと、周囲の灯りを頼りに火を灯す。
傍の小川にもランタンの光がキラリと反射した]
……ギース、水に飛び込むの好きなの?
[我慢、と繰り返す様子に、少年は素朴な疑問を投げかけて]
『うんうん、ここは我慢、我慢。
……さて、そろそろ、『お仕事』の方も準備しないとねー』
[言いながら、目を向けるのは。
眼鏡の女性の側にいる、この探索行の発起人]
大好きだよ。君は、やったことない?
暑い日に飛び込むのも最高だし、
こんな夜に水に浮くのも気持ちいい。
・・・そうだ、お仕事だ!!
[川に見とれて忘れていたようだ。]
―小川―
[何それ。イゾルデの方を少しだけ見るも、手分けして探す、との提案に小さく頷く]
あまり遠くに行かなきゃ…大丈夫、だよね。
[月の光とランタンの明かりを小川は携え、夜の中で煌めく。
ゆるりと空を見上げれば、銀の月が見下ろしていた]
あ、うん。
[ランタンを出す、というイゾルデに小さく頷けば、ランタンを両手で持ち直した]
[後で、とツィンカに告げた約束。
爪弾く音色は三拍子]
――こんなに月が蒼い夜は
不思議なことが起きるよ
[ゲルハルトの言葉に応じるのは青。
闇夜の中に在りながら、青は確実に騎士を捉えて]
[ちっ]
どこか深い森の中で
さまようわたし――
[銀糸の主は唯、低く柔らかい音を連ねる]
[クルトとヒルダ、ヴェルナーとルイが対になるのを見守り。
浮かれた足取りのホラントに手を引かれ歩いてゆく。
妖精の踊りの話などに耳を傾け、口数少なく微笑んでいた]
花畑見つかるといいですわね。
もしかしたら小さなきのこの環かもしれませんけど・・・うふ。
[菓子の秘密を気にするヒルダの声が届くと小さな笑い声]
ふふ、うまい具合にみんなバラけてくれそうだし、
いっちょやりますかー。
ねぇマリオン、あの眼鏡のおねーさん、
どこかに連れ出してくれないかなぁ?
僕、その間に『ご招待』するよ。
あは、確かに暑い時に思いっきり飛び込むのは気持ちいいよねー。
そっかあ、月の夜に浮かぶのも楽しいんだぁ。
[今度やってみよう、とか。
冒険行メモにナニかが増えたらしい]
『お仕事ちゃんとしないと、呼び戻されて叱られるかもしれないよ、ギース。
……とはいえ、王の呼び寄せの力の影響、かなぁ。
ちゃんと、標的が定まらない感じがする』
ドロテアさん?
んー、上手く行くかなぁ。
[こてり、と首を傾げながら、視線をそちらへと向ける]
ん、でも、気をそらすくらいならできるかな。
頑張って、やってみるぜっ!
うえぇ、しかられるのなんてゴメンだよう!
[身を抱きしめ震える素振り。
"おじさん"まで動いてしまわぬよう、気をつけながら。]
『これ、ギールギースや。
お前また、仕事を放り出して遊んでいたね。
しばらく洞窟で反省しなさい。』
とかなんとかいうんだよーーっ!!
[王のモノマネをして遊ぶあたり、あまり怯えてはいない様。]
[ランタンの火を灯すとそれを右手に持って。
左手は再びマルガレーテへと差し出される]
お待たせ。
それじゃあどこから探そうか。
流石に川の向こうは難しいけど。
[おしゃまな少女と厳つい騎士の組み合わせに目を細め。
先導を買って出た少年に穏やかな瞳を向ける。
それぞれが何を話しているかは切れ切れにしか届かない]
あら、水の音がしますわ・・・
[せせらぎの音に、繋がぬ方の手でそっとスカートを抓む]
うまくご招待、できればいいんだけど…
つき様が優しいから、今はきっと大丈夫。
マリオン、お願いねー!
[ふわり、金粉がマリオンを取り巻き、消えた。]
タキシード姿のうさぎが来て
ワインはいかが?とテーブルへ
[不意に上がった視線は一時マリオンへ向く。
彼が此方を見ているか否かはわからねど、
歌詞に合わせ、伺うかに傾げた首]
真っ赤なキノコの傘の下で
踊りが始まる
[その横のツィンカへと視線は巡って]
手分けして探すのですね。
承知いたしました。
[少し開けた小川のほとりで手を離し、辺りを見回す。
眼鏡が銀月の光を反射して見難そうに片手で押さえた]
あまり良く見えませんわ・・・お役に立てないかも。
[眉を落としているとルイの調べが聞こえて、口を閉じる]
撫でるのはいーよー。
上から押さえられたら、背が伸びなくなっちゃうよー。
[残念、というツィンカにまた少しだけむくれたような面持ちを向けて。
応援の言葉には、うん、と頷いた]
へへ、綺麗な場所でしょー?
他にも、いっぱいいろんなところがあるんだよー!
――― わあ、
[小川のほとり、
聞こえてくる旋律
舞う青色 浮かぶ銀色]
おどりがはじまる ―― … ♪
[たん、ステップをふむ
ルイの視線に、笑みを浮かべた
探すよりも先に、ちょっとだけ!
マリオンとは手をつないだまま
軽く誘うように、ひくけれど、]
ふふ、
マリオンも踊るする?
[拒否をされたならそうっと手は離すだろう
ランタンは足元 銀色の月明かり しゃらんと鳴る音
ひとつだけ知っている妖精の踊り]
[不意に聴こえた歌。
視線を向けられたなら、きょと、と瞬いたりしつつ。
見回した視線が捕らえたのは、眼鏡を抑えるドロテアの姿]
あれ?
ドロテアさん、だいじょうぶー?
[その様子がやや気になって。
そちらへ向けて、声をかけた]
[小川のせせらぎに、旋律と歌声がたゆたう。
視線をゆっくりと其方へと向ければ、銀の髪が月光を宿していた]
[目を細め、見つめていたが、声を掛けられると視線を戻す]
…ん。
川の向こうは良い、かな。
小川に沿って歩く、ぐらい?
[先ほどよりも気分を良くしたのか、軽く首を傾げつつ片方の手を重ねた]
[イゾルテとマルガレーテが手を離すことが無いのに、うむうむと頷き、]
僕は、クルトくんを任されているのだからして。
このままで良いのだよ。
と、いうわけでー。
クルトくん。
僕らも行くのだよー、小川、だっけ?
[きっとクルトも知っているのだろうと問いかける]
そして、妖精を見つけるのだっ!
―→小川―
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