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うんうん、やっぱ遠距離でチマチマ削るよりこっちの方が楽しいや
「あまりいい趣味とはいえませんがね」
[そんな受け答えをしつつ、フォルカーと共にモンスターを1桁まで削っていたが]
ん? 空間転送?
[そう呟いて、見上げるのとカルメンがフォルカー目掛けて落ちてくるのは同時か。]
わぁ、空から女の子が!?
[ある意味お約束な一言を呟いていると、フォルカーが見事に受け止める。]
おぉ、ナイスキャッチ
[そう言いつつ、残りのモンスターを片していった。]
[アーベルの手から離れて、地面にどしん!
変な格好、と言うとあれだが、微妙に固いままの体で落ちて、変に突いた手をぐきりと痛めた。]
いっつ…!
[思わず眉を顰めるものの、ものすごくおろおろしているリディの様子に、逆にこっちがちょっと慌てた。]
や、えっと、大丈夫!大丈夫だから!
[と思わずそう言って宥めようと。]
・・・えーっと。
リディくん、君はとりあえず落ち着きたまえ。
うーん、ベッティくん・・・だったかな。
怪我はないかい?
[色々といっぱいいっぱいなリディに落ち着いた声で告げて。
ぶつかった弾みで腕の中から離れたらしいベッティに問いかける。
腰に手を当てやや辛そうに眉根を寄せる表情は、怪我ではなく手っ取り早い治癒魔法の痛みがその理由。]
い、や、別に……
[埃まみれになりながらご主人は答えてた。
ちなみにボクは直前で懐から飛び出したので潰されずに済みました]
え、てか何?
アンタも罠なの?ってか知り合い?
[ご主人が女のヒトの出現に困惑してる間に、ご主人が喚んだはずのモンスターズは助っ人さんに蹴散らされてった。
助け求めたのはボクだけど、なんか悪いことしたなぁ]
やっほぉ、カルメンさん
今モンスター片してたところ。俺はお手伝いだけどね
[カルメンからの問い掛けににへらと笑って返しつつ、モンスターに回し蹴り。]
カルメンさんも。上から降ってきたけど、罠でも踏んだの?
[そう聞きつつ、蹴り倒したモンスターに馬乗りになると、その眼前に手を掲げ、]
しかしテレポータかぁ
踏んでスタート地点、とかならないよう気をつけないとね
[ばすばすばすと、槍魚を突き刺していった。]
ご、ごめん!
[痛い、という声が聞こえると更にうろたえたものの、続いた言葉に地に突いた方の手をとって。]
痛いのに大丈夫じゃないだろ。
…ベル先輩も、怪我はねぇ?
大丈夫そうなら、悪いんだけどちょっとこの子診てあげてくれる?
冷やすだけで良さそうならボクが出来るから。
私は罠じゃないわよぉ。
罠には引っかかったけど。
[ベルの実例を知っていたから、落ち着けば事態の把握はそう難しくありません。
エーリッヒ>>251が見事に片付けてくのが見えたので、いつものようにのんびりと答える]
私はカルメン。参加者の一人よ。
エーリッヒさんとは開始前にちょっとだけご一緒したの。
ええ。どうやらそうみたい。
スタート地点からのやり直しは嫌ねぇ。
[自分の失敗と、エーリッヒの容赦なさの両方に肩を竦めてみせた]
さっさと突破してしまいたいものだわぁ。
…ごめん。
ベル先輩にまで怪我させるとかホント最悪だ。
[ベルが自身に治療を施すのに気付き、申し訳ないと表情を曇らせ。
くるり、と一瞥もしていなかった白猫に視線を向けた。]
ヴァイス。
なんでここにいるかとかそんなのどーでもいいけどさ。
ボクに文句つけるつもりだったんだろうけど、周り見て行動しろよ。
こらえきれなかったボクも悪いけど、周り巻き込む可能性考えなかったお前も悪い。
謝ればいいってもんじゃねぇけど、お前もちゃんと二人に謝れ。
[白猫は尻尾も耳もへたらせながら恐る恐る側に近寄ってきて、二人にごめんなさい、というように鳴いた。
ベッティの顔を見上げると、大丈夫?というように首を傾げて手を見つめた。]
うっ。いやまぁ、これくらいなら何とか…
[指摘され手に取られた箇所はずきずきはするものの、見た目には若干腫れてるかなー程度なので軽視していた。
尤もこれがほっとくとどうなるかは、見る人が見れば分るような。
アーベルの怪我の具合を尋ねる様に、はっとこっちもさっき助けてくれた人を見た。
怪我をしてたなら、先ず間違いなく自分要因が大きいはず。]
うう、すいませんアーベルさん…
なんか急に飛ばされて…
[十中八九トラップに引っかかっただろう結果に、すまなそうにぺこと頭を下げた。]
[茶虎猫、ぼけーっと一連の災害を見ていて。
大丈夫?とベッティの傍でうなぁん。
白猫がリディに怒られたのに気が付くと、隣に行って一緒にごめんなさいのポーズ。
『カルはいつもうっかりさんだからぁ』
白猫を慰めるようにも、なぁん。
本人が聞いてたら同調切って顔をむにっとしたかもしれない。]
「ふーむ。
いつも思うけど、こう言うイベントってその人の性格出るよなぁ。
(ぱりぽりぱりぽり)」
『せやなぁ。
そう言うんを見るためにイベントやる導師も居ったりするしなぁ。
……おいワレ、いつの間にそん菓子買うてきてん』
「え? ついさっき」
[モニターでリディ・アーベル・ベッティ組やフォルカー・エーリッヒ・カルメン組の様子を見て、何気なく会話をしていた漫才コンビだったが。煎餅を食べるトリスタンに気付いて、ヒュレストが呆れた突っ込みを入れていた]
こちらはもう大丈夫。
患者を目の前から逃がす気はないしね。
[あるともないとも言わずに大丈夫とだけ答えて、診察を頼むリディの言葉に大きく頷く。
冷やすという声に少し考えて、白衣から消毒薬や軟膏などを取り出した。]
はい、手を見せてね。
これは・・・捻ったかな。少し我慢するんだよ。
これでいいはすだけど、まだ痛みが残るようならリディに冷やしてもらいたまえ。
[そこそこ沁みる軟膏を塗り、回復を促す治癒魔法もかける。
程なく治るはずだが、謝罪を込めているだろう申し出にも配慮して一言付け加えた。]
へぇ、空間移転の罠なんてあんだ……
あ、オレはフォルカー。こっちはオイゲン。
[カルメン先輩のペースに呑まれて正座なんかしつつ、ご主人は自己紹介。
ボクもご主人の懐に戻って、頭を下げた]
そうだ、あいつらまだ……!
[はたと気づいて振り返ったご主人は、さっきエーリッヒと呼ばれた助っ人さんがモンスターをざくざくしてるシーンと遭遇。
……思わず目を逸らしたのは仕方ないよね]
ふぅ、これで全部かな?
[そう言って立ち上がると、ぱんぱんと土を払う。
カルメンの言葉(>>258)に、へらりと笑うと]
まあ、流石にそこまで鬼畜なことは…………やりそう?
「やるでしょうね、結構な高確率で」
うわぁ……
[一転、苦笑いに。]
[茶虎が側に来たのに気付くと、白猫はしょんぼりとしつつも一緒に謝ってくれる様子にありがとうというように擦り寄り。
少年はといえば、ベルとベッティの怪我の具合を心配しているせいで余裕が無かったり。]
あ、うんいやむしろね、上から落ちてきた私の方が悪いというか…
[白猫に怒っている人に、少々おろっとしながらも。
言われたとおりにしょんぼり鳴く白猫の様子がしょんぼりしてるの可愛い
とか思った余計な事は一応胸に閉まっておいた。]
えっと、うん大丈夫だから、そんなに気にしないでね?
[心配してくれているだろう白猫には、心配かけないようにちょっと笑ってそう言った。
その後で、鳴いてる茶猫に気づくとそっちの方を見た。]
あ、えっとカルメンさんとこの子だね。
ええと、うん、大丈夫だよ。
[何か別な事言ってる言葉は流石に聞き取れてはいないけれど。
白猫とおんなじようにゴメンナサイしている姿には、むしろちょっと和んだ。]
[何やら二人に謝罪され、少し困って眉を寄せた。
下手な慰めも逆効果かな、と三つ編みを絡めた指を立て、]
これでも治療の専門家だからね。
そんな顔をされると、自分の腕に自信がなくなってしまうよ?
[指先を横に振り、出したものを再び収納。
白猫の謝罪にも一つ頷いて、ぱんっと白衣を払って立ち上がる。]
それにね、カルメンくんはどうなったのかな。
そちらの方が気にかからないかい?
[必殺、話題転換を試みた。**]
[屠っている最中、あまりの容赦なさっぷりにフォルカーが目を逸らしていたなんて知る由もなく。]
とにかく、慌てず急いで行きましょうか
多分、またまだ色々ありそうな気もしますしねぇ
[そう言って、二人の反応を見つつ歩き出そうとし]
フォルカーとオイゲンね。
よろしく。
[ニッコリと笑う。エーリッヒは頑張ってるのにまったりムード]
あれのお邪魔はできないわねぇ。
[こっちは平気で見てました。経験の差かもしれない]
お疲れ様。
ええ、やってくれると思うわぁ。
あんまり時間ロスするのも不安よね。
[エーリッヒを労いつつ答え。
行きましょう、と歩き出そうとして。
三度目のふわ貯まり発生に、こめかみを押さえた]
[患者、との言葉に、そういや今は私が患者だ!とは今更で。
アーベルに言われるまま、素直に腫れたほうの手を差し出した。]
あうー、やっぱりほっといても治りませ……
――――〜〜〜っ!
[そこそこ沁みる軟膏にぎゅむーと眉を寄せると目の端にすこうし水が溜まった。
付け足された声にはこっくり頷いたものの、若干痛いは痛いが、沁みて痛いのか、傷が痛いのか、目下不明だったりするのだが。]
う、うーん、できたらお願いしようかな…。
[念のために一応、お願いした。]
[がこん]
……あ
「エーーーリーーーーー!?」
やっべ………うはぁ、沈む沈む
[盛大にスイッチ踏み抜き、ふわ溜りへとずぶずぶと沈んでいく。]
うわぁ、ふわもふ過ぎて逆に気持ち悪ぃ
[ベルが治療を施すのを見守りながらも、普段身をもって知っている為にあの軟膏沁みるんだよなぁ…とか思ったりしつつ。
程無く治療が済んだのを見るとようやっと安心したように表情を和らげたものの、ベッティから私の方が悪いから、と言われるとソレは違うだろ、と眉を寄せて。]
あんたが上から落ちてきたのは罠のせいだろ?
ボクの場合はボク自身のせいだからね、どっちが悪いっつったらボクの方だろ。
そもそも女の子に怪我させること自体有り得ないよ、ホントごめん。
…って、ベル先輩の腕が良いのは充分知ってますから!
[その特性自体も知り過ぎる程知ってはいるわけですけども。
話題転換しようとした彼女の意図に気付けば、申し訳ないと思いつつこれ以上はかえって迷惑か、とも思いそれに乗ることにした。]
あぁ、カル姉なら…ヴァイス。
[そういって白猫の名を呼ぶ。
茶虎にカルメンの安否を問えと言外に聞いているのが伝わるか。]
[茶虎猫、ベッティには肯定の頷き。うなん。
しょんぼりしてる白猫を慰めるようにすりり。うなぁ。
一向に慌てる様子もないので、同じ猫の使い魔を連れているリディには、転移先でも緊急事態にはなってなさそうだと伝わるだろうか]
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