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みなさん、体調を悪化されないと良いのですけれどね
[苦笑して]
本当に、何故軟禁されなければならないんでしょうね。
…ふぅ、私もそろそろ失礼しましょうか。
[軽く、首を振って。]
―ベアトリーチェの部屋―
[少女はベッドの前で腕を組み悩んでいる]
[辺りを見回す。目に飛び込んでくるのは、機械や装置、少女の視点のみきちんと整頓されて見える、雑然と並んでいる工具の数々]
間違いない。ここはあたしの部屋。
[なのに何故別の人がベッドで寝ているのだろう?]
『まあ、いいか』
[少女はこの不可解な疑問を上の一言で片付けた。
どうせ、今晩はベッドで寝るつもりなど更々無かったから]
[少女は抱えていた機械犬を机の上にそっと下ろすと、必要な工具を取り出して*修理に取り掛かり始めた*]
お休み。
[とん、とん、と指の先で、机を叩いて。
軽く、伸び。立ち上がると、ランプを持ち上げて手に提げ]
……私も、…失礼………
[視線は、窓辺に置かれたままの雪うさぎへ。
明日には溶けてしまうだろうか、などと思いながら。ほんの少し名残惜しげに、*階段を昇る*]
[ぱらぱらと部屋へと戻っていく人々を見送り、がらんとした室内の天井を見上げる。]
…この中に居るってのかねぇ…
" ヤ ツ "が。
[ぽつりと小さく呟いた。
だらしなく着崩したワイシャツの襟元に無意識に手が伸びる。
わずかにそこから覗く、辛うじて急所を逸れた傷の痕。]
[ベアトリーチェは修理に没頭しているらしく、気付いていない]
[抱えこんでいた服はベッドの中に残して]
[喉がかわいたので一階に降りる事にした]
あぁ、そっかそっか飲み物か。
[ふらりと立ち上がると背中を丸めて厨房へ。]
何がいいかねぇ?酒はまだ飲める年頃にゃみえねぇし……
ソーダでいいか?
[淡い緑色のガラス瓶を取り出し、グラスも二つ持ってくる。]
[ポケットから取り出したツールナイフで無造作に栓を抜き、グラスへと注ぐ。
気泡と共にはじける微かな檸檬の香り。
グラスの片方を、少女へと差し出す。]
[ハインリヒにふらふらと近付いて見上げる]
[淡い緑色の泡入りの瓶を]
[一度瞬きした後、こくび傾げるように見てわらう]
[こくんと頷く]
[檸檬の薫りが鼻を擽るのが楽しくてたまらないようだ]
[シュワシュワと鳴る液体を暫く飲まずに]
[鼻を近付けたり何時飲もうかとくるくる考えが回っているようだった]
[横から気泡が弾けるのを見てみたりしている]
[ハインリヒに撫でられると擽ったそうにした]
[高鳴る鼓動をおさえるようにグラスに口をつける]
[小さな泡をまだ弾かせながら]
[冷たく甘い炭酸水が口に流れ込んだ]
…あまい。おいしい………
そっか、旨いか。
[うんうん、と目を細め…
どこか浮世離れしたような不思議な雰囲気に奇妙な違和感を感じては居る。
だが、それが何なのかまではうまく考えがまとまらず。]
[そしてハインリヒから身をひく]
[そろ…と撫でられた箇所に自分の手を置いた]
[ハインリヒを見上げる]
………
[こくこくと飲む]
おいしい…飲んだのはじめて…うれしい
[何か言いたそうだが言えないようなもどかしさを感じている]
[結局黙って飲むだけになった]
[目が合う。
相変わらず考えが全く読めない。
まるでその雰囲気は…ヒトというよりは小動物のようで。]
…まぁ、それ飲んだらさっさと寝るこったな。
夜更かしは良くねぇぜ?
一人でふらふらしてたら…
[と、そこまで言って言葉を飲み込んだ。
小さい子を持つ親がよく言うような脅し文句。
自分も幼い頃にはよく言われたものだが。
だが、この状況下で流石にそれは洒落にならない。
「…おおかみさんにたべられちゃいますよ。」
…などとは流石にいえず。]
[言葉が出てこない]
[もどかしさが何故なのか分からなかったけれど、それは沢山の言葉で今の気持ちをあらわしたいという欲求だった]
[けれども、こういう機会がなかったからもどかしさの中身が分からないという事すら分からなかった]
[さっさと寝るこったと言われて]
[こくこくと飲み干していく]
["目が合う"と何だか惑うように(または怯えたように)眸が揺れて視線が僅かに反らされた]
[ハインリヒの顔は見ているが直視はしない視線に]
[無意識に身をキュっと縮んで鼓動が早くなっていた]
[ハインリヒの言葉を聞いていたけれど]
[身を翻して、たたたと階段をかけあがった]
[ソーダを飲んだのに、また喉がかわいていた]
[まだ温もりが残っていたベッドの中に、飛込むようにして*丸まった*]
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