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よっしゃあっ!
[響く鈴の音に重ね、歓声が上がる。
体勢の崩れに巻き込まれぬよう、強引に後退しつつ。
天高くに舞った花輪を目で追う。
高く、高く、空を舞う。白い輪。
その落下地点を目測して、そちらへ向けて強引に地を蹴り、走る]
[気を付けるように、と言いかけた主に、言葉もなくこくこくと頷いて。繋がれたままの手をきゅ、と握る。
自分の今の姿からすれば、どちらが保護者かわからないとか、そんな事も意識からすっぽ抜けたまま、青年を憮然と見送る主の後ろで小さくなっていた。]
[見慣れた茶髪がぴょこぴょこと。]
……おいっ!!
[持ち主に頼まれた水風船をわらぬよう、
左腕を、精一杯リディの方へと伸ばす]
[しっかりとしがみ付いてくれたベアトリーチェに安堵しつつ。
絶えることの無い人波の中に立ち続けて居た…が]
へ…?
[此方に向けて投げられた気がする声に振り返り。
その少女も流されて行きそうなのに気が付きはしたのだが。
生憎、腕は二本とも埋まっていた]
[注目すべき花輪に目を遣る余裕は…残念ながら、無かった]
え、え?ユリアンが大変って…
[ヴィントの言葉に、初めてユリアンが参加していることに気付いて、少女は目を見開く。そして、同時に届いた、声]
え…?あなた、は?
[少女は、呆然と騎士の顔を見上げた]
[目の前を、リディが通過していく、そして、気付くと、ユリアンが視線の先に…もう、何がなんだか、少女には判らなくなりつつあった。これももしや、妖精の祭りの魔法だろうか?と思わず現実逃避したくなるほどだ]
[呆然とした彼女の様子にしまったとは思ったが。
今更取り繕うことが出来よう筈も無い]
…ああ。しまった、な。
[小さく小さく、苦笑する。
金の髪の少女が気付いてしまわないように、小さく]
…ぉー。
[流石についていけなかった者が棚ぼた、という状況は避けられたようで…小さく声を漏らす]
…もうそろそろ…っと。
[投げ入れる姿を見るならば、人が魅入っている隙に良い場所を取りに行こうと、人の間をすり抜けていく]
ここまで来てっ……。
[にい、と浮かぶ、悪戯っ子の、笑み]
取られるかっての!
[花輪を抱え込むようにして、前方へと飛び込むように一回転。
ついた片手のみでバランスを取り、態勢を立て直す、という無茶を決めた後。
一気に走る。目指すゴールへと]
『もー、どーすんだろね、ほんとに』
[花輪を持って走る青年に、ネズミ、嘆息して。
それから、赤毛の騎士の方を見やって、目をくるり]
[我先に前へ進もうとする群衆の中で
その群衆の中の人をつか前ようトする動きは異質で
なかなか、思う様に腕が伸びなくて。
何度か指先がリディの髪を掠めるも
まさか髪を掴むわけにいかなくて。]
……っ!…・……・リディ!掴まれッ!!
…ちょっと…すいません…っと。
[するする、と人の間を通っていき…
歓声が聞こえた気がして、軽く振り返ると…ユリアンが走り出していた]
…ぁ。
[急がないと。
しかし、人々も移動しようとするのか、先ほどよりも進むスピードは遅く…]
[一瞬、騎士らしい男性と目があった気がした。…が、それ所ではなかった。
自分の浅はかさと共に『……あぁ、こりゃ流されるなー』とぼんやり、思考を巡らせた瞬間
聞き覚えのある声が聞こえて、反射的にそちらを振り向く。
視線の先には、先ほど荷物を預けたはずの青年が腕を伸ばしていて]
…っ、アーベルにぃ…!
[…あれ、何でいるんだろ?とか内心チラリと思いつつ
反射的に、差し出された腕へと手を伸ばして]
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