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[ふるるるる、と。それはもう真っ赤な顔で否定する。
ふわふわの髪がくしゃくしゃにもつれそうな勢いだ。]
きっ、気のせ……えぇと、そろそろかなって…。
で、では、行きましょうか…。
[ぎく、しゃく、と手足を動かし、先に立って歩き出す。
うなじまで赤かったのは、髪に隠れて見えたかどうか。]
[夢で見た内容を思い出しつつ…髪をくしゃり、と撫ぜ]
…王様の檻、悪い子…王様の命令…
まさか、ねぇ…
[小耳に挟んだ、村の外に出れない、と言う噂。
もしかすると、その王様とやらが仕組んだことなのではないか?
夢で見た光の言葉に小さく呟いて…]
…まぁ…まだ。
決まったワケじゃないし。
[消えた自衛団長。
ソレは、その王様の仕業だとしたら、どう考えても悪いのは王様で…
もう一度、何かが起こってから考えようと。
お祭の楽しげな空気に流された]
あまり振ると、髪が乱れるぞ。
[普段と変えているのに、勿体無い。
そう言って、外套を羽織り、革の手袋を嵌めて]
[明らかに、気の所為どころではなく可笑しい、ユーディットの挙動を奇妙に思いつつも、ぎこちなく歩き出したのを見れば、彼も、歩を進め始めるが]
……具合が悪いなら、イザベラに代わって貰ったらどうだ?
[風邪を引いているとでも思ったのか、そう尋ねる]
[身支度をすると、コートとマフラーを羽織りガラスのベルを鳴らす…]
…今日は何を食べようかしら…
[出店の人々に軽く挨拶をすると、足を動かし始めた]
[主の言葉に、わたわたと両手で髪を撫で付ける。
勿体無いって何が!?…とかまでは、気が回らないあたり、色々といっぱいいっぱい過ぎていたり。
けれど、ふわふわ気分も次の言葉でぺしゃんこに。]
イザベラさんとの方が…いいですか…?
[……質問の意味の履き違えもはなはだしいが、素だ。]
[ふらりと出店を見ながら歩いていく。
何か、お腹に溜まる物…そう考えた結果…]
…ありがとう…
[硬貨を渡し、フランクフルトを受けとる。
ソレを囓りながら、道を歩き…オカリナの音を聞いた]
…
[そう言えば、彼の店にまだ足を向けていなかった事を思い出し、その足はオカリナの音色が流れる方へ]
[話の繋がらないユーディットの言葉に、柳眉を顰める]
……………?
体調を崩しているのなら、休んだ方がいいだろう。
[扉を閉めて、別荘から村の通りへと出るも、足を止め]
[音色流れる出店。
燐光さながらの煌めきに惹かれる者。
音色を耳に留めた者。
立ち止まる理由はそれぞれながら、それなりに客足はある方で]
……何とか……完売はできそうかな……?
[だいぶ数の減ってきた細工たちを見やって、独りごち]
[もぐもぐ。フランクフルトを食べながら音色の元へと向かい…
音色が途切れると、軽く手を振り]
…こんばんは。
[細工の方を見て…視線を戻し]
…なかなか、好調?
[足を止めた主と、言われた言葉に。
ようやく、質問の意味に気付いて、目をぱちくり。]
…ぁ。
あ、その…大丈夫です…っ!
[元気です…とぴょこぴょこ跳ねてみせたり。
ついでに髪もぴょこぴょこ。面白いかもしれない。]
[声をかけられれば、よ、と言いつつ手を振り返し]
こんばんわだなー。
ん、まあ、それなりにペース上がってきた感じかな?
結構、いい評価ももらえてるし、手応えもそれなりに感じてる。
……そうか?
[ころころと変わるユーディットの表情と、ぴょこぴょこと跳ねる様子に、不思議そうに]
まあ、いい。行くぞ……
いや、今日は君の用事だったか。
[先を行こうとするも、何処へ向かうか解らずに、彼女の方を振り向いて]
…そう…良い評価、貰えたなら…売れるのが、早くなるかもね。
[うん、と頷き…よいしょ、とユリアンの隣に座り]
うん、ユリアンの、細工…
どんどん、難しい形に、綺麗に、なってくの、分かる。
[そう言うとフランクフルトを囓り]
[なんとか、誤魔化せた(?)事に胸をなでおろし。
にこ、と嬉しそうに笑んで、先に立つ。]
…はい。
では…、……と……を…まず先に。
[いくつかの品物の名をあげて、ぱたぱたと歩き出した。]
だと、いいんだけどな?
[早くなるかも、という言葉に、冗談めかして言いつつ。
綺麗に、という評価には、照れたような笑みを浮かべて]
ありがとなー。
でも、まだまだ師匠の造形にはぜんっぜん及ばねーし。
まだまだ、荒いよ。
[地図を手に、表通りから外れた小さな店に入り、不思議な匂いのする店内を物珍しそうに見る主を微笑んで見つつ、目的の品を代金と引き換えに籠に入れる。]
[用事を済ませて外に出れば、少し冷たくなってきた風に乗って、オカリナの音が耳に届いた。]
…まだお祭は続くよ。
[冗談ぽく言うユリアンにクスリと笑い…]
…ん、お師匠様とは、違うけど…
何も、同じモノを…目指さなくても、良いんじゃない?
ユリアンは、ユリアンの、好きなように…作った方が、良い物、作れると思うけど。
…こんな事、お師匠様に言ったら、怒られるかも、だけど。
[最後は冗談っぽく笑んで]
[普段とは逆に、ユーディットの後に付いて、ふわふわと揺れる栗色を視界に入れつつ道を行く。
庶民の店に入るのは、経験の無い事で、何気ない風を装いながらも、視線はあちらこちらへ]
[そうして買い物を終えて外に出ると、既に天の高くに月が昇っていた。
風に流れる澄んだ音色は、聞き覚えのあるもの。
先ず思い出されたのは、煌めくひかり。
……次に、奏者の男よりも灰色の鼠が目に浮かんだのは如何なのか]
いやほら、完売が早ければ、あとは祭りのんびり楽しめるしさ?
[どこまで冗談かわからない口調で返し]
そーだなー。
俺は俺だし、師匠は師匠。
全く、同じにはなれないもんな。
[何か思う事でもあるのか、青の瞳をわずか伏せ。
それから、最後の言葉にはそうかも、とこちらも笑って返す]
[せっかく主と一緒なのに、このまま直に帰ってしまうのは勿体なくて。
音に惹かれるまま、そちらの方へと少し回り道。]
綺麗な…音色ですね……。
[同じように耳を傾けている主に、ぽつりと呟く。
――まさか、ネズミの事を考えているなんて露知らず。]
…まぁ、そうだけどね。
[こちらとしては、あのランプを残すためには…売れ残るようにしないといけないのだけれど。
なかなか難しい…小さく思いつつ]
…みんな、同じになれたら…
一色単に、なっちゃうから…ね。
個性も、生まれないし…競争、激しくなりそう。
[それは困るかなぁ、と小さく呟き…]
お師匠様、恐いからね。
[元の顔が。ソコまでは言葉にはしなかったがくす、と笑って…フランクフルトを囓る]
みんな同じじゃ、面白くないだろって。
せっかく、色々と『違ってる』んだしさ?
師匠は目標だけど、でも、何ていうか……。
やっぱ、越えなきゃなんない人なんだと思う。
何にもない俺に道を作ってくれた人だけど……んにゃ、道を作ってくれた人だから、こそ。
……そのためにも、俺は俺でないと、ね。
[妙に真剣な表情で言った後。
怖い、という言葉に、*笑いながら頷いた*]
宝石細工の露店からだろう。
……見て行くか?
[鼠に気を取られていたとは言え、あの時見たひかりは、彼も印象に残っていたから、気紛れに*そう言って*]
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