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―林エリア―
……煙水晶、吸い上げた苦しみを放ち、泣きわめけ……
[スリングショットに複数の鉱石をかまえ、ヴィリーには当たらないよう放つ。
音もたてず煙を上げるが、一定量以上を吸い込めば涙を誘うだろう。ようするに催涙ガスだ。
すぐに掃える煙だが、掃われる前に身を隠そうとする]
─隔離結界・通路─
[とてとて、と通路を進む。
探すのはもふらいおん。
ふわふわが多く溜まっている所では、尻尾を使って器用にふわふわを追い散らしつつ]
……っと、そうだ、フウガ。
大丈夫だとは思うが、念のため向こうの様子を見に行っといてくれ。
『……大丈夫か?』
俺は、どーとでもなるって。
……最後の大仕事が控えてんだ、無理はしねぇよ。
[だから心配すんな、と。
尻尾を振りながらの言葉に、漆黒はしばし思案の素振りを見せるものの。
結局、こくり、と頷いて表結界へと移動した]
─どこかの上空・漆黒の龍─
[何の前触れもなく、空に現れたのは、月闇の属を持つ漆黒の異界龍。
ただし、何故か単体。
龍の碧の瞳はどこか、遠くを見ているようだった]
『……言い出すと聞かんのは、昔からではあるが……』
[ぽそり、と零れるのはグチのような言葉。
ともあれ、漆黒は力の波動を強く感じる方へ向けてゆらりと飛んでゆく]
─林エリア─
[死なない程度に、と言われると、リーはにかっと笑いかける]
『リー、分かっている思うが…』
善処すっぺー。
[至極軽いその返事にティティエンは、分かっていないだろう、とじと目になったが、ハインリヒが構えたのを見て意識はそちらへ]
異界開門、介盟友其力与我。
一筆奏上、成刃駆風!
[筆を右手に取り、宙に「風」と文字を描く。左手でバンッと文字を叩くと、風が巻き起こり刃となり宙を駆けた。狙いは最初にハインリヒが居たところであるため、煙に紛れて位置をずらしたならその刃は届くか定かではない]
んぉ……眼がしぱしぱすっぺー。
『状態異常系を使うのであるか。厄介であるな』
[風を巻き起こしたお陰で深く吸い込むことは無かったが、全く吸い込まないと言うわけには行かず。左手で何度か眼を擦った]
―休憩所―
[遠慮なくゲルダに抱きつきながら、文句は言われないので好きなだけ抱きついたまま]
ええ、大変も大変、ふわふわが欠片と一緒になっちゃって、いやーんな感じになってるのよ〜♪
[向こうにいる者じゃないといまいちわかりにくいかもしれない説明をしてから、シチに話しかけているうちにゲルダはマイペースに本を開いていた。
こちらの挨拶には答える代わりにハインリヒに何かお願いをしている様子が見えて、
こちらを見られると笑いかけて、そして本を読むゲルダの邪魔にならない程度に抱き寄せた]
ゲルダ〜、大好き〜♪
[これは私のだというようにむぎゅっと胸を押し付けながら、シチに見せ付けていたり。二人の反応はどうだったか。
それからヴィリーと対戦するらしい様子に二人を見送りながら]
行ってらっしゃいなぁ〜♪
[ぱたぱたと手を振って見送た。
それから、休憩所にゲルダがいる限りは抱きついたまま、自分もその本を覗き込んでいたり。
覗き見するシチからはそんな様子が見えていたかもしれない]
―林エリア―
[ヴィリーが風の刃をはなったが>>50、既にハインリヒは身を隠した後だ。昨日ユリアンとやりあったときにも風の攻撃をくらった痛みを思い出して胸をさする。ヒリヒリして痛いのだ、あれは。
しかし風が巻き起こったおかげで、仕掛けた鉱石がいくつか吹っ飛んだ。昨日と同じというわけにはいかないらしい。]
……熱源探知、暴れながら追え……!
[再びスリングショットに鉱石をかまえ、今度は直接狙う。
炎をまとった高速の弾丸は二つに分かれ、火の粉を散らしながらヴィリーを追う。]
─林エリア上空の漆黒龍─
[引き寄せられ、たどり着いたのは林エリア。
先に、盟約者を眠りから目覚めさせた兆しとも言うべき対戦が、そこで繰り広げられていて]
『…………』
[戦う二人の妨げにならぬよに、気配を押し隠す。
その状態で、観戦体勢に入るらしい]
─隔離結界・通路─
[てしてし、ふわふわ。
とてとて、ふわふわ。
てしてし、ふわふわ。
とてとて……]
……いい加減、鬱陶しいんだよな、こいつら……。
とはいえ、これは『喰えん』しなぁ……。
[ぼやくように言いながら、尻尾の先で器用にふわふわをお手玉する。
きゃーきゃー、と楽しそうな声が響いたりするかもしれない。
いや、音声ではなく、テレパシーですが]
─林エリア─
…あんれ、どごさ行ったべ。
『隠れられてしまったようだな。ここは彼の得手とするエリアのようである』
[眼を擦っている間にハインリヒの姿を見失ってしまう。目視で探していると、ある一角から炎が二つ、飛び出して来た]
ぅおっは、来たっぺ!
一筆奏上、成壁聳水、成礫散氷!
[続けざまに「水」と「氷」の文字を宙に描く。左手で「水」の文字を叩くとその場に水の壁が競り上がった。もう一つ、「氷」の文字を叩くと氷塊が数個、散弾銃が如く範囲を広げて炎が飛び出して来た場所目掛けて散って行く]
…おごっふぉ!
[水の壁へとぶつかった炎だったが、中の鉱石は未だ崩れる前だったらしく。水の壁を突き抜けてリーの腹部へと減り込んだ。炎は消えていたが、これは痛い。リーは少しの間、その痛みに呻いている]
─休憩所─
[連戦決定でぐったりしてるハーさんの頭撫でたりしながら休憩所に移動して。
中に入ると既にしっかりがっつり食べてるヴィリさんを目撃しました。]
あ、いーなー。私もお肉食べるー!
『待て、この後のことを考えると果物などで軽く済ませた方が…』
えーーーーーーー、ずっとお預け食らってたのにダメなのー?
『ダメだ。お前調子に乗って食いすぎるだろう。』
ぶーぶー、クロウ横暴ー。
『やかましい。とにかく今は肉は我慢しろ。』
むー…全部終わったら好きなもの食べさせてよねー?
『わかったわかった。ほら、苺とかあるぞ。』
なんかごまかそうとしてないー?
でもまぁいいや、苺食べるー!
『果物でも食べ過ぎるなよ。』
ふぇーい。ふぁふぁっはー。
『言ったそばから喋れないほど頬張るんじゃない!リスかお前は!』
[などとやり取りしつつしっかり栄養補給。
してたらヴィリさんとハーさんがなにやらお話してるのが目に入り。]
ハーさんはヴィリさんにお願いするつもりみたい?
『だな。ということは…』
私はゲルさんにお願いしないと、だね。
『うむ。』
[鴉と二人でゲルさんの方を見て、こく、と頷き。
彼女(まだ気付いてませんとも)が休憩終わったらお願いしようと自分も食休みに入りました。]
あ、ハーさんヴィリさんいってらっしゃーい。
二人ともがんばってねー。
[男性二人が出て行くのを見れば手を振ってお見送りし。
自分はゲルさんが本を閉じるのを待つ所存。]
―林エリア―
[まさか自分が何者かに見られているとは思っておらず>>53、ハインリヒは目の前のことでいっぱいいっぱいだった。ヴィリーの使う技は間接的に伝わってくるだけで、どちらかというと大技を得意とする印象だったから、
……まさか氷の弾を当てられるとは予想していなかった。>>54]
っぁ……!
[避けようとして、一つ背中に食らってしまった。凍傷が起きたのかの如くうずくように痛む。気が散る。鬱陶しい。
そしてシチは]
『……!』
[何を見たのか嫉妬に狂っているようだ。
とにかくハインリヒは鉱石をスリングショットに構え]
……お前が拒絶される時、断末魔をあげて弾けろ……!
[火炎の矢がうねりながらヴィリーの元へ向かう。何かに触れた途端、炸裂して炎上する仕掛けがしてあるものの、相手は水も使えるのだから、意味はあるのか、ないのか。]
─隔離結界・通路─
[>>+26 呼びかける声が、自分に向いた、とすぐに気づかなかったのは御愛嬌。
何せ、普段は先生と呼ばれる事などないわけで]
……んぁ?
どーした、何かあったかー?
[かなり間を置いてからそれと気づくと、とてとて、声のした方へと向かい。
ローザの所までやってくると、こて、と首を傾げて問いかけた。
白もふも一緒に、首こてし]
[ゲルダが本を読んでるのを眺めたりとか、時折ほほつついたりとかしながら]
まぁ、それしかないわよね〜♪
[ミリィの宣言にそちらを見て、自分はというと特になにも口にしていなかった]
ハインリヒさんとヴィリーさん、
ゲルダとミリィがそれぞれ戦うみたいだわぁ♪
[ライヒアルトにそう伝えてから]
そっちは調子はもういいかしらん?
……ん。
[>>*18 カード越しに聞こえる声に、尻尾の一本がぴん、と立つ。
なお、この状態でどこにカードを持っているのか、は聞いちゃいけない]
そう、か。
ヴィリーたちの対戦は、フウガが見物してるみたいだな。
調子はま、大体、かね。
少なくとも、最後の仕事には、差し支えんさ。
―休憩所―
[対戦を決めた2人が出て行く時には顔を上げたが、それ以降は本に目を落としたまま]
……混沌状態だというのは分かった。
[カルメンの説明にはただ一言。
つまり状況は良く掴めていなかった]
そうか。
[覗きこまれても文句は言わず、胸を押しつけられても頬をつつかれても無表情のまま、されるがままだった。
シチの視線には直接見られている時も気付かなかったのだから、当然覗き見に気づくはずもない。
やがて本を閉じると、前と同じように淡い光の粒が舞い、掌に吸い込まれた]
残った二人のどっちかか、両方とになるんだったかしらん?
[ライヒアルトから直接聞いたわけじゃないが、ここに来る前にすでにあらかたの説明は受けていたのでいろいろと知らなくはない]
一緒にやるときになったら、頼りにしてるわよ〜♪
うんー、なんにもしないで落ちちゃう訳にもいかないしー。
[カルメンの言葉>>59に、うんうん頷き。]
にしても、男の人コンビと女の子コンビで分かれたねー。
『…は?』
は?って。
あっちはヴィリさんとハーさんでしょ?
で、私とゲルさんだもん。
どっちが残っても男女コンビでせんせたちと対決ー☆
『お前は何を言ってるんだ。』
???クロウこそ何言ってんの?
[鴉はゲルダの性別解ってる模様。
お互いに頭の上にクエスチョンマークつけて首傾げたり。]
─隔離結界・通路─
[>>+29 歌われていたら、きっとひっくり返っていたに違いない、というのはさておいて]
ああ、実技点。
そーだな、試験としての側面を見れば、そっちが重要になるって言えるか。
[聞かれた事に、そこだけは全く変わらぬ天鵞絨はきょと、と瞬き]
……まあ、簡単に言うと、そういう事になる。
俺か、補佐役のカルメンを実技で負かすなりなんなりすれば、実技点加算になるかね。
─林エリア─
いっでぇ〜。石だったが、これ。
『彼が石を扱うのは事前に聞いていたであろうが、馬鹿者が!』
[左手で腹部を摩りながら周囲の状況確認。ハインリヒの姿は相変わらず見ることが出来なかったが、探している余裕はあまり無かった]
まんだ火ぃけ!
周りさ燃え移っでもまいねなす。
一筆奏上、成幕広水、成壁聳氷!
[火炎の矢が迫っていることに気付き、再び「水」と「氷」の文字を描く。それぞれを叩き、眼前には氷の壁を、その更に前には幕のように広げた水を出現させた。水の幕は矢が着弾すると同時に包み込むように動き、自分は敢えて氷の壁の後ろから横へと逃げた。矢は幕と壁にぶつかると同時に炸裂、燃え盛るもその炎は水と氷により相殺された]
うっし、なんとがなったっぺ。
だげんちょも、なじょすっぺなぃ。
見つけらいねんだら、範囲と広げでやっしかねぇばって…。
[かと言って木々を破壊するようななものはあまり使いたくない。近付いてみるかと、一足飛びで火炎の矢が飛んで来た方へと駆けてみた]
あ、ゲルさん休憩終わったー?
カード押し付けチャレンジしちゃっても良いー?
[何か言いたそうな鴉はとりあえず置いといて、本を閉じたゲルダに笑顔で声かけ。
十分栄養補給したのでほっぺつやつや元気山盛り状態。]
……それは、残った二人次第、だな。
一蓮托生と一人勝ち、どちらを狙うかで変わるだろ。
[>>*20 特に説明していないのに理解している事は、突っ込まなかった。
まあ、事前に根回しというか泣き落としがあったくらいだし、とかなんとか]
……頼りに、ねぇ。
俺はわりと、好き勝手やる方だから、保障はできんぜ?
[何やら自慢にならない事をさらりと言う。
いつもなら即入る突っ込みは、今は不在だった]
そうね、とってもとっても。
先に送られた二人がさらに加速させちゃってたわよ〜♪
[ゲルダにそう答えれば、二人がなにかやらかしたことだけは伝わったかもしれない。
無反応なゲルダにはむしろ楽しそうに、それがなんか逆にいいらしい。
ミリィとクロウのやり取りには楽しそうにくすくすと笑って]
あらぁ〜、ミリィちゃんは知らないけど、クロウさんは知ってる監事かしらん?
[そんな言葉をぽつりと、ゲルダから訂正の言葉は入ったかどうか]
やーん、俺についてこいだなんて、しびれちゃうわぁ〜♪
[あいにくとこっちの突っ込みも気絶中だ]
でも、やさしくシ・テ・ネ♪
[少し熱を込めた艶っぽい声でそう返してすぐに]
まぁ、とりあえずは今日の結果が先かしらね♪
[続く言葉はもういつもの調子の軽いもの]
―休憩所―
[休憩は終わったらしく、顔を上げる]
なるほど。
[カルメンの更なる返答>>64に頷いて、多分やらかしたことだけは理解した]
構わない。
[ミリィの申し出は半ば予想していたので頷く。
ちなみに先のミリィとクロウの会話の内容>>61はよく呑み込めていなかった為、この場で訂正は入らなかった]
何処がいいだろうか。
[流石にこの場でというわけにもいかないので、場所を問う]
─隔離結界・通路─
あー、こらこら。
ツキネはともかく、俺を撫でるな、俺を。
[>>+31 もふもふされて、白もふはみゅーん、と鳴いてちたちた。
ついでに、黒い尻尾の一本がしたぱた]
ん、ああ、俺は別に構わんけど。
[そんな状態でも、聞かれたことにはちゃんと答えて、それから]
……あー、いらんボケは置いといて、だ。
ローザが、実技点獲得に挑戦したいらしいが、どーする。
そっちが動けんなら、こっちで受けるが。
[>>*23 返された言葉はさらっと受け流し、現状を要点だけ伝えた]
知らないってなにがー?
『あ、まさかお前それ素か!?』
え、だから何が…あ、ありがとゲルさんー!
[カルメンの声>>64にきょとんと首傾げ。
鴉はようやく少女が勘違いしてることに気付いたんですが訂正する前にゲルダの了承が聞こえてそちらに気を取られてしまいました。]
どこ?んー…
私がお願いする方だからー、ゲルさんの希望があればそこにいこー?
あ、でもハーさん達がいるとこは止めた方がいいかなー。
『だな。邪魔をしては悪いし。』
―林エリア―
[>>62 水音が聞こえたから相手に届く前に完全に相殺されたと分かる。だが、相手が水を使えると知っていたから動揺はしていないつもりで。]
シチ、手伝え。お前の嫉妬心を貸せ。
『……。』
[ゲルダとカルメンのいちゃいちゃを見せつけられていたシチがしぶしぶ頷く。
大きめの鉱石を一つ掴む。スピネルだ。ただ鉄分を多く含んでいるからくすんで青い。]
……いくか。
[足音がするから距離をとるが、ヴィリーがこちらに来たのならハインリヒの姿をすぐ見つけることができるだろう。
ぶつぶつと詠唱を始めた。]
[受け流されたことに特に気にすることなく]
こっちはいつでもOKよん?
ライヒアルトさんは最初に戦ったり、消耗したりしてるみたいだし〜♪
私の方で引き受けようかしらん?
[そう申し出てから]
ところで誰とになるのかしらん?
[カードを手にふりふりっと、いつでも転移はできる準備]
─隔離空間・通路─
……あのな。
大の男がかわいい言われて喜ぶかと。
[>>+37 ローザに冷静な突っ込みを入れつつ。
>>*25 返ってきた言葉に、ゆら、と尾を揺らして]
ん、じゃあ、任せる。
相手は、翠樹のローザ、な。
俺は、もふらいおん探すから。
[とか、言いながら、じりり、と後ろに下がりました]
て、わけで、カルメンが受けてくれるそーだ。
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