人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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召使い ユーディット

ブリジットさん、落ち着いてください。
一体何が……

[間近で聞いている筈なのに、その口から発される言葉は、内容はまるで聞き取れず。困惑して聞き返そうとしたところで、腕を払われた。]

行く、って、どこへ。

[呆然と。置いていかれた形になって、その背中を見送る。
そこに、宿から出てきたノーラがふらふらと同じ方向――村の入り口――に向かう姿が見え。]

……ノーラ?

……どうしたんだろう。

[首をその方角に向ける。騒がしい。ざわめきが聞こえる。
ややして、後ろにいたティルを振り返った。]

ティル。私たちも、行こう。

[決然とした表情。声をかけて、二人の後を追う。]

(31) 2008/08/06(Wed) 00:57:20

少年 ティル

ブリジット姉ちゃん、どうしたのさ。

[様子のおかしいブリジットに困惑しながらも。
駆け出していく姿を、追いかけて駆けていく。

程なくして、凄惨な光景を見ることに*なるのだろう*]

(32) 2008/08/06(Wed) 00:57:24

音楽家 エーリッヒ

[耳に届く、聞きなれた声には、とそちらを振り返る]

……って、ノーラ!
大丈夫かよ、おい!

[大丈夫なはずはない、とわかっていても。
そう、声をかけずにはおれず。
近づいて、震える身体を支えようと手を伸ばし]

(33) 2008/08/06(Wed) 00:57:43

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:57:54

【赤】 医師 オトフリート

[あの跳躍の後。
彼は上半身を異形のそれへと変貌させていた。
全身が変わらなかったのは、初めてのことだったからだろうか]

『ミツケタ』

[外の様子を窺いに出てきたのが、自衛団長の不幸。
まして一軒一軒を確かめて歩こうとしたのはむしろ愚行]

『喰ラエ、食ラエ、クラエ!』

[ただ歓喜に打ち震えて。
気配に振り返ろうとしたギュンターを脇から突き飛ばし。
声を上げる前に、その喉へと牙を立てた]

(*13) 2008/08/06(Wed) 00:58:47

画家の卵 ミリィ

[イレーネの体を抱きしめながら、小さくイレーネに言葉を返す]

大丈夫……きっと、大丈夫だよ。
いつかまた、今までと同じ様に、何もなかった頃へ戻れるよ。

だって、私達は、幸せになれるんだから。

[思いを馳せるのは、あの日見た緑色の空。
幸せを呼ぶという空]

あの空に負けないようなすっごいの描くの。
ちゃんと、完成したら、真っ先に知らせてあげる。
だから、待ってて。
私の最初の作品パワーで、事件なんか解決するに決まってるわ。

[少しだけ涙をにじませながら、*幸せそうにミリィは笑った*]

(34) 2008/08/06(Wed) 00:58:49

画家の卵 ミリィ、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 01:00:08

医師 オトフリート

っ。

[声に振り向けばそこには、震えるノーラの姿]

早く彼女を向こうへ!
この場を長く見せるんじゃない!!

[叱咤の声は自衛団員やエーリッヒに向けたもの]

(35) 2008/08/06(Wed) 01:01:36

小説家 ブリジット

[そのうちにそこへと辿り着いた。自衛団員を含む人物らが集まり、小さな人垣を作り出している。場を満たすのは、様々な種類の負の気配と、血液の臭い]

……。

[ふらふらと。その中心へと近付いていく。制止の声があったとしても反応すらせずに。自衛団員を幾人か押し切るようにして]

(36) 2008/08/06(Wed) 01:06:10

小説家 ブリジット、「残骸」を、見た。

2008/08/06(Wed) 01:06:34

召使い ユーディット

[ティルを連れて、騒々しさの中心地に辿り着く。
自警団員たちが立ち塞がり、右往左往している中を、すみません、と声をかけ、ティルの手を繋いで抜けていく。近づくにつれ、かつて嗅ぎ慣れた匂いが鼻をついた。
だから、そこに何があるのか、予想できていなかったわけではない。

けれど実際それを目にした瞬間は、さすがに顔が蒼褪めた。]

ティル、見ちゃ駄目。

[首を伸ばす少年の目を手で覆い隠す。]

(37) 2008/08/06(Wed) 01:06:41

【赤】 医師 オトフリート

[喉を潤すその血は渇きを癒すと同時に酩酊感を齎して。
食い千切った喉の肉を咀嚼しきると、おもむろにその腹を裂いた]

『甘イ…温カイ……』

[あまりにも的確に切り開かれた様子は、彼が医師であったことにも通じただろうか。だが初めてのそれに夢中になって貪るうちに、それもまた無残な傷痕と成り果ててゆく]

『アア……』

[粗方を貪り終えると、満足したようにその場を離れた。
完全に舞い上がった思考では、その死体を隠そうというような理性も働くことは無く]

(*14) 2008/08/06(Wed) 01:07:10

医師 オトフリート

ブリジ……

[近寄ってきたブリジットにも声を掛けようとした。
だが何故か気押されて、静止することまでは叶わない]

(38) 2008/08/06(Wed) 01:09:12

召使い ユーディット

[叱咤の声に、知らずそれを見つめ続けていた視線をあげる。]

……先生。

[次いで、ノーラと、それを支えるエーリッヒの姿も目に入った。
そして、中心へ向かうブリジットの背中も。]

(39) 2008/08/06(Wed) 01:10:20

召使い ユーディット、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 01:11:37

【赤】 娼婦 イレーネ

[僕は主の歓喜の声に、至極嬉しそうに微笑んだ。]

(*15) 2008/08/06(Wed) 01:12:04

【赤】 医師 オトフリート

[そのまま駆け戻った彼は、裏から診療所へと入る。
渇きが癒え、狂乱の熱に踊っていた思考が冷めて、代わりにやってきたのは、虚無]

…美味かった。

[漸くコエになったその呟きを切欠とするように、変異が解けて普段の彼の姿になる。
ゆるゆると、彼にとっての新しい「現実」が戻ってきた]

(*16) 2008/08/06(Wed) 01:13:30

音楽家 エーリッヒ

……言われなくたって、わかってるっての……!

[自身の受けた衝撃は、いつしか薄れて。
オトフリートの言葉に返しつつ、ノーラの視界を遮るように立ち位置を定め]

……長居するような場所じゃない。
送ってくから、戻れ。な?

[諭すように、宥めるように声をかける。
幼馴染に対し、自分ができるのはその程度の事と*理解しているから*]

(40) 2008/08/06(Wed) 01:14:38

小説家 ブリジット

塔は折れる。星は落ちる。蓋は崩れる。
黒き影とは何か? 御伽だ。御伽の成立だ。
伝えられしは異形。狂えし者に……
視えし者。守りし者。聞こえし者。

[赤く浸されたそれを見下ろしながら、ぽつりぽつりと喋り出す。語る調子で、しかし誰に宛てたようでもなく]

聞こえし者とは何か? 呼ばれたる者だ。
腐れ落ちる四肢は呼ぶだろう。
叫ぶだろう。そう、――調和!

[単語を口にすると同時に先程のよう両耳を押さえ]

(41) 2008/08/06(Wed) 01:14:58

医師 オトフリート、召使い ユーディットの声にそちらを振り仰ぎ、ティルに気付き、首を振る。

2008/08/06(Wed) 01:15:07

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 01:17:40

娼婦 イレーネ

[ミリィに抱きしめられながら、それを嬉しく、心から嬉しく思うも。
幸せの空を見たときには家族が居た。
優しい父、憎まれてはいたが母も。

けれど、今は?

母の代わりにミリィが居て、父の代わりに―――。

でも家族じゃない。

何もなかった頃には決して戻れない。
それは空気の揺らぎが、何かが始まったと震え光る黒いオパールが、じわりと伝えてくれていた。]

(42) 2008/08/06(Wed) 01:19:23

召使い ユーディット

[首を振るオトフリートに、頷き。ティルを連れて下がろうとする。
その背に響くブリジットの声が、今度はやけに鮮明に聞こえた。]

……視えし者、守りし者、聞こえし者……。

[復唱する。]

異形、狂えし者……。

そんなものには負けやしない。

(43) 2008/08/06(Wed) 01:21:29

娼婦 イレーネ

[嬉しさと翳りと、そんな二つが内に去来する中で。
いつまでたっても変わらないミリィの軽口に、小さく声を立てて笑った。]

…うん、楽しみにしてる。
約束、だよ。

[お互いに顔を見合わせて、子供の頃のように*笑いあった。*]

(44) 2008/08/06(Wed) 01:21:30

小説家 ブリジット

……

もう、消えたと、思ったのに。
なんで。どうして。よぶの?
おじいちゃんも…… どうして?

きらい。
みんな、きらい。
また、きえちゃえ。

[俯いたまま、泣きそうな表情をして呟く。その表情と話し方は、まるで幼い少女のようで]


……調和。

そうだ、これは調和だ。そして滅亡だ。
黒き影は何をもたらしたるか?
変容とは?

[しかし次の瞬間には、はっとしたように首を振り、言葉を連ねる。いつもの彼女のように。ニ、三歩後ろに下がり]

(45) 2008/08/06(Wed) 01:21:49

医師 オトフリート

お願いします。

[僅かに冷静さを取り戻した声でエーリッヒに頷く]

他の人も集まってきてしまう前に、この場から人払いして下さい。
こんな状態、晒しておくものじゃありません。

[言いながら自分の上着をギュンターの上に掛ける]

誰か、診療所の入り口に立てかけてある担架を。
ここからなら詰め所の方が近いですね。
安置できる場所があればそこへ。

[淡々と指示を出すも、その肩は僅かに震えている]

(46) 2008/08/06(Wed) 01:21:49

娼婦 イレーネ、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 01:22:10

【赤】 医師 オトフリート

[ユーディットの声が聞こえれば、紅い月は深みを増す]

(*17) 2008/08/06(Wed) 01:22:38

医師 オトフリート

ブリジット。
どうしました。大丈夫ですか。

[どこか幼く呟く声に気付けば、そちらに手を伸ばそうとして。
赤く染まったその手をハッと引きこめた]

(47) 2008/08/06(Wed) 01:24:25

【赤】 娼婦 イレーネ

[ユーディットの強い意志を含んだ声は、ここまで届いて。
譲れない。大切なものがあるのはこちらも同じで。]

[小さく、気配が震えた。
それはこれからに対する恐れでもあり、喜びでもあり。]

(*18) 2008/08/06(Wed) 01:30:16

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