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うん、丸ごとは大変そう。
人間って結構大きいし。
[宿主の息子だという人物、オーフェンと言ったか、まだ成長段階の子体であってもその大きさはかなりのものになる。
ずいぶんと大切にしている様子はよくかんじられる、家族愛とかいうやつだろうかと、離れたいまでも常にその身を案じているのが感じてとれていた。
人間をよく知ろうと身近な宿主は一番の対象であり、その感覚はよく自分の中に染みていたりもした]
研究主任…くろーでぃあって人だね。
知識とか豊富そうだし、美味しいのかな?
[そこに向ける意識は、今はまだ餌に近い認識]
ωが食べたい?
[尋ねかけながら、できるなら他の仲間にとられたくないなと。
仲間の中でも特に意思疎通の密となったωだけは自分の中で特別で譲ることに抵抗はない。
愛とかそういうものを知ったためか、それに近い感情的なものもあったのかもしれない]
あっ、仲間やられちゃった。
[宿主が殺すのを止めることはしない。
そもそもまだこの宿主をうまく操ることはできないことと、ωへの意識が強くなった分その他の仲間に対して同種であっても仲間意識が薄れていたこともある]
むやみに暴れたりとかすると危ないみたいだね。
[ひっそり隠れないと、明日はわが身とばかり。
操らないのは正解だったかもしれないと必要な時以外は宿主の中でひっそりと隠れることにした]
でも…、見つけられるひとがいるのは厄介だよね…
[クローディアを始末する方法について、ωに何かいい方法がないかなと意識を向けた。
ついでにどちらが捕食するかという意識も、すでに他の仲間にという考えはない]
― 第一階層・通路 ―
少しでも安全な場所を探そう。
冷静な相手とは一緒に行動するようにして。
[今はまた閉まっている艦橋の扉を見る。
エリカは無事だろうか。荒事の経験もあると言っていたのを信じるしかない。オーフェンを連れて戻ることは出来ないし、かえって足手まといになる可能性もある]
カルロスさんとも合流しないとな。
心配してるぞ。
[不安だろう少年を落ち着かせるために。
なんとか笑顔を作るとそう言って、移動しやすいように手を握り*直した*]
そう。一人で喰らい尽くすには時間をかけないとね。
ああ、美味しいかも。
でも私はどうしても食べたいわけじゃないな。
ウサギさんが食べたければ食べてくるといいよ?
[別に自分という個体にωは拘らない。
種として伸びられればそれでいい。そこが人と決定的に違うところかもしれない。ウサギさんの意思が感じられれば優しく勧めて]
潰れる仲間は捨てておいで。
残れるものが残ればいい。そこからまた増えればいいのだから。
[ウサギさんを気にかけるのも、優秀になりそうな仲間だからだ。いざとなれば自分の代わりに広がってゆける可能性があると感じるからだ。ωはそう思っている。
人に宿ることで起きているかもしれない変化は、ωに自覚できるものではなかった]
うん、食べてくるのはいいけど、食べ方が困るなって思って。
[まだうまく宿主を操れない状況だと失敗をする可能性もある。
そうなれば次に死ぬのは自分ということになる]
今回はωに譲ろうかな。
もう少し私がうまく操れるようになったら、捕食も試してみる。
[知的好奇心よりは生存本能が上回り、ωの考える生き残りそうというのはあたりそうな予感を感じさせるものになるだろうか]
うん、どっちにせよもう死んじゃったら、助けるもなにもないしね。
[増やせばいいとの言葉に同意をしていた**]
─ 第一階層・通路 ─
だってー。三階のおっちゃんに上へカエレって言われて乗っけられたんだもん。
[それ以前に勝手に乗るなという話。
怒られている間、そういえばあのおっちゃん名前何だったんだろうとかふっと思った。
銃撃戦の後に聞いた説明には、少し考えてからこくっと頷く。]
やられたらやりかえす、だよね。
男ならそーしろってばーちゃんが言ってた。
[そこに祖母の理論をあてはめて、また頷いてから、ちらりと倒れた人の方を見た。
死体はまるで人形のようだった。
死者は母を、流れる血は、両足を失った時の記憶を呼び起こす。
どきどきと心臓が早く鳴っていくのが分った。
無いはずの足がなんだか痛い。
上から手を握ってもらったらあったかくて、それが震えていてもちょっと安心出来たけれど。]
とーちゃん!
でもとーちゃんならきっと大丈夫っ。とーちゃん強いから!
[父親の話になれば絶対な信頼を見せつつ、ちょっとしょげたのは心配について。
なお端末については、やっぱりすとんと抜けていた。随分前に受け取った連絡すら読んでない有様だった。
握りなおしてもらった手は、ぎゅっと強く握り返しながら。
安全な場所とか言われたら]
宇宙見える所とか!
[せっかく見晴らしの良い一階にきたから!
と、自分の希望という名の願望を、おもいっきり元気よく*言った*]
そうか、宿主の意識がまだまだ強いのかな。
短時間でも押さえ込むのは難しいかい。
首の後ろから脳を啜るだけならそれほど時間もいらないが。
今は私も少々動き難い状況になっていてね。
さてどうしたものか。
[「ノブ」は今子供を保護してしまっている。
放り出すのは自然でないし、少し難しい]
そう、死んでしまったら助けようがない。
まだ無理はしないのが得策だね。
[本能的に忌避しているならここは行かせるべきでないだろう。
その上でウサギさんはどうにも他には譲りたくないらしい。
久しぶりに明確な意思を返してくれる仲間のささやかな希望を聞いてあげたいような気持ちもあって。
取れる手段を頭の中であれこれと検討していた**]
[エライ事でしょ、という突っ込みは、途中で途切れた。
本能が報せる危機感のまま、シートの立ち上がり、上へと跳躍する。
直後、煌めく火線が今までいた場所を駆け抜け──そのまま、隣のシートの同僚を、撃ち抜いた]
……っ!
[大きくなるざわめき。一つ弾ければ、後は感情の連鎖の赴くまま。
タイミング良くメインモニタに映し出された艦内状況、それが更に混乱を煽った。
艦橋内でも始まる、撃ち合い。
もうダメだ、と感覚が告げる。
動き出したら止まれない、止まらない。
この状況で出来る『最善』なんて、一つしか知らない]
……死んでられんわ……こんな、完全人の勝手で起きた騒ぎで……!
[だから、『お守り』の封を解くに躊躇いはなく。
スカートの下に忍ばせていた黒銀のそれを手に取り、銃口を向けられた瞬間、引鉄を引いた]
とにかく、こっから出ないと……!
[身を隠すスペースも限られる閉鎖空間にいては、さすがに持たない、と。
シートの影に身を隠し、扉への距離を目測する**]
ωも動きにくい?
この人も子供の保護に行くつもりみたい。
[その先で会うことになるとはまだ気付かぬままに]
オーフェンとか言ったかな。
[伝えるそれは宿主についてを特定する情報となるか。
加えて、合流が叶うならばωの行動を制限する理由も取り除く結果となるだろうか**]
─ 第三階層 通路 ─
[しばらくして通路には、ヒトとヒトだったものとヒトから染み出したものが散乱していた。
ヒトの数が圧倒的に多いのは仕方の無いことだろう。
大半は自分が通路に出る前に撃ち合いをして果てた者達。
もちろん自分が撃ち抜いた者達も数多く居た。
第三階層の通路は今、赤と白とに彩られている]
予想以上に寄生・擬態されてる奴らが多いな。
一回の増殖量が多いのか、増殖スピードが早いのか…。
[呟くも、考えても出ぬ答えに小さく息を吐いた。
右手に視線を落とすと、左手で腰のベルトからエネルギーパックを取り出す。
レトロなリボルバー銃の外観をした電子銃に、切らしたエネルギーを装填した。
それから頬に走る赤を手の甲で拭い、それを見て、ふん、と鼻を鳴らす]
まだ悪運は強いみたいだな。
[呟いて、一旦自分の研究を行っている実験室へ向かうことにした。
扱っているサンプルが寄生・擬態されていないとも限らない。
後顧の憂いを絶つ必要があると判断し、処分を決定したのだった]
─ 第三階層 第一実験室 ─
[自分のカードを使って実験室の扉を開ける。
いつもならば誰かしら居るはずなのだが、話し声などは聞こえず静かなものだった。
同僚の数名は通路に転がっていたな、などと思い出しながら実験室の中へと入る。
作業室の方へ向かおうとして、感じた異様な気配に足を止めた。
ゆっくりとサンプル保管庫がある方へ視線を向ける]
……Sure enough!
[そこに居たのは同僚が研究していた未開地の生物。
肉食であるはずの無いそれが同僚の上に乗り、その肉を食らっていた。
声を上げたために未開地の生物はこちらに気付き、赤く彩られた顔を自分に向けてくる。
軽く息を飲んだが直ぐに身体は動き、手にしていた電子銃で生物の頭を撃ち抜いた。
熱線は生物の脳を焼き、生物は断末魔の悲鳴を上げて同僚の上から転げ落ちる。
床に落ちたそれからアメーバ状のものが染み出していた]
…サンプルRCに寄生してなくて良かったぜ。
今のうちに他の奴らも処分しねぇとな。
[同僚の遺体はそのままに、まずはサンプル保管庫で飼育していた未開地の生物を全て電子銃で始末する。
未研究の生物も始末しなければいけないことに後ろ髪を引かれたが、それぞれの性質を考えると始末すべきと判断した。
PMCに取り込まれ、その性質を引き継がれるのを憂慮したのだった]
こんなもんか。
後は……キャップのところの奴だな。
[このような事態が起きているのだから、研究責任者のところにある研究用PMCも始末するべきだろうと考える。
今し方自分が始末したPMCに寄生された生物と食われた同僚の様子を観察してから、第一実験室を*出て行った*]
― 第一階層・通路 ―
そりゃ、研究区画まで入り込んでるの見つかれば、摘み出されて当然だろ。
クローディア主任なら直接連れてきてくれたかもしれないけど。
[暢気な会話はごく短い銃撃戦に途切れたが、一息つく間が出来ると少年の無邪気さにまた毒気を抜かれて息を吐いた。
そのお陰で冷静な判断力を取り戻すのも早かったが]
気風のいいばーちゃんだね。
良い家族に恵まれたのはいいことだ。
そういえばカルロスさんから端末は渡されてないのか?
居場所を教えれば向こうからだって来てくれるだろうに。
― 第一階層・通路 ―
[宇宙の見える場所と主張されて沈黙三秒]
艦橋も今は安全じゃなくなってるはずだけど。
いっそ制圧目指した方がいいか?
[エレベーターホール方面からも銃声は聞こえている。
オーフェンを背に庇いながら、人形のように倒れている元同僚の上を越えて扉を開こうとした。
中で生き残っているのは何人になってしまっているだろう**]
―― 回想 第二階層 ――
[くすぶっていた不信と恐怖、苛立ちの導火線。
直接火種をつけたのはなんだったんだろう]
[なんにせよ、それらは一気に燃え上がった]
[しくしくと泣いていたから気づかなかったが、あるとき、背後のスタッフルーム内から聞こえる喧騒の質が変わった。
レーザーや弾薬の弾ける音がした。
反射的に顔を上げ、ぱっと身を伏せた。育ちのたまもの]
―― 何、これ。これ何、なんなの……!!
[金切り声みたいな悲鳴を上げる。
低い場所から見えた、ガラス張りの室内はもう乱戦状態]
ぁ、あ、あ―― やだ、やだぁあああ
[鍛えている腹筋があだになり、ちょっと悲鳴が大きくなった。
誰かが走ってきて、自分に銃口を向ける]
来ないで。
来るな、来るな来るな来るな……!!
[震える足で背を向け、逃げ出した。
背後で追いかけてきた人影は他の人影に打ち落とされた。
アメーバはにじまない。真っ赤な血潮が噴出すだけ]
『逃げるぞ! 上だ!』
[誰かが言ったのが聞こえた。
嵐みたいに、その声の主や追従者の足音がエレベータホールに向かう]
……うえ
[状況把握が上手くできない。
支給された武器を握り締めたままつぶやいた。
一番規律正しいって聞いた場所。
一番警備が厳重で、入れない場所]
[追いかけてくる音が止まって、物陰に転がり込んでた。
一度止まれば、足の震えは大きくなって動きそうにない]
―― さぁ、立ち上がれ、
今、こそ……変革のとき
[勇気付けるように、口の中で歌を紡ぐ。
のろのろと、先ほどの集団に遅れてエレベータホールに向かった]
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