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・・・うん、駄目だ。
手に負えないや。
[柳の鞭をおつりに{4}撃ばかりもらって撤退。
完全に一度引き、自前で手当てを始めた。**]
[ユリアンの感想>>+19が聞こえると]
『あー、魔法園芸部は植物育てるだけやあらへんからな。
異界から召還された植物研究したり、植物型クリーチャー研究して対策立てたり色々しとるで。
そんためにあん牧場はあるんや』
「俺も良く手伝ってるぞー」
[主にバトル面で]
[毎日これらを相手している訳ではないが、研究のためにここにプールしているのは確かで。魔法園芸部の周りからのイメージとはかけ離れていたかもしれない]
「”そう言えば先日トリスタン殿に試して貰った時もこのような感じであったか。
あの時はふざけているのとばかり思うておったが”」
……危機察知能力の発達……?
…興味深い…。
[更に研究してみようか、とディルスタンは考え始めた。参加者を見ていた視線が横へと逸れる。その先に居たのは、品種改良されたらしきマンドラゴラが一匹。誰がやらかしたのか、何故か逃げに特化された奴だった。サイズも普通のものより一回り小さい]
[改良マンドラゴラの周囲に風が取り巻く。けれど包囲網が完成する前にスタートダッシュをかけ、改良マンドラゴラは包囲網を突破しどこかへ逃げて行った]
「”……何ともはや”」
……組み込むべきでは無かっただろうか。
「”否、これはこれで撃破出来たら称賛ものだろう”」
[視線は再び参加者達へと*向く*]
…イライラする。
『津波の魔法はやめとけよ。
後でどうなるか分かったもんじゃない。』
分かってるよ。
[んな自滅行為に等しいことなんてやれるか!
って事らしい。]
こーなったら、元の姿でやるかねー。
[んーーーー、と背伸びをしてから元の姿に戻る。]
『で、どうするよ。』
オーヴァンのブレスでどうよ。
『元の姿に戻った意味ねえ!!』
んー、じゃぁ…。
[と、言うことでやろうとしたのは、啄木鳥召喚。
(『だから、元に戻った意味ねぇって。』)]
……啄木鳥が弱点?
『……しらん。』
[啄木鳥の攻撃で倒れたイソギンチャクっぽいナニカ(小)を見つつ、
オーヴァン的に
じゃぁ、その前に喚んだ椋鳥はどうなるんだ
*って感じらしいよ。*]
[そうして、次のターゲットを選んでいたわけだが]
…………ん? あれって?
[彼が視界に捉えたのは、通常より一回り小さいマンドラゴラがものすごいスピードで走り去っていく光景(>>22)。]
おぉ……なんか、あいつすごそうだなぁ。ふむり……
「ちょ、エーリ。まさか貴方……」
よっし、絶対あれを仕留めてやるぜぇ
「まじですか、あれを捉えるのは相当難しそうですよ?」
いやいや、困難だからこそ燃え上がるってものだよ
いやぁ、俺も何だかんだ言ってもオトコノコだねぇ
[ふざけた調子でそう言うと、少し離れた所にいる改良マンドラゴラにスッと手を翳す。
その手の先には薄く広がった水の膜。その大きさは彼の身長の半分ほどか。]
我ここに契約の履行を欲す
汝はルルイエに封ぜられし水の旧支配者
いまここにその力を示せ
[一度目を閉じ、口の中で召喚のための呪文を唱えると]
では、お手並み拝見。これで倒れるなよぉっ!!
[楽しげにそう叫ぶと同時、眼前の水膜から巨大イカの足が(07)本現出し、それぞれの角度から改良マンドラゴラへと襲い掛かる。]
[自分の手当てもズルはなく、消毒薬と軟膏おまけに痛い治癒魔法。
眉を寄せて少々痛みに辛そうにしながらも他の二人の活躍を傍観。]
――流石だな。
[丸っきり歯の立たない現状、少しは参考に出来ないかと考える。]
――うん、無理。系統が違いすぎるね。
そもそも召還は不可能だし、水も・・・消毒薬程度?
[白衣にしまいかけた消毒薬の瓶を見るも残りはほんの僅か。
補給なしであれだけ使えば、それも当然。]
他に何か――・・・・・・・・・・・・あ。
[白衣を揺らした内側の水音に覗き込めば――べブシの瓶発見。]
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