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[イレーネの言葉に頷いて]
やっぱりそうよね…いつも宿で済ませるかお客様に招かれるかで、自分で作る機会がなかなかないのよね…
でも、ここに居る間は仕事どころじゃ無さそうだし、少しやってみようかしら…
[アーベルの言葉にも笑って頷く]
そうよね。そしてそんな風に美味しいって言われると、作り甲斐もあると思うし。
[アーベルの台詞にも、ありがとう、と]
挑戦……して、みるのは…いい事だと、思う……
…少し、なら……教えられる、だろう、し…
[仕事、という言葉には僅か首を傾げ]
………そう言えば……歌を、歌うの…だっけ?
…聞いて、みたいな。…嫌で……なければ。
美味しい料理を作れる人は尊敬するな。
美味しいものを食べさせてもらえると嬉しいし。みんなが喜んで食べているのを見るのも楽しいからね。
[少女は自身のくしゃみの音で我に返る]
ああ、ここは空調完備のラボじゃないから。
風邪を引いたら思考力と作業効率の低下を招くから気を付けないといけなかったんだ。
ずっとお花に見入ってしまっていた。今何時だろう?
[少女は人の声がする場所に移動]
―厨房→居間―
─ベアトリーチェの部屋─
[暫く外を見ていたけれど]
[見えるのは銀世界]
[照らすのは月]
[廊下に滑りでて、二階の廊下を奥へと歩む]
[夢遊病者のように歩いた先]
[物置に似た部屋から、屋上へあがる階段を見つけて]
[階段を昇る]
[イレーネの言葉に少し戸惑って]
えぇ、そうね…教えていただけるなら嬉しいけど…
[出来るかしら?と1人呟いて。
歌を聴いてみたいとの言葉に微笑んで]
嫌じゃないわよ?歌うのは好き。
どんな歌がいいかしら?
[少女は居間にくるなり、機械犬に駆け寄った]
んー、やっぱりこの体は処理能力が追い付いてないな。
新しい体を作らないといけないが、材料が……。
自衛団の人に頼んだら、ラボから取り寄せることができるだろうか……。
[機械犬の頭を撫でながらなにやらぶつぶつ]
……そんなに、言う…なら…人参も、食べて欲しいな……?
[からかうような含みを持たせ、青年に言い]
…ああ。私より……もっと、いい先生も…いるし、ね。
[エルザに向けられた言葉は、オトフリートの事を指すのだろう]
[問いには暫し、考え込むように顎に指をあて]
……優しい、歌が…いいな。……雪のように。
[些か、曖昧な注文だったろうか]
[上げ戸を軋ませて押し上げると]
[もったりとした雪の重さが手に伝わった]
[屋上は僅かしかなくて]
[屋根の先端から先端へ歩幅の狭い平らな部分があり]
[すぐ両側はなだらかな傾斜となっていた]
[暖炉の煙突も見えた]
[溶けた雪の上へと足を乗せてそろそろと歩き始める]
[もう一方の端までゆくつもりらしい]
─屋上─
月……
[ぽつり呟いて]
[だんだんと赤くなる足先に構わずに先を目指す]
[自衛団員の頭が屋根の向こうに微かに覗いていた]
[やってきたベアトリーチェに「こんばんは」と声を掛けて]
[雪のように優しい歌…との言葉に少し考え込んで]
…そうね…こういう歌はどうかしら?
[と前置きしてから、ゆっくりと歌いだす。
緩やかなメゾソプラノの声が居間に広がっていく]
[見知らぬ青年に名前を呼ばれて、びくりとする少女。
無意識のうちに機械犬をぎゅっと抱き締めている]
……あなた、誰?
[ものすごく警戒心丸出し]
[眼前に見える月に両手を指し伸ばしながら歩く]
[屋根先まで来るとそこは丁度玄関らしく]
[ハインリヒの姿が下にある]
[爪先が屋根から雪を少しだけ落とした]
[彼は、ベアトリーチェの警戒心には気付かない様子で、にこにこ笑う]
僕はアーベル。よろしくねベアトリーチェ。
ご飯食べなよ。イレーネが作ってくれたんだ。とっても美味しいよ?
[頭を撫でると反発する様子に、やはり楽しそうに笑って]
まぁ、だんだんと食べていけば良いと思いますけどね。
また悪化させたら……
[言葉をくぎる。おしてしるべし、ということらしい]
[イレーネの「食事は大丈夫?」の返事かと思うくらい見事なタイミングで、少女のお腹がきゅるると鳴った]
……大丈夫じゃない。
体が栄養不足の警報を鳴らしている。
[そして少女は初めて気付く。辺り一面漂う心地よい匂いに]
女の人って、こういう時結託するよねー。
[ニンジンのことでからかわれるのは慣れているのか、エルザの言葉に諦めたように溜め息をついて。次の瞬間、その同じ唇から紡がれる美しい歌声に、彼は声も無く聞きほれる]
……笑うな。
[何となく不機嫌な口調で、ぽつりと]
まあ、そうするさ……このままじゃ、多分好物も受け付けんからな。
それだけは避けたい。
[結構真剣だが、それは、途切れた言葉のプレッシャーから逃れるためのものかも知れない]
[緩やかに歌い続けていたそれも終わりに近付き。
すぅ、っと消え入るような余韻を残して歌い終えれば優雅に一礼して]
…喜んでいただけたら嬉しいのだけど。
[そういって少し恥らうように笑った]
……綺麗な、声………
[ふわり、エルザに微笑みかけ]
[隣に座ったベアトリーチェを見れば、彼女の分の食事も用意して]
「お腹がすいた」……と、いうこと……、だね。
[それから、少女のアーベルに対する様子に、ちらと彼を見遣り]
…そう、警戒……しなくても。…彼は、いい人……だと、思うよ。
………人参嫌い、だけど。
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